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第15回JFL第17節「福島ユナイテッドFCが逆転勝利、第93回天皇杯のJFLシードはカマタマーレ讃岐が獲得!」

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第17節 福島ユナイテッドFC vs 藤枝MYFC(2013/6/23) より

 第17節は6月22日(土)に3試合、23日(日)に6試合が開催された。

 22日ソニー仙台FCと横河武蔵野FCが「七ヶ浜」で対戦。前半はやや武蔵野優位もスコアレス。後半は優位に攻めるソニーが69分に大瀧義史のフリーキックから瀬田貴仁が頭で合わせこれが決勝点となりソニーが4連勝。武蔵野は後半シュート数1本に終わるなど攻撃面で精彩を欠き敗れた。

 HOYO大分と佐川印刷SCは「大分佐伯」で対戦。前半は佐川印刷が優位に攻めるもスコアレス。後半は攻守の入れ替えが早い展開となり、互いに再三決定的なチャンスを作るが共に決めることができずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ツエーゲン金沢とMIOびわこ滋賀は「津幡」で対戦。前半10分にMIOは山道雅大が決め先制し前半を折り返す、後半金沢は63分、83分と立て続けに決め逆転。86分にMIOは同点に追いつくが終了間際に石舘靖樹が決めこれが決勝点となりシーソーゲームを制した。

 23日はブラウブリッツ秋田とFC琉球は「仁賀保」で対戦。前半優位に攻める秋田が19分に右コーナーキックから三好洋央が頭で決め先制、37分には半田武嗣が決め2-0で折り返す。後半やや優位に攻める琉球は73分にリンタロウが決め、更に終了間際に我那覇和樹が決め引き分けに持ち込んだ。

 ホンダロックSCとY.S.C.C.が「宮崎市」で対戦。前半はややロック優位の展開もスコアレスで折り返す。後半はYSCC優位の展開もチャンスに決めることが出来ず、ロックも少ないチャンスを生かすことが出来ずスコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。

 栃木ウーヴァFCとHonda FCは「足利市陸」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは39分に伊賀貴一が決め先制し前半を折り返すと後半も59分に香川大樹、82分に伊賀がこの日2点目となるゴールを決め3連勝。逆に栃木は3連敗となった。

 SC相模原とカマタマーレ讃岐は「相模原」で対戦。前半は共にシュートも少なくスコアレスで折り返すと後半は84分に讃岐が直接フリーキックからボールを細かくつなぎ最後は野口遼大が決めこれが決勝点となり讃岐が勝利、町田と長野の結果を待つことに。相模原は今季2度目の連敗となった。

 福島ユナイテッドFCと藤枝MYFCはJFL初開催となる「田村陸」で対戦。前半スコアレスで折り返すと59分に右からのクロスに橋本巧が頭で合わせ先制。しかし福島は66分にペナルティーキックを決め追いつくと71分に白井康介が右の角度のないところから豪快に蹴りこみこれが決勝点で7試合ぶりの勝利。

 FC町田ゼルビアとAC長野パルセイロは「町田」で対戦。讃岐が勝利したことで共に大量得点での勝利が天皇杯シード獲得のために必要になったこの試合。前半はスコアレスで折り返すと後半は長野のゴールラッシュ。54分と56分に宇野沢祐次、75分に川邊裕紀、終了間際に藤田信が決め4ゴールで勝利も2得点及ばず。町田は今季2度目の4失点で開幕以来の完封負け。

 この結果、讃岐が前半を終えて首位となり第93回天皇杯のJFLシード権を獲得した。

 次節(第18節)は6月29日(土)に1試合、30日(日)に8試合が開催される。