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第21回JFL 第15節「FC今治が4連勝で首位と勝点1差の2位で折り返す」


第15節 FC今治 vs 奈良クラブ(2019/7/14)より

 第21回日本フットボールリーグの第15節は7月13日(土)に1試合、14日(日)に6試合、15日(月・祝)に1試合が開催された。首位Hondaが引き分けに対し2位の今治は勝利。勝点で首位のHondaに1差に迫った。3位から6位のチームは全て敗れ上位2チームとは離れた。

 13日はホンダロックSCとヴェルスパ大分が「延岡西階」で対戦。前半はスコアレスで折り返すと後半は54分にV大分は右からのクロスボールをゴール前で繋ぎ利根瑠偉が決め先制、59分には利根が左サイドからドリブルで持ち込みゴール前に浮き球を入れるとそれを瓜生昂勢が決め追加点。この日のロックは前半で3本、後半で1本とシュートも少なく無得点。V大分が2点差で勝ち連勝で7位に。

 14日はテゲバジャーロ宮崎とMIOびわこ滋賀が「宮崎市」で対戦。前半13分に滋賀は左CKからのボールに菅谷政博が合わせ先制。その後は互いに決定機に決めきれず滋賀1点リードで折り返す。後半はT宮崎がシュート数で上回り優位に攻めるが滋賀の体を張った守りの前に1点が遠くこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った滋賀の勝利。T宮崎は第7節以来となる8試合ぶりの黒星。

 東京武蔵野シティFCとラインメール青森は「武蔵野」で対戦。前半シュート数では武蔵野が上回るも決定機になかなか決めきれず、逆に青森は14分に右からのクロスボールに萬代宏樹が頭で合わせ先制、17分には左からのクロスボールに佐藤昂洋が頭で合わせ2点目。武蔵野は前半終了間際に水谷侑暉が左サイドからドリブルで持ち込み決め1点を返し青森1点リードで折り返す。後半は青森が武蔵野の猛攻に耐え1点のリードを守りきり7試合ぶりの勝利。武蔵野は第5節以来10試合ぶりの黒星。

 ヴィアティン三重と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「東員町」で対戦。三重は前半30分に左サイドから中央で繋ぎ相手GKのこぼれ球を塩谷仁が詰め先制、1点リードで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開からチャンスに決めることが出来ない流経大に対し三重は83分に右サイドからのクロスに相手GKのクリアボールを塩谷仁が頭で決め2-0で勝ち、三重は第15節にして今季ホーム初勝利。

 鈴鹿アンリミテッドとソニー仙台FCは「AGF鈴鹿」で対戦。鈴鹿は前半11分に遠藤純輝がドリブルから決め1点リードで折り返す。後半は鈴鹿が右サイドからのロングボールから相手のこぼれ球をエフライン・リンタロウが詰め2点のリード。78分にソニーは左からのクロスボールにゴール前で繋いだボールに荻原健太が決め1点を返すと90+2分に左からのクロスボールを鈴木翔大が頭で決め同点に追いつく。しかし終了間際に鈴鹿はカウンターからエフライン・リンタロウがドリブルで持ち込み決め3-2で勝利。

 FC今治と奈良クラブは「夢スタ」で対戦。前半11本のシュートを放ち優位に攻める今治は36分に左CKからのボールに園田拓也が頭で合わせ先制、1点リードで折り返す。後半も9本のシュートを放ち優位に攻める今治は84分に自陣からの速い縦パスから桑島良汰が放ったシュートのこぼれ球を飯泉涼矢が詰めダメ押し。守っても奈良に決定的なシュートを打たせず2-0で勝ち4連勝となった。

 FCマルヤス岡崎とHonda FCは「名古屋港」で対戦。前半は互いにシュート2本ずつと決定的なチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半はHondaが8本のシュートを放つなど優位に攻めるが決定機に決めきれず。マルヤスもCK等からチャンスを作るがゴールまで遠くこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。Hondaは3年連続シーズン前半戦を終え首位。

 15日は松江シティFCとFC大阪が「松江」で対戦。FC大阪は前半4分に右CKからのボールに横野純貴が頭で合わせ先制、30分には舘野俊祐がFKを直接決め、41分には右サイドのスローインから中央で繋いだボールを久保田駿斗が決め3点のリードで折り返す。後半は松江が67分に退場者を出し数位的優位に立ったFC大阪だったが守りを固める松江に対し追加点ならず。松江もカウンターからチャンスを作るが決めることが出来ず試合終了。FC大阪は9試合ぶりの勝利となった。

 次節(第16節)は、7月20日(土)に1試合、21日(日)に7試合が開催される。