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第25回JFL 第5節「クリアソン新宿が国立開催で逆転勝利!」


第5節 クリアソン新宿 vs ブリオベッカ浦安(2023/4/9)より

 第25回日本フットボールリーグの第5節が4月8日(土)に2試合、9日(日)に5試合が開催され、昨年の国立開催で鈴鹿に敗れた新宿が今回は前半浦安に先制されるも後半に2ゴールを決め逆転勝ちで昨年の雪辱を果たした。今節は上位3チームが全て敗れるもソニーが首位をキープし勝点10で3チームが並んだ。
 *試合なし:沖縄SV

 8日はHonda FCとミネベアミツミFCが「都田」で対戦。前半からボールの主導権を握る展開で5本のシュートを放ったHondaだったがミネベアの堅い守りの前に決定機に決め切れず。ミネベアは決定的なチャンスは少なくシュート2本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は68分にミネベアが左サイドで相手のクリアボールから永吉広大が前方にボールを出すと抜け出した杉田達哉が左サイドをドリブルで駆け上がり右足で放ったシュートがゴール右サイドネットに決まり先制。後半もHondaがボールの主導権を握る展開でシュート4本を放つもミネベア守備陣の体を張った守りの前にゴールならずこのまま試合終了。ミネベアが虎の子の1点を守り切り今季2勝目。敗れたHondaはホームで連敗となり黒星先行となった。

 東京武蔵野ユナイテッドFCとヴィアティン三重は「武蔵野」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から5本ずつのシュートを放つが決定機に決め切れずスコアレスで折り返す。後半は7本のシュートを放った武蔵野が76分に自陣から後藤京介が前方にロングボールを入れると抜け出した小口大司がドリブルで持ち込み右足でシュート。相手GKが弾くもそのままゴールラインを割り先制。V三重も6本のシュートを放ったが武蔵野守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守りきった武蔵野が今季ホーム初勝利で2勝目。V三重は1週休みを挟んでの連敗となった。

 9日はヴェルスパ大分とFCマルヤス岡崎が「レゾサA」で対戦。前半からV大分がボールの主導権を握り6本のシュートを放つもゴールなし。マルヤスはシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半もボールの主導権はV大分が握る時間が長くシュート8本を放つも決定的なチャンスを作るがなかなか決め切れず、マルヤスは後半は前半よりチャンスは多くなるがシュート4本でゴールなし。そして90+3分にV大分は自陣で相手ボールを奪い素早いパス回しから石上輝が左サイドからクロスを入れるとニアサイドで薮内健人が放ったシュートを相手のクリアがゴールに吸い込まれV大分が先制。その後は相手の攻撃を抑えV大分が勝ち3連勝となり勝点で首位のソニーに並んだ。マルヤスは今季3敗目となった。

 鈴鹿ポイントゲッターズとFCティアモ枚方は「四日市」で対戦。鈴鹿はベンチ入り停止があけた三浦泰年監督の今季采配初戦となる試合で前半6分に中村健人が放ったシュートが相手GKには阻まれるもこぼれ球を三宅海斗が右足で詰め先制すると14分には右サイドでボールを繋ぎ中村健人が出した浮き球パスに抜け出した有馬和希が相手との競り合い体勢を崩しながらも決め2点目。しかし枚方は18分に左サイドから繋いだボールを斧澤隼輝が右サイドからシュートを放ち相手GKのこぼれ球を津村夢人が詰め1点を返し、前半は鈴鹿が2-1で折り返す。後半は強風の影響もあり互いに決定機が少なく追加点はなく試合終了。鈴鹿が1点のリードを守り切り三浦監督采配初戦を白星で飾り今季2勝目。今季3連勝の枚方は初黒星となった。

 高知ユナイテッドSCとソニー仙台FCは「春野陸」で対戦。前半4分に高知は右サイドの直接FKから繋いだボールに栗原純弥がゴール前にパスを入れ相手クリアボールを今井那生が左足で決め先制すると34分には栗原純弥が自陣から前方にボールを入れると相手GKが飛び出し頭でクリアするがそのクリアボールを拾った佐々木敦河が無人となった相手ゴールへループシュートを決め2点目。ソニーは相手を上回る5本のシュートを放つも決定機に決め切れず高知が2-0で折り返す。後半は互いにチャンスを作り高知が8本、ソニーが7本のシュートを放つも互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず後半はゴールなく試合終了。高知が2-0で勝ち今季2勝目で星を五分に戻した。首位のソニーは今季初黒星も得失点差で首位をキープした。

 クリアソン新宿とブリオベッカ浦安は「国立」で対戦。11,150人の入場者数となったスタジアムで前半は新宿がシュート数で上回るも決定機に決め切れず。逆に浦安は36分に左CKからゴール前で相手クリアボールを繋ぎ最後は村上弘有が左足で決め先制し浦安が1点リードで折り返す。後半もシュート数で上回る新宿は55分にゴール前で繋いだボールから佐野翼が右足で決め追いつくと71分には中央距離のある位置から上田康太が放った直接FKのボールがポストにあたりその跳ね返りを佐野翼がダイビングヘッドで決め逆転。浦安もチャンスを作るが新宿守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。新宿が2-1で逆転勝利、今季2勝目で星を五分に戻した。浦安は今季未だ勝利なし。

 レイラック滋賀とラインメール青森は「東近江」で対戦。前半20分に滋賀は右サイドの直接FKからのボールにゴール前で相手のこぼれ球をファーサイドで俣野亜以己が右足で決め先制。今節も得意のセットプレーで先制するが30分に青森はPKのチャンスを得ると船山貴之が決め同点とし1-1で折り返す。後半は47分に青森が右CKからのボールにゴール前で相手のクリアボールを長倉颯が右足で決め逆転すると69分には右サイド直接FKからのボールにゴール前で多々良敦斗が頭で合わせ2点のリード。滋賀も後半は3本のシュートを放つが青森の堅い守りの前に後半はゴールなく試合終了。青森が2点差をつけ今季2勝目。滋賀は今季初黒星となった。

 次節(第6節)は4月15日(土)に5試合、16日(日)に2試合が開催される。
 *試合なし:東京武蔵野ユナイテッドFC