日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第25回JFL 第22節「ブリオベッカ浦安がクリアソン新宿に勝ち春の雪辱を果たす!」


第22節 ブリオベッカ浦安 vs クリアソン新宿(2023/9/23)より

 第25回日本フットボールリーグ第22節が9月23日(土)に4試合、24日(日)に2試合、25日(月)に1試合が開催され、首位のHondaはミネベア相手に3ゴールを決め勝ち連勝で2位に勝点差を10に広げた、浦安は3位の新宿相手に勝ち春の国立決戦での雪辱を果たした。ソニーは3試合連続引き分けも2位をキープ、J3入会を目指すチーム同士の直節対決は青森が滋賀に逆転勝利で3位に浮上した。得点王争いはミネベアの日野友貴が今節も1ゴールを決め15得点とし2位の選手との差を7得点に広げた。
 *試合なし:沖縄SV

 23日はブリオベッカ浦安とクリアソン新宿が「ZA市原」で対戦。前半序盤から浦安が相手陣内で攻める時間が多くセカンドボールを多く拾い6本のシュートを放つも新宿の守りが堅くゴールなし。新宿もチャンスを作り4本のシュートを放つも決定機に決め切れずスコアレスで前半を折り返す。後半は雨が降りはじめた中で58分に浦安が相手陣内でボールを繫ぎ左サイドから村越健太がクロスを入れるとゴール前でワンバウンドしたボールがゴールに吸い込まれ先制。その後も浦安がボールの主導権を握る時間が多く追加点を狙い後半は4本のシュートを放つもゴールなし。新宿も決定的なチャンスを作ったがゴール前で詰め切れずゴールなく試合終了。浦安が1-0で勝ち春の国立決戦で敗れた雪辱を果たした。新宿は連勝ならず4位に順位を落とした。

 FCティアモ枚方と鈴鹿ポイントゲッターズは「たまりく」で対戦。前半3分に枚方はバジルが前方に出したパスを相手守備がクリアしたボールがゴールに吸い込まれオウンゴールとなり先制。その後も追加点を狙い優位に攻めた枚方は前半5本のシュートを放つも決め切れず。鈴鹿は前半3本のシュートでゴールなく枚方が1-0で折り返す。後半は59分に左サイドでボールを受けた鈴木翔太がドリブルで相手を交わしながら左足で決め同点とすると72分には三宅海斗が左サイドを駆け上がりクロス入れるとゴール前ファーサイドに走り込んだ三好辰典が右足で合わせ逆転。その後は枚方が相手陣内でチャンスを作り決定的なシュートを放つもバーやポストに跳ね返されるなどゴールならず。鈴鹿もチャンスを作るが決め切れずこのまま試合終了で鈴鹿が逆転勝利。枚方はホームで連敗となった。

 ミネベアミツミFCとHonda FCは「宮崎市」で対戦。前半35分にHondaは左CKからのボールにゴール前の競り合いからこぼれたボールを川浪龍平が右足で詰め先制すると38分には自陣から繫いだボールに右サイドから弓場堅真がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ富田湧也が頭で合わせ2点目。44分には児玉怜音が相手陣内でボールを奪い右足で決め3点目。ミネベアは45分に日野友貴が右足でミドルシュートを決め1点を返し、前半はHondaが2点リードで折り返す。後半は好守の切り替えの早い展開から互いに相手陣内でチャンスを作りミネベアは5本、Hondaが3本のシュートを放つも互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。Hondaが2点差で勝ち連勝で勝点を42まで伸ばした。ミネベアは4試合ぶりの黒星となった。

 ヴィアティン三重と東京武蔵野ユナイテッドFCは「タピスタ」で対戦。前半30分に武蔵野はPKのチャンスを得ると小林大地が左足で決め先制。V三重は34分に自陣からボールを繫ぎ右サイドから寺尾憲祐が前方にロングパスを出すと左サイドに抜けた田村翔太が右足で直節合わせ同点に追いつく。そして44分には左CKからゴール前競り合いからこぼれたボールを野垣内俊が前方にパス、谷奥健四郎が体勢を崩しながら繫いだボールに金成純が右足で詰め逆転。V三重が2-1で折り返す。後半は49分に武蔵野が右サイドから小口大司がクロスを入れ中央で石原幸治が繫いだボールに小林大地がシュートし相手GKが弾いたボールを石原幸治が左足で詰め2-2の同点にする。そして84分に武蔵野は左CKから相手のクリアボールに左サイドから後藤京介がクロスを入れると中川諒真が頭で決め逆転。しかしV三重は87分に左からのクロスにゴール前競り合いからのこぼれ球を金成純が右足で詰め同点とすると90分には左サイドから藤澤典隆がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ大竹将吾が頭で合わせ再逆転。その後はボールをキープしながら武蔵野の反撃を抑えたV三重が4-3で勝ち連勝。武蔵野は連敗となった。

 24日はラインメール青森とレイラック滋賀は「新青森球」で対戦。前半から風上の青森が相手陣内で攻める時間が多く8本のシュートを放つが相手の好守に阻まれゴールならず。逆に滋賀は36分に相手のバックパスをカットした大垣勇樹がドリブルで持ち込み飛び出した相手GKを交わしながら右足アウトサイドで決め先制。滋賀が1点リードで折り返す。後半は青森が54分に右CKからゴール前相手のクリアボールに距離のある位置から岩間雄大が右足で豪快なミドルシュートを決め同点に追いつくと63分には自陣GKからゴール前で繫いだボールに最後は青木義孝が右足で低く抑えたシュートがゴール右下隅に決まり逆転。滋賀は76分に左サイド直節FKからのボールにゴール前ニアサイドで川森有真が頭で合わせ追いつくが81分に青森は左CKからのボールにゴール前ファーサイドで青木義孝が右足で直節合わせ再びリード。その後は互いにチャンスを作るが決めることが出来ず試合終了。青森が3-2で勝ち4試合ぶりの勝利で3位に浮上、滋賀は4試合ぶりの黒星となった。

 ソニー仙台FCと高知ユナイテッドSCは「石巻フ」で対戦。前半2分に高知は右サイドで相手ボールを奪って繫ぎ栗原純弥がクロスを入れるとゴール前で新谷聖基が左足で詰め先制。その後の高知は守りを固めながらカウンター狙いでソニーが相手陣内でボールの主導権を握るも決定的なシュートが放てなかったが45分に右サイドから伊藤綾汰がクロスを入れるとゴール前に走り込んだ上野瑶介が右足で合わせ1-1の同点で前半を折り返す。後半は高知が59分にカウンターからボールを繫ぎ最後は小林心がやや左サイドから右足でゴール右下隅に決め再びリードするがソニーは73分に後藤裕二が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前ニアサイドに走りこんだ伊藤綾汰が左足で合わせ同点とするが高知は86分にゴール前中央でボールを繫ぎ東家聡樹のパスから抜け出した樋口叶が右足で決め三度リード。そしてソニーは90+3分に相手ゴール前で繫いだボールから最後は右サイドから後藤裕二がシュートしゴール前のこぼれ球を飛び込んだ瀬尾純基が右足で詰め三度追いつく。その後はソニーが決定的なチャンスを作ったが決め切れず試合終了。3-3の引き分けで勝点1ずつを分けあった。ソニーは夏の中断開け後は3試合連続引き分けも2位をキープし、高知は3連勝ならず。

 FCマルヤス岡崎とヴェルスパ大分は「マルヤス龍北」で対戦。30℃近い残暑の中で前半は互いに相手陣内で決定機を作りシュートを放つが両GKの好セーブもありゴールなく終盤へ。そして38分にマルヤスはリスタートから右サイドで繋いだボールにゴール前での競り合いからこぼれたボールに前田央樹が右足で詰め先制するとV大分は43分に左サイドから西埜植颯斗がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ中井崇仁が頭で合わせ1-1の同点で前半を折り返す。後半はマルヤスが相手陣内で攻める時間が多くなり4本のシュートを放つもV大分の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V大分もCK等のチャンスを作り3本のシュートを放つもマルヤスの守備が堅くこちらもゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 次節(第23節)は9月30日(土)に2試合、10月1日(日)に5試合が開催される。