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第25回JFL 第7節「ラインメール青森がホーム開幕戦で勝利!」


第7節 ラインメール青森 vs ブリオベッカ浦安(2023/4/30)より

 第25回日本フットボールリーグの第7節が4月29日(土・祝)に2試合、30日(日)に5試合が開催され、今季ホーム開幕戦の青森が終盤のゴールで浦安との接戦を制し、この日試合のなかった滋賀に代わって沖縄に勝ったソニーが首位に立った。
 *試合なし:レイラック滋賀

 29日はHonda FCとFCティアモ枚方が「都田」で対戦。前半シュート5本を放ち積極的に仕掛ける枚方は13分に右サイドで奪ったボールを中央で繋ぎ山口隆希がゴール前にパスを出すと相手DFにあたりコースが変わるも相手守備の背後に抜け出した阿部隼人が左足でゴール右隅に決め先制。Hondaは前半シュート1本でゴールなく枚方が1点リードで折り返す。後半はボールの主導権を握るHondaが50分にハーフウェーライン付近から八戸雄太がロングボールをゴール前に入れると池松大騎が相手GKとDFと競り合いながら頭で合わせ同点に追いつく。その後は逆転を狙って積極的に仕掛けるHondaだったが枚方守備陣の体を張った守りの前に決定機に決められず。枚方は後半シュート2本でゴールなく試合終了。1-1の引き分けとなり勝点1ずつを分け合った。Hondaは開幕戦以来の勝利ならず、枚方は直近3試合勝利なし。

 クリアソン新宿とFCマルヤス岡崎は「味フィ西」で対戦。前半開始早々の2分にマルヤスは中央でパスを繋ぎ前田央樹がシュートを放ち相手GKが弾くが、そのこぼれ球を塩谷仁が右足で詰め先制。マルヤスは前半8本のシュートを放ったが追加点はなし。新宿は5本のシュートを放つも決定機に決め切れずマルヤスが1点リードで折り返す。後半は50分に新宿がカウンターから左サイドで瀬川和樹がゴール前にパスを出すと相手DFのクリアボールを齊藤和樹が頭で詰め同点。しかしマルヤスは67分に左サイドでボールを繋ぎ西村仁志が前方にパスを出すと相手DFにあたりコースが変わるものの抜け出した前田央樹が左足で決め再びリード。新宿は後半8本のシュートを放ったが再び追いつくことが出来ず試合終了。マルヤスが1点差を守りきり第3節以来となる勝利で今季2勝目。新宿は連敗となった。

 30日はラインメール青森とブリオベッカ浦安が「新青森球」で対戦。試合前からの強風でボールコントロールが難しい中、互いにチャンスを作りシュートを放つも(青森4本、浦安5本)互いの攻守もありゴールなくスコアレスで折り返す。後半は風上の青森が相手陣内で仕掛ける時間が多いものの浦安の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず終盤へ。そして86分に青森は右サイドの直接FKからのボールにゴール前で岩間雄大が頭で落としたボールを浦田延尚が右足で詰め先制。その後は試合終了間際まで浦安が再三に渡り決定的なチャンスを作るが青森の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。青森が虎の子の1点を守り切って勝ち今季3勝目。浦安は3連敗となった。

 ヴェルスパ大分とヴィアティン三重は「JLスタ」で対戦。V三重は前半9分に左サイドから藤澤典隆がゴール前にクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ田村翔太が頭で合わせ先制。32分には左CKからのボールにファーサイドで田村翔太が右足でダイレクトで合わせ2点目。V大分は前半シュート2本でゴールなくV三重が2点リードで折り返す。後半はV三重が53分に左サイドから安西海斗が放った直接FKのボールがそのままゴールに吸い込まれ3点目。57分には中央で繋いだボールから池田直樹がドリブルで持ち込み決め4点目。V大分も後半5のシュートを放つも相手の攻守にも阻まれ最後までゴールがなく試合終了。V三重が4点差をつけ勝ち第2節以来となる3勝目。V大分は開幕戦以来となる黒星となった。

 鈴鹿ポイントゲッターズと東京武蔵野ユナイテッドFCは「三交鈴鹿」で対戦。鈴鹿は前半27分に右サイドのスローインから小野寺亮太がドリブルで駆け上がり前方にパスを出すと抜け出した兒玉澪王斗が右サイド角度のないところから右足で決め先制。武蔵野はシュート2本でゴールなく鈴鹿が1-0で折り返す。後半も鈴鹿が優位に進める時間帯が多い中、なかなか追加点は決められず。武蔵野はシュート1本でこの日は最後までゴールが遠く。そして90分には鈴鹿がゴール前で兒玉澪王斗がキープし繋いだボールを三好辰典が右サイドからクロスを入れるとフォアサイドで詰めた鈴木翔太が右足で決め追加点を決めそのまま試合終了。鈴鹿が2-0で勝ち今季3勝目。武蔵野は今季3敗目となった。

 高知ユナイテッドSCとミネベアミツミFCは「春野陸」で対戦。前半風上の高知は優位に攻めながら7本のシュートを放つもミネベア守備陣の攻守に阻まれゴールなし。ミネベアは自陣での時間が多いもののシュート2本を放ちゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半も高知がボールを持つ時間が多く8本のシュートを放つがミネベア守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。ミネベアは得意のセットプレーのチャンスを作るがシュートまで持っていけない展開が続きシュート後半は2本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。高知、ミネベア共には今季初の引き分けとなった。

 沖縄SVとソニー仙台FCは「南風原」で対戦。ソニーは前半26分にゴール前で繋いだボールに最後は上野上野瑶介が左足で決め先制。その後も追加点を狙い前半7本のシュートを放ったがゴールなし。沖縄もチャンスを作りシュート3本を放つがソニーの堅い守りの前にゴールなくソニーが1点リードで折り返す。後半は沖縄がチャンスを多く作るようになり決定的な機会も増え4本のシュートを放つがソニー守備陣の体を張った守りの前に最後までゴールが遠く。後半のソニーは自陣でのプレーが多くなったがチャンスを作りシュート3本を放つが追加点はなく試合終了。1点のリードを守り切ったソニーが勝ち3試合ぶりの勝利で首位に立った。沖縄は連敗で今季5敗目。

 次週(5月6、7日)は天皇杯都道府県予選のためリーグ戦は休み。次節(第8節)は5月13日(土)に1試合、14日(日)に6試合が開催される。
 *試合なし:鈴鹿ポイントゲッターズ