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第25回JFL 第6節「レイラック滋賀が3ゴールを決め快勝で首位に立つ!」


第6節 レイラック滋賀 vs 沖縄SV(2023/4/16)より

 第25回日本フットボールリーグの第6節が4月15日(土)に5試合、16日(日)に2試合が開催され、15日に首位のソニーが引き分けで順位を落とし枚方に勝ったV大分がこの時点で首位に立つも翌日に滋賀が沖縄に3-0で勝ち総得点の差で滋賀が首位に立った。
 *試合なし:東京武蔵野ユナイテッドFC

 15日はFCマルヤス岡崎とHonda FCが「マルヤス龍北」で対戦。前半12分にHondaは自陣右サイドからのロングボールに抜け出した鈴木理久がドリブルで持ち込み決め先制。しかしマルヤスは33分に左サイドから繫いだボールを前田央樹がミドルシュートを決め同点に追いつく。その後は互いにチャンスに決め切れず1-1で前半を折り返す。後半は互いに相手陣内まで攻めこむものの決定的なシーンは少なくシュートは2本ずつでゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。Hondaは開幕戦以来勝利なく、マルヤスも今季2勝目ならず。

 ミネベアミツミFCとクリアソン新宿は「宮崎串間」で対戦。前半はミネベアが風上に立つも新宿の安定した守りの前にシュート1本でゴールなし。新宿はサイドを起点に相手陣内に攻め込むもシュート3本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は48分にミネベアが自陣からのロングボールに相手守備のクリアミスを前に抜け出した日野友貴が奪い右足でシュート、ポストにあたるも自ら詰め先制。85分にはカウンターから右サイドから大脇瑞城がクロスを入れ、藤井奨也がゴール前でシュートし、相手のクリアボールをから最藤井奨也が連続でシュートを放ち決め2点目。新宿は90+6分に自陣からのロングボールにゴール前で受けた佐野翼がワントラップし決め1点を返すがそのまま試合終了となりミネベアが1点差で勝ち連勝で星を五分に戻した。新宿は連勝ならず黒星先行となった。

 FCティアモ枚方とヴェルスパ大分が「たまりく」で対戦。悪天候で水たまりのピッチの中、ボールコントロールが難しい展開で互いにロングボールを使いながら相手陣内まで攻め込むが互いにシュート2本ずつでゴールなくスコアレスで折り返す。後半は54分にV大分はPKのチャンスを得るとこれを松木駿之介が決め先制。68分には右CKからのボールにゴール前で福宮弘乃介が頭で落としたボールを西村大吾が右足で詰め2点目。枚方も決定的的なチャンスを作るがV大分守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず試合終了。V大分が2点差をつけ4連勝としこの時点で首位に立った。枚方は連敗。

 ソニー仙台FCとラインメール青森は「ユアスタ」で対戦。ソニーは前半37分に距離のある位置で直節FKからのボールにゴール前で相手のクリアボールを池内龍哉が頭で詰め先制。41分にはPKのチャンスを得るがこれを決められず追加点はなし。青森は前半シュート1本でゴールなくソニーが1-0で折り返す。後半は10本の青森が相手陣内で積極的に仕掛け10本のシュートを放つも決定的なチャンスにソニーGK佐川雅寛の好セーブもありゴールならず。そしてこのままソニーが逃げきりかと思われた90+3分に青森は右CKからのボールにゴール前で多々良敦斗が頭で合わせ相手のクリアボールをやや左サイドから青木義孝が左足で決め同点。その後は互いにゴールなく1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあい首位のソニーは順位を落とした。

 ブリオベッカ浦安と高知ユナイテッドSCは「ZA市原」で対戦。前半13分に浦安はPKのチャンスを得るとこれを村越健太が決め先制。15分に高知は自陣からのロングボールに右サイドで抜け出した橋本峻輝がドリブルで持ち込み右足で決め同点に追いつく。そして高知は42分に左CKからのボールに相手のクリアボールを中田永一がシュートしゴール前で小林大知がヒールで合わせ逆転。高知が1点リードで折り返す。後半は高知が71分に橋本峻輝が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとゴール前で待ち構えていた佐々木敦河が右足で決め3点目。浦安もチャンスを作るが後半はシュート3本でゴールなく試合終了。高知が2点差で勝ち連勝、今季3勝目で白星先行となった。浦安は今季2度目の3失点で連敗となった。

 16日はヴィアティン三重と鈴鹿ポイントゲッターズが「四日市」で対戦。前半風上の鈴鹿は31分に左CKからのボールにファーサイドで石川竣祐が右足で詰め先制。前半は6本のシュートを放ちその後もチャンスを作るが決め切れず。V三重はシュート2本でゴールなく前半は鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は風上に立つV三重が67分に右サイドのスローインから前方に抜け出した大竹将吾が右足を振り抜きループシュートを決め同点とする。70分に鈴鹿は退場者を出しその後数位的優位に立ったV三重は再三に渡り相手陣内で決定的なチャンスを作りシュートを放つが相手鈴鹿の守護神である平吹楽の好セーブもあり相手に逆転ゴールを許さずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。V三重は3試合勝利なく鈴鹿は連勝ならず。

 レイラック滋賀と沖縄SVは「東近江」で対戦。前半10分に滋賀はやや右サイドの位置から直接FKのチャンスを得ると平尾壮が放ったボールにゴール前で平井駿助が滑り込みながら右足で合わせ先制。前半5本のシュートを放った滋賀だったがその後は決定機に決め切れず。沖縄はシュート1本でゴールなく滋賀が1-0で折り返す。後半序盤は沖縄が相手陣内に攻め込む機会が多くチャンスを作るが後半はシュート2本でゴールなし。そして滋賀は83分にカウンターから前方に抜け出した松原大芽がドリブルで持ち込み右足で決め2点目。89分には相手スローインからのボールをカットし繋いだボールから安羅修雅が左サイドからドリブルで持ち込み右足でダメ押しとなる3点目を決め、その後は相手の反撃を抑え試合終了。滋賀が3-0で勝ちV大分と勝点で並ぶも総得点の差で首位に立った。沖縄は2試合ぶりの黒星となった。

 次週(4月22、23日)は天皇杯都道府県予選のためリーグ戦は休み。次節(第7節)は4月29(土・祝)に2試合、30日(日)に5試合が開催される。
 *試合なし:レイラック滋賀