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第17回JFL 1st-S第15節「ファーストステージ1位は、ヴァンラーレ八戸!」


1st-S 第15節 JFL桑原理事長からファーストステージ杯を受け取るヴァンラーレ八戸の細越社長(2015/6/7)

 第17回日本フットボールリーグ ファーストステージの最終節である第15節が6月6日(土)に2試合、7日(日)に6試合が開催された。

 6日はファジアーノ岡山ネクストとヴァンラーレ八戸が「Cスタ」で対戦。前半から優位に攻める八戸だったが岡山Nの体を張った守りの前にゴールを決めることができずスコアレスで折り返す。後半は八戸が65分に右CKからゴール前の相手クリアボールを須藤貴郁が押し込み先制、71分には右CKからのボールを佐々木航が頭で合わせ2点目。岡山Nもカウンターから反撃を試みるも八戸の堅い守りの前に決定機を作れずこのまま試合終了。首位をキープした八戸は翌日のソニー戦の結果を待つ。

 Honda FCとSP京都FCは「都田」で対戦。Hondaは前半18分に古橋達弥が頭で決め先制、31分には縦への突破から伊賀貴一が決め2-0で折り返す。後半は開始早々にSP京都が右CKからのボールを池田達哉が頭で決め1点を返す。その後は互いにチャンスが少なくこのまま試合終了。Hondaは勝ったものの八戸も勝利のため2年連続のファーストステージ制覇とはならず。

 7日は奈良クラブとソニー仙台FCの対戦は「奈良橿原」で対戦。前日の八戸勝利により逆転1位の為には4点差以上の勝利が必要となったソニーは前半、奈良の倍の(4本と8本)シュートを放つも奈良の固い守りの前にゴールを決めることが出来ずスコアレスで折り返す。後半は終盤まで決定的なチャンスが少なく、83分ソニーは右CKのチャンスから松藤正伸が頭で決め先制。そしてカウンターから内野裕太が決め2点目。しかしあと2点が遠く試合終了。勝ったソニーは2位。奈良は今季初の連敗。

 これでヴァンラーレ八戸のファーストステージ第1位が確定し11、12月開催予定のJFLチャンピオンシップの出場権と第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会のシード権を獲得した。

 その他ではFC大阪と鹿児島ユナイテッドFCが「ヤンマースタ」で対戦。前半16分に鹿児島は直接FKから相手GKのこぼれ球を山田裕也が押し込み先制し前半を折り返す。後半は互いに決定的なチャンスは少なくこのまま試合終了。鹿児島が3試合ぶりの勝利で4位、敗れたFC大阪は5位となった。

 MIOびわこ滋賀とアスルクラロ沼津は「皇子山」で対戦。沼津は前半6分に直接FKから相手GKのこぼれ球を藤原拓也が頭で決め先制、後半は57分に尾崎瑛一郎がPKを決め計2ゴールで勝利。滋賀は54分に退場者を出し数位的不利などもあり今季2度目の連敗となった。

 栃木ウーヴァFCとヴェルスパ大分は「栃木市」で対戦。25分にV大分は直接FKから相手GKのこぼれ球を森永玲央が押し込み先制、75分には木島悠が決め2ゴールで3試合ぶりの勝利。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とホンダロックSCは「龍ケ崎」で対戦。前半はスコアス。後半は49分に先制した流経大に81分ロックが追いつくが、90分に流経大の安芸銀治が決め2-1で流経大が勝利。

 FCマルヤス岡崎と横河武蔵野FCは「豊田球」で対戦。マルヤスは武蔵野より3倍近いシュート数ながらも無得点。逆に武蔵野は19分、32分、90+1分と3ゴールを決め今季初の連勝。

次節となるセカンドステージの第1節は6月20日(土)に2試合、21日(日)に6試合が開催される。