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第17回JFL 1st-S第2節「奈良クラブがホーム初開催でJFL初勝利!」


1st-S第2節 奈良クラブ vs SP京都FC(2015/3/14) より

 第17回日本フットボールリーグ ファーストステージ第2節が3月14日(土)に2試合、15日(日)に6試合が開催された。

 14日は、奈良クラブとSP京都FCが「鴻ノ池」で対戦。前半はチャンスも少なく互いにシュート数2本ずつだが、1点ずつを決め1-1で折り返す。後半は攻守の切り替えの早い展開も互いに決めることができずにいたが、終盤の87分に奈良は左からのクロスボールを三浦修が決め、これが決勝点となり奈良クラブがホーム初開催でJFL初勝利。昨年準優勝のSP京都が新入会の関西勢相手に連敗。

 流経大ドラゴンズとヴァンラーレ八戸は「龍ケ崎」で対戦。前半は互いにシュートも少なく、スコアレスで折り返す。後半は64分に八戸が右サイドからのグラウンダーのパスに、玉田道歩が直接合わせ2試合連続となるゴールを決める。流経大もチャンスを作るが、決めることができず八戸が逃げ切って勝利。

 15日は、ホンダロックSCとアスルクラロ沼津が「宮崎県」で対戦。前半12分にロックは右コーナーキックから、ゴール前でのクリアボールを諏訪園良平が決め先制し、前半を折返す。後半は54分にロックが右コーナーキックからのボールを、串間雄峰が合わせ2点目。沼津も71分に右コーナーキックからのボールを、西村竜馬が頭で決め1点を返すがそこまで。ロックが1点のリードを守り今季初勝利。沼津は1勝1敗となった。

 ファジアーノ岡山ネクストとヴェルスパ大分が「Cスタ」で対戦。V大分が前半を1点リードで折り返すと、後半開始早々に岡山Nは左サイドからのグラウンダーのパスを小林秀征が決め同点とするが、V大分が60分に中村真人、67分に原一生が決め3ゴールで勝利。岡山Nは連敗。

 MIOびわこ滋賀と横河武蔵野FCは「東近江」で対戦。前半は滋賀が武蔵野のシュートを1本で抑えるなどやや優位な展開ながらも、スコアレスで折り返す。後半もほぼ同様の展開となり、互いに決定的なチャンスが少なくこのまま試合終了。引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 栃木ウーヴァFCとソニー仙台FCは「栃木市」で対戦。栃木ウは前半11分に坪井秀斗、35分に市川稔が決め2点リードで折り返す。後半は、栃木ウが53分に退場者を出し一人少ない状況になると、数的優位のソニーが69分と72分に決め同点に追いつく。その後は栃木ウも83分に安間ム月のゴールで再び勝ち越すが、ソニーは89分に村田純平、90分に有間潤が決め逆転で今季初勝利。

 FC大阪とHonda FCは「ヤンマーフィー」で対戦。前半からシュート数で上回ったHondaだが決めることができず、逆にFC大阪のスピードのある前線の選手の攻撃に苦しむもスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスを作るも決められずにいたが、81分にHondaは右コーナーキックからのボールに最後は香川大樹が頭で押し込み、これが決勝点となりHondaが連勝。FC大阪は1勝1敗となった。

 FCマルヤス岡崎と鹿児島ユナイテッドFCは「名古屋港」で対戦。前半はやや鹿児島優位もスコアレスで折り返す。後半は68分に鹿児島が左コーナーキックから中央で繋いだボールを、新中剛史が決めこれが決勝点となりHondaに続き鹿児島も連勝。マルヤスも終盤いい形を作ったが前節のように追いつけず。

 次節(ファーストステージ 第3節)は、3月21日(土・祝)に3試合、22日(日)に5試合が開催される。