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第15回JFL第32節「2年連続準優勝のAC長野パルセイロが3度目の挑戦でついに初栄冠!」

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第32節 AC長野パルセイロ vs ブラウブリッツ秋田(2013/11/10) より

 第32節は11月9日(土)に1試合、10日(日)に8試合が開催された。

 10日(日)は優勝争いをする二つのチーム、AC長野パルセイロはブラウブリッツ秋田とホーム「佐久」で、カマタマーレ讃岐はソニー仙台FCとアウェイで「七ヶ浜」で13時に同時に試合開始。

 長野と秋田は前半、共に決定的なチャンスが少なくスコアレスで折り返す。一方のソニーと讃岐の試合も同様に共に決定的なチャンスが少なくスコアレスで折り返す。
 長野は後半に入って57分、西口諒が決め先制。その後も長野が追加点を狙って攻めるが追加点ならず。逆に77分、82分と立て続けにイエローカード2枚による退場者を出し二人少ない状況に。

 一方「七ヶ浜」会場ではソニーがこちらも同じく57分に山田佑介がFKからのボールに直接合わせ先制する。讃岐も選手交代で流れを掴みたいところだ、この日のシュート数ソニー8本、讃岐3本が示す通り全体的に ソニー優位の展開は変わらず試合はそのまま試合終了。ソニーが1-0で勝利。

 先に讃岐が敗れた情報を知った佐久の会場では、優勝へのカウントダウンが始まったが終了間際に秋田に再三攻め込まれ危ないシーンが続く。それでもこの1点を守りきり試合終了。JFL入会3年目、2年連続準優勝で優勝の逃した長野がついに初栄冠。試合終了後、JFL桑原勝義理事長よりJFL杯が長野の宇野沢祐次主将に授与された。

 ■JFL桑原勝義理事長のコメント
 AC長野パルセイロのチーム関係者の皆様、そして応援いただきました支援者やサポーターの皆様、優勝おめでとうございます。JFL優勝にご尽力いただきました皆様方に心よりお祝い申し上げると共にJFL入会後3年間、常に成績も入場者数でも上位に位置し、リーグを盛り上げていただき感謝しております。今後も地域密着の活動は勿論のこと、全国各地から上を目指すクラブチームのよきお手本として活躍していただくことを願っています。
 そして今後のチームのますますの発展をお祈り申し上げます。

 その他では9日に佐川印刷とFC琉球が「太陽が丘」で対戦。琉球が先制するが佐川印刷はその後3点を返しが逆転で6連勝。琉球も我那覇和樹が決め1点を返すがあと1点及ばす3連敗となった。

 10日はHonda FCと藤枝MYFCは「都田」で対戦。シーソーゲームとなった静岡決戦。2-2で迎えた後半、Hondaは57分にPKを細貝竜太が決めこれが決勝点となりHondaの勝利。

 Y.S.C.C.と横河武蔵野FCは「三ツ沢陸」で対戦。前半で2点リードした武蔵野が後半にも1点追加し3ゴールで勝利。YSCCも終了間際に1点を返すが4試合ぶりの敗戦となった。

 HOYO大分とSC相模原は「大分中津」で対戦。シュート数で圧倒する相模原が83分に森谷佳祐が決めこれが決勝点となり相模原の勝利。HOYOは3試合連続ノーゴールで9連敗となった。

 栃木ウーヴァFCとホンダロックSCは「足利市陸」で対戦。ロックは後半、49分に右からのクロスボールに松瀬拓矢が頭で決めこれが決勝点となり5試合ぶりの勝利。

 福島ユナイテッドFCとMIOびわこ滋賀は「鏡石」で対戦。MIOの攻撃陣が3ゴール。守っても福島の攻撃に体を張った守りで防ぎ完封勝利。福島も再三のチャンスを作ったが決められず敗れた。

 FC町田ゼルビアとツエーゲン金沢は「町田」で対戦。金沢が53分にPKで先制するが町田は58分と86分に大竹隆人が決め逆転勝利。今季町田での最終戦を白星で飾った。

 次節(第33節)は11月17日(日)に全9試合が開催される。