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第21回JFL 第6節「東京武蔵野シティFCが第2節以来の勝利で連敗ストップ! 」


第6節 東京武蔵野シティFC vs MIOびわこ滋賀(2019/4/27)より

 第21回日本フットボールリーグの6節が、4月27日(土)に4試合、28日(日)に4試合が開催された。多くの会場で強風の中、ボールコントロールが難しかった今節は首位のソニーがロックに逆転で敗れ、FC大阪が勝ち首位に浮上。そして勝った今治が2位に、マルヤスが3位に浮上した。

 27日は、東京武蔵野シティFCとMIOびわこ滋賀が「武蔵野」で対戦。前半は互いに5本ずつのシュートを放つもスコアレスで折り返す。後半は滋賀がシュート数で上回るが決定機に決めきれず、逆に武蔵野は75分に右CKから木下諒が蹴ったボールが直接決まり先制すると、中央縦のラインで繋いだボールを石原幸治が決め2点目。その後は滋賀の反撃を振り切った武蔵野が2-0で勝ち連敗を止めた。

 ラインメール青森とHonda FCは「青森陸」で対戦。前半優位に攻めるHondaは10分に右サイドから繋いだボールが相手選手に当たり、それを清水航輔が落ち着いて決め先制。1点リードで折り返す。後半もHonda優位も追加点が決められず。後半は風上に立つ青森もチャンスを作るがHondaの堅い守りの前にゴールなくこのまま終了。Hondaが勝利し、敗れた青森は3連敗となった。

 ヴィアティン三重とテゲバジャーロ宮崎は「東員町」で対戦。強風の中で前半は風上の三重がシュート数で上回るも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は風上のT宮崎が50分に右サイドの距離のある位置から石田皓大の直接FKのボールが相手ゴールに吸い込まれT宮崎が先制。その後は三重の猛攻を受けるもT宮崎の守備陣が体を張った守りで虎の子の1点を守りきり、今季アウェイ初勝利。

 ホンダロックSCとソニー仙台FCは「都農」で対戦。前半はシュート数で互いに1本ずつも27分にソニーはゴール前相手のクリアボールを山﨑一帆が落ち着いて決め先制。1点リードで折り返す。後半シュート数でソニーが上回るが追加点ならず。逆にロックはこの日ベンチスタートとなった安藤翼が77分に交代でピッチに立つと、80分に安藤がペナルティーキックを決め同点。そして84分には當瀬泰祐の右サイドからのパスに安藤が合わせ逆転。その後はソニーの反撃を抑え2-1で逆転勝利。ソニーは今季初黒星。

 28日は、FC今治と鈴鹿アンリミテッドが「夢スタ」で対戦。前半33分に今治は右サイド駒野友一からのパスを楠美圭史がゴール前で合わせ先制し1点リードで折り返す。後半開始早々に今治は右サイドの直接FKから太田康介が放ったシュートのこぼれ球を原田亘が詰め追加点。守っても後半は鈴鹿のシュートをゼロに抑え2-0の勝利で2位に浮上した。鈴鹿は今回もアウェイでゴールなし。

 奈良クラブとヴェルスパ大分は「ならでん」で対戦。前半は奈良が優位に攻めV大分のシュートをゼロに抑え、自らは6本のシュートを放つも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は互いに3本ずつのシュートを放つも互いに守備も堅くゴールは最後までなくこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。奈良は今季2試合目の勝点を確保。V大分は2試合ゴール無し。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とFC大阪は「龍ケ崎」で対戦。前半7分にFC大阪は水野匠弥がフリーキックを直接決め先制すると、前半終了間際には川西誠がペナルティーキックを決め2点リードで折り返す。後半はFC大阪が53分にゴール前相手のクリアボールを横野純貴が詰め3点目。流経大もチャンスを作るがFC大阪の堅い守りの前にゴールならずこのまま試合終了。FC大阪が2試合連続の完封勝利で首位に立った。

 松江シティFCとFCマルヤス岡崎は「出雲」で開催。前半は松江が優位に攻め再三のチャンスを作るが決めることでできず、逆にマルヤスは35分に相手のミスから平井将生が持ちんだボールを寺尾憲祐が落ち着いて決め先制し、1点リードで折り返す。後半はマルヤスがシュート数で上回り84分に左コーナーキックからのボールに福ヶ迫知秀が頭で合わせ追加点。その後は互いにゴールなく試合終了。マルヤスが3試合連続の完封勝利で3位に浮上した。松江は今季2度目の連敗で未だJFLで勝利なし。

 次節(第7節)は、5月4日(土・祝)に3試合、5日(日・祝)に4試合、6日(月・休)に1試合が開催される。