天皇杯1回戦 ＦＣ岐阜 vs Ｈｏｎｄａ ＦＣ(2016/8/27) より

　第９６回天皇杯全日本サッカー選手権大会の１回戦が８月２７日（土）に開催された。
　ＪＦＬからは８チーム出場し２チームが勝利し次週の２回戦へ駒を進めた。

■１回戦の結果
※【 】は、マッチナンバー、得点後の(　　)は背番号


【１】１８：００　とりぎんバードスタジアム（とりスタ）
ガイナーレ鳥取（鳥取県）　５　－　０　　ファジアーノ岡山ネクスト（岡山県）
（前半　　２－０）
（後半　　３－０）　
失点：５分、２４分、５２分、８５分、８９分

　ファジアーノ岡山ネクストは鳥取県代表でＪ３のガイナーレ鳥取と対戦。前半はシュート数で鳥取が３本、岡山Ｎが２本ながら決定力で勝る鳥取が５分と２４分に宮市剛が決め岡山Ｎは２点ビハインドで折り返す。後半は鳥取が終始優位に進め５２分、８５分、８９分に立て続けに決め計５ゴール。岡山Ｎは後半もシュート２本でゴールを決めることができず０－５で敗れた。


【４】１７：００　栃木県グリーンスタジアム（栃木グ）
栃木ウーヴァＦＣ（栃木県） 　１　－　１　　山梨学院大学オリオンズ（山梨県）
（前半　　０－０）
（後半　　０－０）　
（延長前半　　１－１）
（延長後半　　０－０）
（ＰＫ　　　　３－４）
栃木ウ得点者：９２分（３０）阿部琢久哉
失点：１０５+２分（ＰＫ）

　栃木ウーヴァＦＣは山梨県代表の山梨学院大学オリオンズと対戦。前半はほぼ互角の展開でスコアレスで折り返す。後半は栃木ウが１４本のシュートを放ち猛攻撃。しかし再三の決定機に決めることができず延長戦へ。延長前半の９２分に栃木ウは中央突破から阿部琢久哉が決め先制。しかし延長前半終了間際にオリオンズにＰＫを決められ同点に。延長後半は栃木ウが優位に攻めるも決めることができず１－１で終了、ＰＫ方式へ。栃木ウが２名を外し３－４でオリオンズに敗れた。


【18】１５：００　群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場（群馬サ）
ザスパクサツ群馬（Ｊ２）　１　－　０　ソニー仙台ＦＣ（宮城県）
（前半　　０－０）
（後半　　１－０）　
失点：６４分

　ソニー仙台ＦＣはＪ２のザスパクサツ群馬と対戦。前半はソニーがシュート数で上回るも（群馬６本、ソニー８本）互いに決定機に決めることができずスコアレスで折り返す。後半は群馬優位の展開で６４分にゴール前のパス回しから小牟田洋佑に決められ先制を許す。ソニーもチャンスを作るが群馬の堅い守備の前にゴールならずこのまま試合終了。０－１でソニーは敗れた。


【19】１３：００　東近江布引運動公園陸上競技場【布引グリーンスタジアム】（東近江）
ＭＩＯびわこ滋賀（滋賀県） 　１　－　３　関西学院大学（シード）
（前半　　０－１）
（後半　　１－２）　
滋賀得点者：６１分（１９）大杉誠人
失点：３１分、５８分、６２分

　ＭＩＯびわこ滋賀は昨年のシードの関西学院大学と対戦。前半は滋賀がシュート数で上回るも決めることができず逆に３１分相手の右サイドを起点にした攻撃から先制点を許してしまう。前半は０－１で折り返すと後半は関西学院大学が積極的にシュートを放ち５８分に関西学院大の青木健登にこの日２点目となるゴールを決められてしまう。滋賀も６１分に左ＣＫからのボールを大杉誠人が頭で決め１点を返すが６２分にダメ押しとなるゴールを決められ滋賀は１－３で敗れた。


【25】１３：００　奈良市鴻ノ池陸上競技場（鴻ノ池）
奈良クラブ（奈良県） 　２　－　０　京都産業大学（京都府）
（前半　　２－０）
（後半　　０－０）　
奈良得点者：２８分（８）佐藤和馬、３０分（３３）茂平
　
　奈良クラブは京都代表の京都産業大学と対戦。前半から優位に攻める奈良が２８分にゴール前相手ＧＫのこぼれ球を佐藤和馬が詰め先制、３０分には左からのグラウンダーのパスを茂平が合わせ２点目。前半を２－０のリードで折り返す。後半も優位に攻める奈良だったが追加点はならず。しかし守備面では相手に試合を通じて１本のシュートしか打たせず安定した守りで完封。２－０で勝ち２回戦に駒を進めた。


【30】１３：００　岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウ（長良川球）
ＦＣ岐阜（Ｊ２）　１　－　２　Ｈｏｎｄａ ＦＣ（静岡県）
（前半　　１－１）
（後半　　０－０）　
（延長前半　　０－０）
（延長後半　　０－１）
Ｈｏｎｄａ得点者：１２分（９）大町将悟、１２０+１分（１７）宮内啓汰
失点：１６分

　Ｈｏｎｄａ ＦＣはＪ２のＦＣ岐阜と対戦。敵地の乗り込んだアウェイのＨｏｎｄａが１２分に左サイドからドリブルで切り込んだ中川裕平の放ったシュートがポストにあたり跳ね返りを大町将悟が詰め先制。しかし１６分に岐阜に右ＣＫからのバーの跳ね返りを押しこまれ同点とされ１－１で折り返す。後半は岐阜が積極な攻撃でＨｏｎｄａのゴールを脅かすも守備陣が体を張った守りでゴールを許さず延長線へ。延長前半は互いにチャンスが少なく延長後半戦へ。このままＰＫ戦かと思われた１２０+１分にＨｏｎｄａは右サイドからのグラウンダーのパスを宮内啓汰が合わせ、これが決勝点となりＨｏｎｄａが勝利。今季のＪＦＬ勢ジャイアントキリング第１号となり２回戦に駒を進めた。


【31】１３：００　あきぎんスタジアム（Ａ-スタ）
ブラウブリッツ秋田（秋田県）２　－　０　ヴァンラーレ八戸（青森県）

（前半　　１－０）
（後半　　１－０）　
失点：３２分、５９分

　ヴァンラーレ八戸はＪ３で秋田県代表のブラウブリッツ秋田と対戦。八戸は前半のシュート数が１本のみで秋田の守備をなかなか崩すことができず、逆に秋田は１２分に浦島貴大に決められ０－１のビハインドで折り返す。後半は互いにシュート数３本ずつながらも決め手に勝る秋田が右のショートコーナーからクロスボールを上げ呉大陸二が決め秋田が２点目。八戸は最後まで相手ゴールを揺らすことはなく０－２で敗れた。


【34】１９：３０　沖縄県総合運動公園陸上競技場（沖縄県陸）
ＦＣ琉球（沖縄県）　１　－　０　ホンダロックＳＣ（宮崎県）

（前半　　０－０）
（後半　　１－０）　
失点：９０分

　ホンダロックＳＣはＪ３のＦＣ琉球と対戦。前半はほぼ互角の展開も互いに決定機に決められずスコアレスで折り返す。後半は琉球優位の展開でシュート数で上回るがロックは堅い守りでゴールを割らせず終盤へ。このまま延長戦に突入かと思われた９０分に琉球は縦パスから中央で繋ぎ最後は田中恵太が決めこれが決勝点となりロックは０－１で敗れた。


■ＪＦＬ２チーム、天皇杯２回戦対戦カード
※【 】は、マッチナンバー

◎[９月３日（土）]
【53】１８：００　日立柏サッカー場（柏）
柏レイソル（Ｊ１）　―　奈良クラブ（奈良県）

【56】１６：００　松本平広域公園総合球技場【アルウィン】（松本）
松本山雅ＦＣ（Ｊ２）　―　Ｈｏｎｄａ ＦＣ（静岡県）