「日本フットボールリーグ」（JAPAN FOOTBALL LEAGUE、略称：ＪＦＬ）は、日本サッカーの普及・発展に大きく寄与した「日本サッカーリーグ」(1965～1992年)、「ジャパンフットボールリーグ」(1992～1998年)を受け継いで、1999年春に９チームが参加してスタートしました。
　昨年の第12回ＪＦＬは、18チームが参加し、ホーム＆アウェイの２回戦総当たりリーグ戦によって、全国で熱い戦いが繰り広げられました。

　２年連続５位とあと一歩のところでＪ２入会を逃していた「ガイナーレ鳥取」が開幕当初から粘り強く勝利をものにし、後期第12節にはＪＦＬ参戦10年目にして初の優勝が決定。そして昇格への必要条件を満たし、Ｊリーグ入会を決めました。

　一昨年の優勝チーム「SAGAWA SHIGA FC」は優勝した鳥取には及ばなかったものの安定した試合内容で準優勝。
　「町田ゼルビア」はリーグ最多得点となる71得点を挙げ初の3位入賞を果たしました。
　また、「佐川印刷ＳＣ」が初のフェアプレー賞を獲得しました。
　新入会チームでは「松本山雅ＦＣ」が、第10回大会で記録した「栃木ＳＣ」(現在はJ2）のホームゲーム１試合平均入場者5,048人を上回り、ＪＦＬ史上最多となる5,080人を記録しました。

　第13回の今シーズンは、新たに「カマタマーレ讃岐」（香川県）、「ＡＣ長野パルセイロ」（長野県）の2チームが加わります。
　そして、『ニュースなヤツ 出てこい!!』のキャッチフレーズのもと、18チームが、多くの話題を皆さまに提供できるようなシーズンになることをお約束し、アマチュアサッカーの頂点を目指して戦います。　

　また、今シーズンこそは「年間入場者50万人の達成」に向けて、各チームとも試合以外にもさまざまな工夫を凝らし、スタジアムから「ニュース」を発信していきます。

　ＪＦＬでは企業チーム、Ｊリーグを目指すクラブ、地域のアマチュアクラブと、個性豊かな顔触れがそろっており、選手たちも社会人として、あるいはプロのサッカー選手として、それぞれが最高のパフォーマンスを発揮すべく、日々の練習に真剣に取り組み、試合に臨みます。
　さまざまな人々がかかわり、いろいろなチームがしのぎを削るのがＪＦＬ。そこには、それぞれの“夢”“個性”“絆”があります。サッカーを愛するプレーヤーが、全国やそれぞれの地域に情報を発信できる舞台。ＪＦＬは、そのようなリーグとなることを目指しています。