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第18回JFL 1st-S第14節「ヴェルスパ大分が今季ホームで初勝利、1st-S1位決定は次節へ!」


1st-S第14節 ヴェルスパ大分 vs 栃木ウーヴァFC(2016/5/29) より

 第18回日本フットボールリーグ ファーストステージ第14節が5月28日(土)に1試合、29日(日)に7試合が開催された。2位の流経大が引き分け、首位のFC大阪が敗れたため、勝点と得失点差で並び総得点の差で流経大が首位に浮上。FC大阪が2位に後退。そしてこの2チームが次節の最終節で直接対決。流経大は引き分け以上で1位が決定。FC大阪は勝利のみが1位決定の条件となる。

 28日はホンダロックSCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「延岡西階」で対戦。雨の中、前半は流経大が優位に攻め再三チャンスを作るもロックの堅い守りの前に決めることができずスコアレスで折り返す。後半はロックが10本のシュートを放ち流経大ゴールを再三脅かすも決めきれずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。勝点1を加えた流経大は総得点差で首位に浮上した。

 29日はソニー仙台FCとHonda FCはJFL今季最多の4,675人が来場した「味フィ西」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開もスコアレス。後半はまずHondaが54分に右CKからチャンスに宮内啓汰が決め先制するがソニーは55分に右サイドからのロングボールを内野裕太が落ち着いて決めすぐに同点とする。しかしシュート数で上回るHondaは69分に大町将梧がバーの跳ね返りを頭で押し込みこれが決勝点となりHondaが3試合ぶりの勝利。ソニーは6試合勝利なし。

 ヴァンラーレ八戸とブリオベッカ浦安は「五戸陸」で対戦。前半から積極的にシュートを放つ八戸が2点のリードで折り返すと48分には菅井慎也がこぼれ球を押し込み3点のリード。浦安も得点ランキングトップに立つ竹中公基が55分と75分に決め1点差に詰め寄るが八戸は79分に2点目を決めた村上聖弥からのパスを新井山祥智が落ち着いて決めダメ押し。八戸が4-2で7試合ぶりの勝利。

 アスルクラロ沼津とラインメール青森は「富士」で対戦。前半からシュート数で上回る沼津が前半終了間際に右CKからのボールをゴール前で繋ぎ中村亮太が決め先制し折り返す。後半は追加点を狙って優位に攻める沼津は決めきれず。しかし青森の攻撃を守備陣が安定した守りで完封し1-0で勝利。

 奈良クラブと東京武蔵野シティFCは「鴻ノ池」で対戦。2分に武蔵野は相手のこぼれ球を黒須大輔が決め先制。奈良は21分に左からのクロスボールを瀬里康和が頭で決め1-1の同点で折り返す。後半は62分に左サイドのスローインから繋いだボールを黒須が頭で決めこれが決勝点となり武蔵野の勝利。

 FC大阪とファジアーノ岡山ネクストは「J-G堺メイン」で対戦。FC大阪は17分に川西誠がPKを決め先制。岡山Nは23分に直接FKからのボールを山下宏輝が決め同点とする。36分にFC大阪は退場者を出し数位的不利に。38分に岡山Nは藤岡浩介がPKを決め1点リードで折り返す。後半は数位的不利ながらシュート数で上回ったFC大阪は追いつけず敗れ2位に後退。岡山Nは今季2勝目。

 ヴェルスパ大分と栃木ウーヴァFCは「大分佐伯」で対戦。前半は互いに1点ずつを決め折り返す。後半は栃木ウが65分に若林学が決め逆転。しかしV大分は78分に中村真人が左CKからのボールを頭で決め同点。さらに終了間際に河野諒祐がPKを決めこれが決勝点となりV大分がホームで初勝利。

 MIOびわこ滋賀とFCマルヤス岡崎は「東近江」で対戦。前半は滋賀優位の展開も決定機に決めきれず逆にマルヤスは41分に直接FKからのボールを熊澤圭祐が頭で決め先制し折り返す。後半は滋賀の攻撃をマルヤスの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず虎の子の1点を守りきり3連勝。

 次節(ファーストステージ 第15節)は、6月4日(土)に1試合、5日(日)に7試合が開催される。