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第25回JFL 第14節「Honda FCが連勝で4位に浮上!」


第14節 Honda FC vs 高知ユナイテッドSC(2023/7/1)より

 第25回日本フットボールリーグの第14節が7月1日(土)に4試合、2日(日)に3試合が開催され、この日試合のなかった新宿に代わり武蔵野相手に5試合ぶり勝利の滋賀が首位に返り咲いた。Hndaが高知との接戦を制し連勝、8戦負けなしで首位とは勝点2差の4位に浮上。沖縄の高原直泰がJFLで初ゴールを決めこれでJ1から地域リーグまでのカテゴリー全てでゴールを達成した。
 *試合なし:クリアソン新宿

 1日は東京武蔵野ユナイテッドFCとレイラック滋賀が「武蔵野」で対戦。前半16分に滋賀は相手のバックパスを奪った榎本大輝がドリブルで持ち込みゴール前では相手GKを交わし決め先制。25分にPKのチャンスを得ると平尾壮が決め2点目。30分にもPKのチャンスを得ると榎本大輝が決め3点目。武蔵野は40分にカウンターから石原幸治がドリブルで持ち込みゴール前で相手を交わしながら左足で放ったシュートは右ポストに当たるも跳ね返ってゴールに吸い込まれ1点を返す。その後は互いに追加点なく前半は滋賀が2点リードで折り返す。後半は66分に滋賀が右サイドから早矢仕久志からののクロスを受けた菊島卓がドリブルからループシュートを決め4点目。武蔵野は76分にPKのチャンスを得ると鈴木裕也が決め再び2点差に。後半の武蔵野は9本のシュートを放つもその後はゴールなく試合終了。4ゴールを決めた滋賀が2点差で勝ち首位に返り咲く。武蔵野は4試合ぶりの黒星。

 ヴィアティン三重とソニー仙台FCは「ラピスタ」で対戦。前半9分にV三重は川中健太からのパスに抜け出した寺尾憲祐がシュートを放ち一度は相手GKに止められるも、こぼれ球を冷静に決め先制すると44分には相手GKのクリアボールを繋ぎ最後は川中健太が右足で決め2点目。ソニーは前半4本のシュートを放つもゴールなくV三重が2-0で折り返す。後半はV三重が5本のシュートを放つも追加点はなく9本のシュートを放ったソニーが87分に瀬尾純基が自陣からドリブルで持ち込み前方にパスを出すと抜け出した勝浦太郎がシュートを放ち相手GKのクリアボールを左サイドから瀬尾純基が左足で決め1点を返すがその後はV三重守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。V三重が2-1で勝ちホームでは3連勝。ソニーはアウェイでは3連敗となった。

 Honda FCと高知ユナイテッドSCは「都田」で対戦。前半は4本のシュートを放ったHondaが40分に左サイドからのクロスボールにゴール前で岡﨑優希が頭で落としたボールを佐々木俊輝が右足で詰め先制。高知は3本のシュートを放ったがゴールなくHondaが1-0で前半を折り返す。後半は高知がカウンターから相手陣内で仕掛ける時間が多くなるがHondaの堅い守りの前にシュートまで持っていけず。Hondaも後半は3本のシュートを放つがゴールなく試合終了。Hondaが1-0で勝ち連勝。前節ホームで勝利の高知はアウェイでは3連敗となった。

 ヴェルスパ大分とラインメール青森は「レゾサA」で対戦。朝から大雨の影響もあったこの試合はロングボールで相手陣内に蹴り込む展開が多く互いに5本ずつのシュートを放つもゴールなし。特にV大分は4本のCKがあったがゴールに結びつけずスコアレスで前半を折り返す。後半も互いに相手陣内にはボールを運びV大分が4本、青森が6本のシュートを放ち、青森は5本のCKのチャンスがあったがチャンスを生かせず。また互いに守備も堅く体を張った守りで最後までゴールを許さず試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。V大分は3試合ぶりの勝点、青森は連勝ならず。

 2日はFCティアモ枚方とブリオベッカ浦安が「たまりく」で対戦。前半は浦安が相手陣内で積極的に仕掛け10本のシュートを放つも枚方のGK寺沢優太の好セーブもありゴールならず。枚方は4本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は48分に浦安は村越健太が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとニアサイドに走り込んだ峯勇斗が右足で合わせ先制。しかしその後はチャンスが少なく追加点はなし。逆に後半は8本のシュートを放った枚方が84分に左サイドでバジルのボールキープから阿部隼人のクロスにゴール前で待ち構えていた山口隆希が右足で詰め同点。その後は互いにチャンスを作るが決めることが出来ずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 FCマルヤス岡崎とミネベアミツミFCは「豊橋」で対戦。前半11分にマルヤスは右サイドからのクロスにファーサイドに走り込んだ岡部拓実が右足で決め先制すると28分にミネベアは自陣からのロングボールに抜け出した杉田達哉がゴール前でボールをキープし横パスを出すと日野友貴が相手を交わしながら右足で決め同点。42分にミネベアは左からのクロスにゴール前に飛び込んだ日野友貴が右足で直接合わせ逆転。しかしマルヤスは右サイドからのクロスに塩谷仁が左足で合わせ追いつき前半は2-2の同点で折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスが多くなりミネベアはシュート5本を放つもゴールなし。6本のシュートを放ったマルヤスが85分に中央で繋いだボールに最後は水谷侑暉がドリブルから右足で決め3点目。これが決勝点となりマルヤスが3-2で勝ち首位とは勝点1差の2位に浮上。ミネベアは3連敗で順位を13位に下げた。

 鈴鹿ポイントゲッターズと沖縄SVは「AGF鈴鹿」で対戦。開始早々に鈴鹿はゴール前のパス回しから小野寺亮太が右足でゴール右隅に決め先制。その後はなかなかチャンスが作れず追加点はなし。逆に沖縄はやや左サイドで冨久田和真がボールキープしクロスを入れるとゴール前に走り込んだ高原直泰が左足で合わせ同点。高原はJFL初ゴールを決めこれでJ1、J2、J3、JFL、地域(九州L)、都道府県(沖縄県社会人L)の全てのリーグでゴールを達成した。その後は追加点なく1-1で前半を折り返す。この日は前後半で飲水タイムを実施した猛暑の中で後半は鈴鹿がシュート1本、沖縄が2本と少なく追加点はなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 前半最後となる次節(第15節)は7月8日(土)に3試合、9日(日)に4試合が開催される。
 *試合なし:FCマルヤス岡崎