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第25回JFL 第3節「ヴェルスパ大分が3戦目で今季初勝利!」


第3節 ヴェルスパ大分 vs ブリオベッカ浦安(2023/3/26)より

 第25回日本フットボールリーグの第3節が3月25日(土)に1試合、26日(日)に6試合が開催され、V大分が2点リードから1点を返されるも今季初勝利。ミネベア、マルヤス、高知の3チームが今季初ゴールを決め初勝利となった。開幕2連勝のV三重は今季初黒星となった。
 *試合なし:ラインメール青森

 25日は鈴鹿ポイントゲッターズとミネベアミツミFCが「上野競」で対戦。前半は風上の鈴鹿がボールの主導権を握るが決定的なチャンスが少なく、逆にミネベアは28分に左CKからのボールにゴール前の競り合いから相手のクリアボールを杉田達哉が胸でワントラップして落としたボールを左足で決め先制。鈴鹿はシュート3本を放ったがゴールなくミネベアが1点リードで折り返す。後半はミネベアが風上に立ちシュート3本を放つもゴールなく。鈴鹿は終盤に連続して決定的なチャンスを作ったがミネベア守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。ミネベアが虎の子の1点を守り切り今季初勝利。鈴鹿は今節もホームで敗れ連勝ならず。

 26日はHonda FCとソニー仙台FCが「都田」で対戦。雨風が強い悪天候の中、前半は決定機がなかなか作れずHondaがシュート3本でゴールなく、ソニーはシュートなしで前半はスコアレスで折り返す。後半は61分にHondaが左サイドから繫いだボールに最後は八戸雄太が左サイドからクロスを入れるとゴール前で知花康士朗が体を反転させながら右足で決め先制。しかしソニーは65分にPKのチャンスを得るとこれを松本拓海が決め同点に追いつくと、73分には右サイドからのパスにニアサイドで受けた松本拓海が角度のないところから右足で決め逆転。その後はHondaが相手陣内で決定的なチャンスを多く作るがソニー守備陣の堅い守りの前にゴールならず。ソニーが1点差で勝ち無敗で今季2勝目となり単独首位に浮上。Hondaは今季初黒星となった。

 東京武蔵野ユナイテッドFCとFCマルヤス岡崎は「武蔵野」で対戦。悪天候の中ピッチに水たまりができボールコントロールが難しい中で、前半は武蔵野がシュート3本でゴールゼロに対しマルヤスは9本のシュートを放つが武蔵野守備陣の体を張った守りの前にゴールなくスコアレスで折り返す。後半はマルヤスが52分にゴール前でパスを繫ぎ最後は相手のクリアボールを小栗和也が右からシュートを放ち相手のこぼれ玉をファーサイドに走り込んだ塩谷仁が左足で決め先制。武蔵野は後半9本のシュートを放つもマルヤス守備陣の体を張った守りの前に決定的なチャンスに決め切れずこのまま試合終了。マルヤスが虎の子の1点を守り切り今季初勝利、武蔵野は今季初黒星となった。

 ヴィアティン三重とFCティアモ枚方は「ラピスタ」で対戦。前半28分に枚方は中央で繫いだボールからゴール前相手のクリアボールを井上翔太がスライディングから右足で決め先制。V三重は前半シュート4本もゴールなく枚方が1点リードで折り返す。後半はシュート数で上回るV三重が72分に自陣からのロングボールに抜け出した大竹将吾が持ち込み決め同点に追いつく。しかし枚方は84分に大垣勇樹がドリブルで駆け上がり、右サイドからクロスを入れるとゴール前ファーサイドに走り込んだ山口隆希が頭で合せ再びリード。その後はV三重の反撃を抑えた枚方が1点差で勝ち今季2戦2勝。首位のV三重は今季初黒星となった。

 ヴェルスパ大分とブリオベッカ浦安は「レゾサA」で対戦。前半21分に左サイドからのクロスボールにゴール前相手のこぼれ球を半田航也が右足で決め先制。28分には左サイドの縦パスから藤本拓臣がクロスを入れるとゴール前ニアサイドで半田航也が倒れながら右足を伸ばし決め2点目。しかし浦安も31分に右サイドからのパスに中央で受けた村越健太がドリブルで持ち込み決め1点を返し、V大分が2-1で折り返す。後半はシュート6本のV大分に対し8本のシュートを放った浦安だったが決定機に決め切れず。V大分もチャンスを作るが決め切れず後半は共にゴールなく試合終了。今季2戦で勝点1だったV大分が今季初勝利。浦安は連敗となった。

 高知ユナイテッドSCと沖縄SVは「春野陸」で対戦。前半7分に高知は右CKからのボールにファーサイド距離のある位置から中田永一が左足で決め先制。その後も再三チャンスを作り7本のシュートを放ち追加点を狙った高知だったが決定機に決め切れず。沖縄は前半シュートゼロでゴールなく高知が1-0で前半を折り返す。後半は互いにチャンスを作り相手陣内までボールを運ぶもののシュートは互いに2本ずつでゴールなく試合終了。今季2戦目の高知が1-0で勝ち今季初勝利となった。沖縄は今季初のゴールなしで敗れ唯一の3連敗となった。

 クリアソン新宿とレイラック滋賀は「味スタAGF」で対戦。悪天候の中で滋賀は前半38分に左CKからのボールにゴール前競り居合いからこぼれたボールを安羅康太が右足で押し込み先制。滋賀のシュート数4本に対しボールの主導権を握っていた新宿だったがシュート4本でゴールなく滋賀が1点リードで折り返す。後半もボールの主導権を握り9本のシュートを放った新宿だったがシュートがバーに当たるなど決定機に決め切れず。滋賀は前半を上回る5本のシュートを放つも決定機に決め切れず追加点はなし。それでも守備陣が体を張った守りで相手にゴールを許さず虎の子の1点を守り切り今季2勝目。首位とは勝点で並ぶ2位に浮上した。新宿は今季初黒星となった。

 次節(第4節)は4月1日(土)に2試合、2日(日)に5試合が開催される。
 *試合なし:ヴィアティン三重