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第26回日本フットボールリーグ 第7節プレビュー

 第26回日本フットボールリーグ第7節が4月27日(土)に2試合、28日(日)に4試合、29日(月・祝)に2試合が開催される。

 27日はブリオベッカ浦安とアトレチコ鈴鹿の対戦が「D1秋津」で開催。第5節で今季初勝利も第6節では今季最多失点で敗れた浦安。但し先週の天皇杯予選では地域リーグチームに無失点で勝ち本戦を決めた勢いでホームでの連勝を目指す。鈴鹿の早いFW陣を如何にして抑えるか?セットプレーのチャンスでは確実にゴールを決めたいところだ。前節で連敗を止めたものの3試合連続ゴールのない鈴鹿。先週の天皇杯予選でも(準決勝:四日市大学戦)1ゴールのみと物足りなさも感じる。それでも直近2試合は無失点で抑えており守備面では改善が見られるか?それでも浦安のセットプレーやサイドからの仕掛けには注意したい。攻撃面では積極的にシュートを放ちたいところか?

 FCマルヤス岡崎とラインメール青森の対戦は「CSア港」で開催。開幕以来勝利のないマルヤス。特に4試合連続2失点の守備に不安を残す。青森のカウンターには警戒したいところか?攻撃面では前節今季初の無得点。それでも攻撃面では好調なベテラン勢を中心に期待したいところだ。前節は前半早い段階で退場者を出すも追いついて勝点を確保した青森。守備面では大崩れはないがマルヤスの空中戦には警戒したい。攻撃面では今後上位進出の為には複数ゴールも必要になってくる。今節こそは序盤から積極的に仕掛けていきたいところか? 1点を争うというよりは複数ゴールを期待したい試合だ。

 28日は高知ユナイテッドSCとHonda FCの対戦が「春野陸」で開催。首位を独走する高知が昨年の王者相手にも連勝を伸ばすことができるか?という点に注目が集まるこの試合。前半序盤から仕掛けてきそうなHondaに対し高知としては前半しっかり守りたいところか?6試合で5試合は無失点の堅守の高知に対し前節今季初の複数ゴールのHondaが左サイドを起点にゴール前では人数をかけゴールなるか?それに対し高知としてはセカンドボールをしっかり奪いカウンターに結びつけたいところか?この結果が今後のリーグ戦の流れを予想できるといっても過言でないこの試合。まず先制点をどちらが決めるか注目したい。

 ヴィアティン三重と横河武蔵野FCの対戦は「ラピスタ」で開催。先週の天皇杯予選では共に3ゴールを決め快勝、リーグ戦でも攻撃面ではFW陣が好調で昨年に比べ得点も多い。但し失点が6試合で8失点が示すとおり高知やHondaの2失点と比べると多いのが気になるところ。上位で争うためには守備面での対策が必要かもしれない。但し共にカウンターからのゴールも多くミスやセカンドボールの対処によってゴールに結びつくことになるかもしれない。1点を争うというよりは多くのゴールシーンを期待したい試合。勝敗の鍵は両GKが握っているかもしれない。

 クリアソン新宿とソニー仙台FCの対戦は「味フィ西」で開催。今季は黒星先行同士の対戦となっているこの試合。新宿は直近のリーグ戦は2試合連続無失点と守備が安定してきており、あとは攻撃陣の奮起に期待したいところか?逆に2試合連続無得点で黒星先行となったソニーとしては第4節でハットトリックを決めた山田晋平等3人のFW陣に期待がかかる。守備面では前節の高知戦ではPKとカウンターからの失点で今回は新宿のカウンターには注意したいところか?新宿としてもソニーのサイド攻撃には警戒したい。サイドからの仕掛けが多いチーム同士の対戦。サイドの攻防を制するのはどちらか?

 ミネベアミツミFCとヴェルスパ大分の対戦は「宮崎市」で開催。前節はHonda相手に3失点で敗れ、先週の天皇杯予選では地域リーグチームに4失点で敗れるなど守備面で不安を残して臨むミネベア。相手のV大分が前半から積極的に仕掛けてくることが予想されるだけに今回は前半しっかり守り無失点で折り返したいところか?攻撃面でも直近のリーグ戦2試合はゴールなし。それでも先週の天皇杯予選では今季初の複数ゴールを決めており、得意とする前線へのロングボールからゴールに結びつけたいところだ。V大分も今季は未だに1勝のみと結果に結びつかない試合が続く。前節でも3失点で敗れており今節は相手のカウンターやセットプレー対策をしっかりして臨みたい。シュート数は多いだけに今節も複数のゴールを期待したいところか?

 29日(月・祝)はFCティアモ枚方とレイラック滋賀の対戦が「ヤンマースタ」で開催。3年ぶりの「ヤンマースタ」での開催となる枚方。先週の天皇杯予選では大学生に敗れたがリーグ戦はHonda、V大分相手に連勝で白星先行。バジルを含め好調の攻撃陣に加え先週の天皇杯予選では森本ヒマンが2ゴールを決めているのは今後に向けて明るい兆し。但し相手の攻撃陣も強力なことからまずはしっかり守って行きたいところか?アウェイの滋賀だが近県でスタジアムの規模も大きく今回は多くのサポーターが会場入りしホームのような雰囲気を作るかもしれない。先週の天皇杯予選では地域リーグチームに苦戦するものの無失点での勝利、前節のマルヤス戦でも2-0で勝利と守備は安定してきており枚方の強力なFW陣を如何にして抑えるか注目したいところだ、

 沖縄SVと栃木シティの対戦は「タピスタ」で開催。未だ無敗で2位をキープする沖縄に対し前節は勝って星を五分に戻した栃木C。沖縄は高知に続く得点数で全6試合ゴールを決めており先週の天皇杯予選でも力の差があるとはいえ地域リーグチーム相手に7ゴールを決め今節も多くのゴールシーンを期待したいところだが守備面ではリーグ戦直近4試合で7失点と守備面では不安を残す。栃木Cの粘り強い攻撃に対し如何にして守るか注目したい。栃木Cにとしては沖縄のスピードのある攻撃陣を如何にして抑えるかに加え気温差との戦いも課題となりそうだ。コンディション面でもしっかり準備して臨みたい。

 先週は天皇杯予選週間でリーグ戦は休み。例年の変則日程を含め今季はGW中に2節リーグ戦が組まれており移動も含めコンディションの調整が難しい中で勝点を積み重ねるのはどこか?このあたりに注目したい第7節だ。