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第13回JFL前期第1節「今季の来場者49万人突破、町田は3位!」 2011/12/12

 今季最終節となる前期第1節は12月10日(土)に2試合、12月11日(日)に6試合と災害復興支援試合1試合が開催された。

 前節で優勝を決めたSAGAWA SHIGA FCと2位のAC長野パルセイロが「佐川守山」で対戦。SAGAWAは後半に2ゴールを決め2-1で勝利。有終の美を飾る。長野は1点を返すがSAGAWA相手に2戦2敗となった。

 引き分け以上で4位以内(3位)となるJ準加盟の町田ゼルビアは同じくJ準加盟のカマタマーレ讃岐と「町田」で対戦。町田は前半、後半に1点ずつを決め2-0で勝利。2年連続で3位となった。讃岐は途中退場者を出したが数的不利を感じさせないプレーで町田ゴールに迫ったが無得点で敗れた。
 
 4位以内を争うV・ファーレン長崎はジェフリザーブズと「島原陸」で対戦。長崎は前半に3ゴールを決め3-1で折り返したがジェフは終盤に2ゴールを決め3-3の引き分けに持ち込んだ。

 その他では10日に横河武蔵野FCとツエーゲン金沢が「夢の島」で対戦。共に攻撃的なサッカーで3ゴールずつを決め3-3の引き分け。勝点1ずつを分け合った。

 11日はHonda FCとアルテ高崎は「都田」で対戦。1-1で迎えた88分にHondaの川島大樹がこの日2点目となるゴールを決め勝利、今季は6位でシーズンを終えた。

 佐川印刷SCと栃木ウーヴァFCは「西京極」で対戦。佐川印刷が前半1点リードで折り返すが後半栃木は58分、81分に決め逆転勝利。栃木は10位まで順位を上げた。

 ブラウブリッツ秋田とホンダロックSCは「秋田陸」で対戦。ロックは前半38分に首藤啓祐が決めて1点リードで折り返すと後半にも2点を追加しロックが勝利。秋田の松田正俊が20得点で得点王。

 FC琉球とMIOびわこ草津は「沖縄市陸」で対戦。最近攻撃が好調なびわこが前半と後半に2ゴールずつを決め快勝。琉球は1点を返すにとどまり最後に4連敗でシーズン終了。

 災害復興支援試合として松本山雅FCとソニー仙台FCが「松本球」で対戦。この試合でも11,956人が来場。結果はソニーが3ゴールを決め完封勝利。

 これで第13回のJFLは全ての試合が終了。今季はSAGAWAが2年ぶり3度目の優勝、そしてフェアプレー賞も受賞。更に5年連続「異議の警告」が「ゼロ」という快挙も達成。新入会の長野が2位と大健闘。同じく新入会のカマタマーレ讃岐は11位。東日本大震災の影響からリーグ戦途中参加のソニーは18位。残念ながら今季でJFLを退会するジェフは17位となった。

 またJへの昇格争いでは、終盤まで接戦となり町田が3位、松本が4位となりJリーグ理事会の結果を待つ。松本の今季平均入場者数(震災試合含む)は7,461人となり自らのJFL記録更新。

 そして来季のJFLは16日の理事会で承認された新チームを迎え2012年3月に開幕する。


■桑原勝義 理事長のコメント
 「13年目を迎えましたJFLも本日無事終了いたしました。今季は大混戦の中、SAGAWA SHIGA FCが2年ぶり3度目の優勝を決めました。チーム関係者の皆様、そして応援いただきました支援者やサポーターの皆様、優勝おめでとうございます。この優勝に向けてご尽力いただきました皆様方に心よりお祝い申し上げます。今後もJFL並びにアマチュアチームの頂点としての役割を担っていただくことは勿論のこと、日本サッカー界の若い世代の目標となって頂くことを願います。
 今季は過去最高の496,206人の方にご来場いただきました。これもJFLを応援して頂きましたサポーターの皆様やスポンサー、報道関係者の皆様の支援並びにチームを支えていただきました多くの関係者のご尽力の賜物と存じ、心より御礼申し上げます。14年目を迎える来季のJFLはまた新たなチームを加えて来年の3月中旬に開幕の予定です。ぜひご期待ください。」