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第26回日本フットボールリーグ 第19節プレビュー

 第26回日本フットボールリーグ第19節が9月7日(土)に4試合、9月8日(日)に4試合が開催される。
※第9節のホーム&アウェイが逆の対戦カード

 7日はソニー仙台FCと沖縄SVの対戦が「ユアスタ」で開催。連敗中のソニーに対し先週は台風で中止の沖縄。共に第16節以来の勝利を目指す。ソニーとしては前回の対戦では開始早々に先制しながらもその後3失点で敗れたことから今回はホームで借りを返したいところ。沖縄は前半序盤から相手陣内にプレスをかけてくることが予想されることから、ソニーとしては自陣でのミスには注意したい。攻撃面では得意のサイドからの仕掛けを多用しゴール前で人数をかけて詰めていきたい。沖縄は新戦力の出場はあるか?夏季中断前は失点が多くなったことから今回守備面の立て直しがどこまでできているか注目したい。今回も1点を争うというよりは多くのゴールシーンが見られるか?

 ヴェルスパ大分とクリアソン新宿の対戦は「レゾサA」で開催。前節は首位の高知に勝ち首位相手に今季2戦2勝としたV大分。現在3連勝中の勢いに今週から元日本代表の金崎夢生が合流。ベンチ入りするかは未定だが彼の経験がチームの上昇に繋げていくか注目したい。攻撃面では今節から前半序盤から積極的に仕掛け先制し優位に進めたいところか?逆に4連敗中で最下位の新宿としては前回の対戦で引き分けだった相手に悪い流れを止めたいところ。そしてこの試合では終了間際までリードしていただけに今回は逃げ切りたいところ。まずは前半無失点で折り返せるか?サイドの攻防が鍵を握りそうな試合。スピードを活かして結果を出すのはどちらか?

 Honda FCとブリオベッカ浦安の対戦は「都田」で開催。前節久々の勝利で今後の巻き返しに期待がかかる昨年の覇者Honda。終盤途中から出場した選手が結果を出したが今節こそはスタメンのFW陣が前半から積極的に仕掛け先制点を決めて欲しいところか?今回は攻撃陣が調子を上げてきている浦安だけに守備の時間も増えるかもしれないが逆にカウンターのチャンスも増えるか?4連勝で順位を上げてきた浦安。昨年の再現に近い状態で来季からのJ3入会を目指すチームにとっては怖い存在になってきた。前回の対戦では0-1で敗れただけに借りを返せるか?前節2ゴールを決めた峯優斗には今節も注目が集まりそうだ。

 栃木シティとラインメール青森の対戦は「CFS」で開催。前節は台風の影響で中止。夏季中断開け初戦ということもあり新戦力の投入も含めメンバー構成が気になる栃木C。猛暑の影響もありそうな試合で時間配分含め後半の戦い方が鍵となるか?逆に前節は昼間の試合で4ゴールを決め快勝の青森。2ゴールを決めた村上弘有、ベッサには今節も注目が集まりそうだ。逆に栃木Cとしては前回の対戦でもベッサに2ゴールを決められておりベッサ対策が守備の課題となるかもしれない。青森にとってはCFSでの試合は初。完全アウェイに近い圧迫感のあるスタジアムの雰囲気に如何にして対応するかにも注目したいところだ。

 8日はFCティアモ枚方とミネベアミツミFCの対戦が「たまりく」で開催。前節は台風の影響で中止。今年は夏季中断期間中の新戦力の補強はなかった枚方。直近4試合は勝利がなく一時期の2位から現在は9位まで順位を落として来ているだけに今回のメンバー構成には注目したいところか?相手が前半から積極的にボールを入れてくることが予想されることからまずはしっかり守ってカウンター狙いとなるか?前節は大脇瑞城、杉田達哉の二人の攻撃の中心選手が出場停止で前半から攻撃面で精彩を欠き3失点で敗れミネベア。今節は得意のロングボールからの仕掛けやセットプレーのチャンスを掴みゴールを狙いたい。終盤の守りには課題を残すが前回の対戦では敗れたもののシュート数では上回っており積極的な仕掛けを見たいところか?前回は1点を争う展開だったが今回は多くのゴールシーンが見られるか?

 レイラック滋賀と高知ユナイテッドSCの対戦は「東近江」で開催。角田誠監督就任後は2連勝で浮上を狙う滋賀。8月24日の第15節の再試合では攻撃面では不安を残したが前節は二桁シュートで3ゴールを決め不安を一蹴。2試合連続無失点で守備の立て直しも出来ており前回の対戦で勝った首位の高知相手にも積極的に仕掛け先制点を決め優位に進めれるか期待したい。前半戦ではV大分、滋賀相手に連敗しており、前節ではV大分に敗れた高知としては前半戦での再現にはならないようにしたい。前節は前半のチャンスに決め切れず後半はシュートゼロに終わった攻撃陣の奮起には期待がかかる。サイドからの単調なクロスでは相手に読まれてしまうことから強引な突破も勝利には必要か?セットプレーが鍵を握りそうなこの試合。逆に相手のそのチャンスを与えないことが勝利への鍵かもしれない。

 アトレチコ鈴鹿とヴィアティン三重の対戦は「四日市」で開催。前節は共に台風の影響で中止。夏季中断期間中での新戦力の補強が多かったチーム同士でもあり、まずはメンバー構成に注目が集まる。特に鈴鹿は未知の実力を秘めた外国籍選手にV三重はJFLでも実績のある選手が注目されることになりそうだ。2週連続の対戦となった前回のリーグ戦では天皇杯予選で勝ったV三重が鈴鹿相手に3失点で敗れておりV三重としてはリベンジしたいところ。前回の対戦で立て続けにゴールをきめられた鈴鹿の鈴木翔太と人見拓哉のラインを如何にして止めるか?前半はしっかり守って無失点で折り返したい。新戦力を見た限りでは攻撃面が厚くなったが守備面が気になる鈴鹿。相手のスピードを活かしたドリブル突破からのカウンターには警戒したところか?

 横河武蔵野FCとFCマルヤス岡崎の対戦は「えどりく」で開催。前節は相手に前半から二桁のシュートを放たれ4失点で敗れた武蔵野。後半は無失点で抑えているが、前回の対戦でもマルヤス相手に前半で2失点して敗れていることから今節も前半の守備が課題となりそうだ。まずは前半しっかり守り得意のショートカウンターが活かせる展開に持っていけるか?前節は台風で中止となったマルヤス。夏季中断期間中での戦力補強は1名のみで大幅な戦力補強はなかったことから第17節でHonda相手にスコアレスで引き分けたメンバーからの大きな変更はないか?今節は対戦相手も慎重な立ち上がりになるかもしれないことから前半はボールの主導権を握ることになるか?但し前掛かりに攻めた際のカウンターには警戒したいところだ。

 前節は台風10号の影響による試合中止で6チームが試合なし。このあたりが今節どのように影響するか注目が集まる。まだ残暑が残る中でコンディションを整え勝利を掴むのはどのチームか?また第9節で敗れたチームのリベンジなるか?このあたりに注目が集まりそうな第19節だ。