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第17回JFL 1st-S第14節「ヴァンラーレ八戸が逆転1位へ執念の逆転勝利!」


1st-S 第14節 ヴァンラーレ八戸 vs MIOびわこ滋賀(2015/5/31)より

 第17回日本フットボールリーグ ファーストステージ第14節が5月30日(土)に1試合、31日(日)に7試合が開催された。

 30日はSP京都FCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「西京極」で対戦。前半は互いにシュート3本ずつもSP京都は41分に佐藤和馬がPKを決め先制し前半を折り返す。後半は追加点を狙って優位に攻めるSP京都が終了間際に藤本憲明が決め2-0で勝利。流経大は3試合ぶりの無得点。

 31日はソニー仙台FCとFC大阪が「ユアスタ」で対戦。勝てば他会場の結果によってファーストステージ1位が決まるソニーだったが、こちらも勝てば次節で自力1位もあるFC大阪が40分にカウンターから中村亮太が決め先制しFC大阪が1点リードで折り返す。後半は追いつきたいソニーが優位に攻め86分に空中で繋いだボールを最後は村田純平が頭で決め追いつく。その後は互いにチャンスに決められずこのまま1-1で試合終了。勝点1ずつを分け合いソニーは2位、FC大阪は4位へ順位を落とす。

 鹿児島ユナイテッドFCとHonda FCは「薩摩川内」で対戦。Hondaは開始1分で栗本広輝が決め先制し40分には栗本がPKを決め2点リードで折り返す。後半は鹿児島がシュート数で上回るもゴールを決めることができず逆にHondaは61分に香川大樹が決めダメ押し。3ゴールを決めたHondaが逆転1位へ望みを繋ぐ。敗れた鹿児島は1st―S1位の可能性がなくなった。

 ヴァンラーレ八戸とMIOびわこ滋賀は「五戸陸」で対戦。前半から滋賀の攻撃を抑え優位に攻める八戸だったが滋賀が相手のオウンゴールで先制し前半を折り返す。後半は八戸が53分に直接FKからのボールを関口雄与が頭で決め同点にすると87分には新井山祥智がFKを直接決め逆転しそのまま終了。2-1で八戸が勝ち、引き分けたソニーとFC大阪を抜いて首位に立ちファーストステージ1位へ一歩近づく。

 横河武蔵野FCと奈良クラブは「武蔵野」で対戦。前半はやや武蔵野優位に攻めるもスコアレス。後半は互いに少ないチャンスながらも85分に武蔵野は右からのクロスボールを金子剛が決めこれが決勝点となり武蔵野が6試合ぶりの勝利。奈良は今季3敗目(敗れた試合は全て0-1)。

 ヴェルスパ大分とFCマルヤス岡崎は「大銀サA」で対戦。全般を通じてシュート数で圧倒するV大分だったが決めきれず。マルヤスもカウンターからチャンスを作るもゴールは無くスコアレスドロー。

 アスルクラロ沼津と栃木ウーヴァFCは「愛鷹」で対戦。前半22分に栃木ウの坪井秀斗が決め先制するも沼津は81分に右CKから中野翔太が頭で決め1-1の引き分けとなった。

 ホンダロックSCとファジアーノ岡山ネクストは「宮崎市」で対戦。前半はスコアレス。後半はロックの松山周平がFKを直接決め先制するが、岡山Nは79分に右CKから宮田直樹が頭で決め同点にすると85分には上條宏晃が決め逆転しこのまま試合終了。岡山Nは今季初勝利。

 この結果、八戸がソニーと勝点で並ぶも得失点差で首位。HondaとFC大阪を含めた4チームがファーストステージ1位の可能性が残る。7日の奈良-ソニー戦終了後に1位になっているチームはどこか?

 ファーストステージ最終節となる 第15節は6月6日(土)に2試合、7日(日)に6試合が開催される。