

シーズン移行に伴い春の特別な大会として開催される2026JFL CUPの開幕戦となる第1節が3月20日(金・祝)に3試合、21日(土)に1試合、22日(日)に4試合が開催される。
東クループでは20日にブリオベッカ浦安・市川と横河武蔵野FCの対戦がJFL初開催となる「浦安」で開催。大会特別ルールとしてJFLでは人工芝での初開催となり浦安市川にとっても念願の地元開催で多くの来場者が見込まれる中、ホームの浦安市川としては昨年のV三重と並んで最少失点の守備が健在か注目したい。前半で先制し後半はしっかり守り切り逃げ切りたいところか?対する武蔵野はここ2年連続ギリギリでのJFL残留を決め今季は第1回大会から参加するチームの一つとして巻き返しをしたいところ。リーグ最多の34名の選手登録がありスタメンにも注目が集まる。また普段から人工芝で練習をしており今回の試合会場でも苦にはしないだろう。昨年の2試合目(第26節)ではほぼ手中に収めた勝利を寸前で逃したこともあり終盤の守備が課題となりそうだ。多くのゴールシーンというよりは1点を争う展開となりそうなオープニングゲームだ。
クリアソン新宿とラインメール青森の対戦は「MUFG国立」で開催。新宿にとっては5年連続6回目の国立開催。過去5戦して勝利は2023年の浦安戦のみ。今回はJFL CUP開幕戦で注目が集まる中で勝利を飾り勢いに乗りたいところ。今季はJやJFLでも実績のある選手が5名入団。彼らの活躍が鍵を握るか?対する青森は初戦が国立開催ということでモチベーションは高まる。積雪の関係で約2か月の高地合宿を終え望む今回。昨年までの主力に加え13人の選手が入団。こちらもJやJFLでも実績のある選手が入団し特に守備面の補強が気になる。この試合も多くのゴールシーンというよりは1点を争う展開が予想され一つのミスが相手の決勝点につながるかもしれない。今回も一万人以上の来場者が予想される中で存在感を見せるのはどちらか?
21日にはY.S.C.C.横浜とアスルクラロ沼津の対戦が「ニッパツ」で開催。一年でのJ3復帰を目指すも現実は厳しく途中で監督交代があるなど13位でのJFL残留となったYSCC。今季は三枝寛和新監督を迎えその采配に注目が集まる。メンバーの半分近くが入れ替わって若い選手が多くなりスタメンにも注目が集まりそうだ。対する沼津は昨年のJ3での活動から今季はJFLでの活動となる。メンバー的には昨年の主力は残留し来年の夏にはJ3復帰を狙いたい。初戦はJ3で何度も試合を経験した会場で対戦相手も含め雰囲気的にもJ3に近い感じで臨める。初戦は出場停止選手もいる中での戦いで、篠田善之新監督の采配に注目が集まる。共に同じ道のりでJFLでの活動になったチーム同士の対戦。先制点が勝敗の鍵を握りそうな試合になりそうだ。
22日にはいわてグルージャ盛岡とボンズ市原の対戦が「いわスタA」で開催。昨年の中心だったベテラン選手の殆どが退団し11名の選手が入団。JFL最少登録数23名で臨む今大会。昨年はヘッドコーチだった菊池利三氏が監督に復帰し平均年齢も大幅に若くなりスタメンに注目が集まるのは勿論のこと戦術にも注目が集まりそうだ。特に昨年は得点王の存在が大きく今季は得点力の面ではどうなるか気になるところだ。対するV市原は昨年の昇格メンバーに加えJFLでの実績のある選手を補強。合計30名の登録での望む今大会。全社大会や全国地域SCLで見せた安定した守備から速い前線の攻撃がJFLで通用するか注目したい。V市原はJFL初戦ということもありボールの主導権はホームの岩手が上回ることが予想されるがV市原が積極的なプレスでボールを奪いカウンターに結びつけるか?
西グループではオープニングゲームとして20日にヴェルスパ大分とFCマルヤス岡崎の対戦がJFL初開催となる「別府実相」で開催。大会特別ルールでの無料試合として開催となるこの競技場はコンパクトで臨場感のあるなか、V大分は今季より田中博監督が指揮を執る。ただし昨年までの主力の多くが残り戦術的にも大きな変更はないか?またJやJFLでも実績のある選手を含む12名が入団。スタメンにも注目が集まる中、昨年課題だった後半の戦い方に注目したい。対するマルヤスは井幡博康監督が今季6年目の采配となる。新しく16名の選手が入団し、スタメンにも注目が集まる中で昨年は2戦2敗でゴールなしの相手に如何にしてゴールを決めるか?また昨年はミスからの失点もあり課題とし克服したいところだ。まずは前半の立ち上がりに注目したい試合だ。
22日にはFCティアモ枚方と沖縄SVの対戦が「たまりく」で開催。昨年の得点王が移籍した枚方だが今季も攻撃陣の多くは残り、相手にとっては脅威になりそうな枚方。前半早めに先制し追加点を決め優位に進めたいところだ。昨年は得点も多かったが失点も多くDFの新入団選手たちが試合に出て活躍できるか期待したい。ダニエル・ブランコ新監督がどのような采配をするかこちらにも注目が集まりそうだ。対する沖縄も前半は爆発的な攻撃力で折り返しまで首位争いをしながらも終盤は失点が多く最終的には8位。こちらも守備ではどのようなメンバー構成になるか注目が集まる。この試合は1点を争うというよりも複数のゴールシーンが期待できそうな試合だ。
ヴィアティン三重とジェイリースFCの対戦は「ベースタ」で開催。毎年補強には注目が集まるものの結果に結びつかなかったV三重。今季も12名の選手が入団。JやJFLでも実績のある選手がいるが果たして結果に結びつくか?今年も最初の対戦相手は位置が違うものの新入会チームを迎える。地域からのチームとはいえ、プロ選手も多く油断は禁物。それでもJFLの先輩としては先制して優位に進めたいところだ。JFLデビュー戦となるJリース。昨年の主力メンバーは残り新たに11名の選手が入団。JやJFLでも実績のある選手の他に新卒の選手が即戦力になるか注目したい。チャンスがあれば積極的に仕掛けそうだが前がかりに攻めた際の相手のカウンターには警戒したい。
ミネベアミツミFCとHonda FCの対戦は「宮崎県」で開催。多くの選手が退団したミネベアだが13名の選手が新たに入団。例年新卒の選手が殆どだったが、今季はJやJFLでの実績のある選手も多く入団し、開幕前の練習試合でも調子がよく2月のHonda FCとの練習試合で勝利するなどこの開幕に向けてしっかり調整してきた。より攻撃的なサッカーになった感もあるが例年課題としている後半の守備面は気になるところだ。JFLの顔としても長年活躍した鈴木雄也が引退し新卒のベストイレブン2名も移籍したHonda。新たに6人の新卒選手が入団。彼らがスタメンに入ってくるか注目したい。例年スタートダッシュとはならず調子を徐々に上げていくHondaだが7試合の短期決戦で結果を出せるか?この試合は1点を争うというよりは、複数ゴールが見られるかもしれない。
今大会の特別ルールである引き分けなしのPK戦による決着や90分での勝利は勝点4が与えられるなどリーグ戦とは違いより攻撃的な内容が成績につながりそうな今大会。各グループ7試合の短期決戦では大きな鍵を握りそうな開幕戦(第1節)だ。
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