海外遠征
  大会概要
 
大会名 第8回国際親善サッカー大会 アブゥドラ アルファイサル プリンスカップ
"International Friendship Football Tournament
 H.R.H. Prince Abdullah Al-Faisal Cup"
開催地 サウジアラビア王国 アブハ
開催期間 2004年8月10日(火)~24日(水)
大会方式 10チームを2グループに分けて総当りの予選ラウンドを実施
各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出
参加チーム
Aグループ Bグループ
アル・ナスル(サウジアラビア) 日本フットボールリーグ選抜(日本)
アメリカ・デ・カリ(コロンビア) アル・イテハド(サウジアラビア)
ラジャクラブ(モロッコ) ジョモ・コスモス(南アフリカ) 
アル・アリ(サウジアラビア) アル・ヒラル(サウジアラビア)
アル・シャバブ(サウジアラビア) CSスファクシャン(チェニジア)
  メンバー
 
スタッフ
役職 氏 名 Name 所属
団長 山野井 暉 Akira YAMANOI 栃木SC
オフィシャル 藤田 一郎 Ichiro FUJITA 日本サッカー協会
総務 加藤 桂三 Keizo KATO 日本フットボールリーグ
主務 森川 晃 Akira MORIKAWA 西鉄旅行
監督 田中 真二 Shinji TANAKA 大塚製薬
コーチ 安間 貴義 Tskayoshi AMMA Honda FC
ドクター 森 孝久 Takahisa MORI 松山赤十字病院
トレーナー 縄田 健司 Kenji NAWATA なのはな整骨院
 
選手
Pos. No. 氏 名 Name 身長 体重 生年月日(年齢) 所属チーム
GK 1 川北 裕介 Yusuke KAWAKITA 184 80 1982/05/14 (26) 大塚製薬
DF 2 三本菅 崇 Takashi SAMBONSUGE 181 75 1982/06/06 (26) 群馬FCホリコシ
DF 3 石川 裕司 Yuji ISHIKAWA 181 71 1983/07/03 (25) 大塚製薬
DF 4 石井 雅之 Masayuki ISHII 182 73 1982/06/21 (26) Honda FC
DF 5 安部 裕之 Hiroyuki ABE 177 71 1983/07/26 (25) Honda FC
DF 6 加藤 寿一 Toshikazu KATO 181 73 1985/05/29 (23) ザスパ草津
MF 7 横山 寛真 Nobumasa YOKOYAMA 173 64 1983/01/11 (25) 栃木SC
MF 8 筒井 紀章 Noriaki TSUTSUI 172 67 1980/08/16 (27) 大塚製薬
MF 9 川崎 元気 Motoki KAWASAKI 182 72 1983/02/03 (25) アローズ北陸
MF 10 濱岡 和久 Kazuhisa HAMAOKA 165 61 1985/03/01 (23) 愛媛FC
MF 11 宇留野 純 Jun URUNO 174 67 1983/10/24 (24) Honda FC
MF 12 増田 勝文 Katsufumi MASUDA 177 73 1983/05/30 (25) Honda FC
MF 13 堀田 利明 Toshiaki HOTTA 177 71 1979/04/30 (29) 栃木SC
MF 14 石川 裕之 Hiroyuki ISHIKAWA 166 57 1983/01/22 (25) 栃木SC
MF 15 佐田 聡太郎 Sotaro SADA 175 65 1988/03/19 (20) ザスパ草津
MF 16 寺田 武史 Takeshi TERADA 172 62 1984/03/22 (24) ザスパ草津
MF 17 小山 大樹 Daiki KOYAMA 174 71 1985/01/24 (23) 群馬FCホリコシ
FW 18 大島 康明 Yasuaki OHSHIMA 177 63 1985/09/02 (22) 大塚製薬
FW 19 新田 純也 Junya NITTA 180 73 1982/06/14 (26) Honda FC
FW 20 松永 一慶 Kazuyoshi MATSUNAGA 190 90 1981/11/14 (26) 栃木SC
FW 21 北川 佳男 Yoshio KITAGAWA 176 76 1982/08/22 (25) アローズ北陸
GK 22 小島 伸幸 Nobuyuki KOJIMA 187 85 1970/01/18 (38) ザスパ草津
  ※年齢は、2004/8/10現在
  大会概要
 
 
Aグループ
8/10 17:30 アル・シャバブ 0 - 1 アメリカ・デ・カリ  
20:30 アル・アリ 0 - 1 ラジャクラブ  
8/12 17:50 アメリカ・デ・カリ 1 - 0 ラジャクラブ  
20:00 アル・ナスル 1 - 2 アル・シャバブ  
8/15 17:50 アル・シャバブ 1 - 1 ラジャクラブ  
20:40 アル・アリ 1 - 1 アル・ナスル  
8/17 17:50 アル・ナスル 3 - 4 ラジャクラブ  
20:40 アル・アリ 1 - 4 アメリカ・デ・カリ  
8/19 17:50 アル・ナスル 5 - 2 アメリカ・デ・カリ  
20:40 アル・アリ 1 - 0 アル・シャバブ  
 
Bグループ
8/11 17:50 ジョモ・コスモス 0 - 0 アル・ヒラル  
20:40 アル・イテハド 1 - 1 CSスファクシャン  
8/13 17:50 JFL選抜 2 - 1 CSスファクシャン 【試合結果(PDF)】
20:40 アル・イテハド 0 - 1 ジョモ・コスモス  
8/16 17:50 ジョモ・コスモス 2 - 0 CSスファクシャン  
20:40 JFL選抜 0 - 1 アル・ヒラル 【試合結果(PDF)】
8/18 17:50 ジョモ・コスモス 1 - 0 JFL選抜 【試合結果(PDF)】
20:40 アル・イテハド 3 - 2 アル・ヒラル  
8/20 17:50 アル・ヒラル 1 - 2 CSスファクシャン  
20:40 アル・イテハド 0 - 0 JFL選抜 【試合結果(PDF)】
 
準決勝
8/22 17:50 アメリカ・デ・カリ 4 - 1 アル・イテハド  
20:40 ジョモ・コスモス 0 - 1 ラジャクラブ  
 

決勝

8/22 17:50 アメリカ・デ・カリ 1 - 2 ラジャクラブ  
  ※キックオフは現地時間
  大会概要
 
【第1戦】JFL選抜 2-1 CSスファクシャン(チェニジア)
 第1戦 CSスファクシャン戦は、8月13日(金)17:50(日本時間23:50)より行われました。第1戦ということで少し硬い立ち上がり、前半6分相手に先制点を許す。10番N.Abdelkusiのスルーパスに反応した7番D.Rassemが抜け出し右から決める。その後も相手のサイド攻撃からピンチを招くものの追加点を許すことなくゴール前で冷静に守る。同点に追いついたのは34分、右サイドからの攻撃に対し相手DFのクリアボールが宇留野純(Honda FC)に触れ、そのこぼれ球を増田勝文(Honda FC)が豪快に蹴り込み追いつく。後半に入り除々に落ち着きを見せるJFL選抜は、67分 宇留野純のスルーパスを左サイドから切れ込んだ濱岡和久(愛媛FC)が冷静に決めて逆転。リードを奪われたスファクシャンは、その後猛攻を見せるがGK小島伸幸(ザスパ草津)が決定機に幾度もファィンセーブ。相手に得点を許すことなく終了。JFL選抜が2-1で勝利を収め幸先よいスタートを切りました。マン・オブ・ザ・マッチに小島伸幸が選ばれた。
 田中監督の試合後コメント 「前評判では、このグループで一番強いという噂を聞いていたので勝利できたことは素直にうれしい。選手個々の技術等では相手が上であったと思うが、初めてこのチームで試合を行い除々にまとまりを見せ、戦う姿勢を崩さず良い試合をできた。」




 
【第2戦】JFL選抜 0-1 アル・ヒラル(サウジアラビア)
第2戦 アル・ヒラル戦は、8月16日(月)20:40(日本時間 17日2:40)より行われました。アル・ヒラルは代表選手が今大会に参加していないが、その力は日本でも知られ、過去のアジアのカップ戦等でJリーグのチームが苦しめられた強豪チームである。
 試合は立ち上がりからロングボールを前線に供給し、JFL守備陣の裏をつくアル・ヒラルに対し、JFLもサイドを起点に攻め込みシュートを放つ。両チーム得点無く前半を終了。後半に入ると地元サポーターの声援を受けアル・ヒラルにエンジンがかかる。50分過ぎには失点のピンチとなるが粘り強く守り、攻撃陣もMF川崎元気(アローズ北陸)が再三シュートを放つものの得点にはいたらず、アル・ヒラルがやや優勢に試合を運び時間は流れる。このまま試合は終了かと思われた89分、アル・ヒラルはJFLの選手交代の隙を突き、右サイドからのクロスボールを交代出場のM.Al-Farrajが決める。これが決勝点となりJFLは0-1で惜敗。




 
【第3戦】JFL選抜 0-1 ジョモ・コスモス(南アフリカ)
 第3戦 ジョモ・コスモス戦は、8月18日(水)17:50(日本時間23:50)より行われました。現在Bグループ首位のジョモ・コスモスは、ここまで3戦で1失点と守備の堅いチーム。このチームから先制点が欲しいJFLは前半は立ち上がりから積極的に攻撃に出る。しかし、先取点はジョモ・コスモス。前がかりのJFL守備の裏をつき、一瞬ラインが乱れたところでGK小島伸幸(ザスパ草津)の頭越しに決められる。その後もジョモ・コスモスが優勢に進め、41分にはペナルティーエリア内でDFが相手FWを倒したと判定されジョモ・コスモスにPKが与えられる。しかし、このPKをジョモ・コスモスS.Clintが枠外に外し、0-1のまま前半終了。この試合が引き分けでも決勝トーナメント進出を決めるジョモ・コスモスは、後半に入るとラインを下げて守備を固めるいつもの作戦に出る。JFLはサイドから攻撃を仕掛けるがなかなか決定機が作れない。77分には長身FW松永一慶(栃木SC)を投入し突破口を見出すが、相手の固い守りに最後までゴールを挙げることができずに試合終了。



 
【第4戦】JFL選抜 0-0 アル・イテハド(サウジアラビア)
 第1試合でアル・ヒラルが敗れたため、この試合の勝利チームが準決勝進出。引き分けの場合はアル・イテハドが準決勝進出となる。JFLが勝利すると地元サウジアラビアのチームが全て敗退するという状況に、審判も含めた厳しい戦いになると予想された。
 試合は、JFLは立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛け優勢に試合を進める。アル・イテハドに体の大きな選手が少ないということもあり、長身のFW松永位一慶(栃木SC)の頭を生かした攻撃で相手ゴールに迫るが、前半は両チーム得点なく終了。後半開始直後、JFLは得点決定機をつかむが惜しくも逃す。時折アル・イテハド攻撃陣もJFLゴールに近づくが、ほとんどピンチらしいシーンはなくJFLがゲームを支配する。どうしても得点が欲しいJFLはその後も攻め続けるが、接触プレーに笛を鳴らし続ける主審に31回ものファウルを取られ、結局最後まで得点を挙げることができず0-0の引き分けに終わる。
 この結果JFL選抜の予選ラウンド敗退が決まった。