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第21回JFL 第8節「ラインメール青森が5試合ぶりの勝利!」


第8節 ラインメール青森 vs MIOびわこ滋賀(2019/5/19)より

 第21回日本フットボールリーグの第8節が5月18日(土)に1試合、19日(日)に7試合が開催された。ソニーが5節以来となる首位に立ち、Hondaとマルヤスが勝点1差で続く。

 18日はFC大阪とヴェルスパ大分が「花園多球」で対戦。前半から強い風が吹く中、互いに決定的なチャンスは少なくスコアレスで折り返す。後半は風上に立つFC大阪が再三に渡りV大分ゴールに迫るがシュートが強風にのり大きく外すケースが多く試合終了間際、V大分は右CKからのボールには清水大輔が頭で合わせ、これが決勝点となりV大分が勝ち連勝。負けたFC大阪は今季初の連敗となった。

 19日はFC今治と松江シティFCが「夢スタ」で対戦。前半から風が強い中で前半は風上に立つ松江がシュート数で上回るも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は風上に立ち今治が優位に攻め松江陣内に攻め込みシュートを放つが松江の堅い守りの前にゴールならず。松江もカウンターからチャンスを作るが決めきれずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 東京武蔵野シティFCと鈴鹿アンリミテッドは「武蔵野」で対戦。前半29分に武蔵野はゴール前で繋いだボールを石原幸治が決め先制、しかし前半12本のシュートを放った鈴鹿も35分にエフライン・リンタロウが左サイドからのパスに相手のクリアボールを落ち着いて決め1-1で折り返す。後半は決め手に勝る武蔵野が49分に木下諒がFKを直接決めると58分には大竹陸が右サイドからドリブルで持ち込み決め、最後は石原が66分に相手GKのこぼれ球を詰め4-1で勝ち3連勝。鈴鹿は3連敗となった。

 奈良クラブとHonda FCは「奈良橿原」で対戦。強風の中、前半はHondaが優位に攻めるも互いにチャンスに決めきれずスコアレスで折り返す。後半も前半同様の展開も互いにゴールなく終盤へ。そして90+2分にHondaは右からのクロスボールをゴールまで繋ぎ相手のクリアボールを遠野大弥が詰めこれが決勝点となりHondaが勝ち3連勝で2位に浮上、奈良は連勝ならず。

 ラインメール青森とMIOびわこ滋賀は「青森陸」で対戦。前半から優位に攻め8本のシュートを放 った青森だったが決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は48分に青森が右サイドからのパスにゴール前で繋いだボールを浜田幸織が落ち着いて決め先制。その後追加点はないものの滋賀の攻撃を安定した守りで2本のシュートに抑えゴールを許さず1-0で5試合ぶりの勝利。滋賀は4連敗。

 ヴィアティン三重とFCマルヤス岡崎は「東員町」で対戦。朝からの強風でボールコントロールが難しい中で前半は三重が5本のシュートを放ち優位に攻めるが決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は強風で互いにボールを繋いでいくことが難しくまたシュート数でも2本ずつと少なく最後までゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ホンダロックSCとテゲバジャーロ宮崎は「宮崎市」で対戦。雨風が強く水がたまるピッチコンディションの影響もあり両チームともボールコントロールが難しい中で前半30分に左スローインから繋いだボールを安藤翼がドリブルで持ち込み左サイドの角度のない所から決め先制、ロックが1点リードで折り返す。後半はロックが58分に左サイドからのクロスボールにゴール前で繋いだボールを石田皓大が詰め同点。その後は互いにチャンスが少なく1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とソニー仙台FCは「龍ケ崎」で対戦。前半優位に攻め10本のシュートを放ったソニーが17分に杉田真彦がゴール前で相手のクリアボールを詰め先制、38分には右サイドからのロングボールを内野裕太がドリブルで持ち込み決め2点リードで折り返す。後半は7本ずつのシュ ートを放つも流経大が決定機に決めることが出来ないのに対し、ソニーは55分と終了間際に内野が計4ゴールで勝利。内野はハットトリック達成で得点ランキングトップに立つ。流経大は3連敗となった。

 次週は天皇杯1回戦開催のためリーグ戦は休み。
 次節(第9節)は、6月1日(土)に4試合、2日(日)に4試合が開催される。