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特別国民体育大会「高知県(高知ユナイテッドSC)が、かごしま国体サッカー競技(成年男子)で優勝!」


特別国民体育大会 高知県(高知ユナイテッドSC)(2023/10/15)

 特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)サッカー競技(成年男子)が10月12日(木)~15日(日)までの4日間、鹿児島県志布志市で開催された。JFL勢では単独チームとして宮城県「ソニー仙台FC」、千葉県「ブリオベッカ浦安」、高知県「高知ユナイテッドSC」の3チームが参加。宮崎県の選抜チームには「ミネベアミツミFC」の選手が2名選出され参加した。結果は高知県が決勝に進出し開催県の鹿児島県に勝ちの昨年の大分県(ヴェルスパ大分)に続きJFL勢が優勝となった。宮崎県は3位決定戦で北海道に勝ち3位。

 1回戦では宮城県が聖カタリナ大と松山大学を中心として選出された愛媛県と対戦。前半はスコアレスで折り返すが後半67分に宮城県が中央でボールを繫ぎ最後は信太英駿がドリブルから右足で決め先制。ゴールはこの1点のみだったが守りでは相手のシュート1本の無失点で抑え勝利、準々決勝に駒を進めた。宮崎県と千葉県の70分の戦いはスコアレスとなり、PK戦に持ち込まれるが千葉県が1名決められず全員決めた宮崎県が勝ち準々決勝に進出した。千葉県は準々決勝進出ならず。高知県は流経大の学生を中心とした茨城県と対戦しシュート数では上回られ苦戦するも70分の戦いはスコアレスとなり、PK戦に持ち込まれるが茨城県が1名決められず全員決めた高知県が勝ち準々決勝に進出した。

 準々決勝では宮城県が1回戦で石川県に勝った開催地の鹿児島県と対戦。鹿屋体育大の学生を中心とした鹿児島県よりシュート数で上回るも決定機に決め切れず。逆に鹿児島県が後半は46分に右サイドからのクロスにゴール前で合わせ先制。これが決勝点となり宮城県は0-1で敗れ準決勝進出ならず。宮崎県は和歌山県を破った佐賀県と対戦し終始優位に攻めたが決定機に決め切れず70分の戦いはスコアレスとなり、PK戦に持ち込まれ8人目までもつれ込んだが宮崎県が7-6で勝ち準決勝に進出した。高知県は1回戦で群馬県を4-0で破った京都府と対戦。前半から優位に攻める高知県が前半3分に右サイドからのクロスにゴール前で相手のこぼれ球を佐々木敦河が右足で詰め先制、13分には左CKからのボールにゴール前で中田永一が頭で合わせ2点目、14分には右サイドからのクロスにゴール前で繫いだボールを宮本優が頭で合わせ3点目。前半は3-0で折り返す。後半も43分に宮本優が決め4点目。しかし京都府は66分、69分、70+1分にゴールを決め3点を返すも高知県は1点差を守り切り4-3で勝ち準決勝に進出した。

 準決勝では宮崎県と高知県が対戦。前半はスコアレスで折り返すと後半は51分に高知県が左サイドからボールを繫ぎ最後は金井冬土がドリブルから右足でミドルシュートを決め先制。宮崎県もチャンスを作るが高知県の守りが堅く最後までゴールが遠くこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った高知県が1-0で勝ち決勝進出。敗れた宮崎県は決勝進出ならず。

 宮崎県は3位決定戦で北海道と対戦。前半29分に宮崎県はゴール前相手のこぼれ球を繫ぎ最後は日野友貴が落ちついて右足で決め先制、前半を1-0で折り返す。後半は39分に北海道が追いつくが58分に右サイドからのクロスにゴール前で日野友貴が右足で合わせ再びリードすると終了間際に高木虎之介がPKを決め3-1で勝ち3位となった。

 高知県の決勝戦は、準決勝で北海道に3-1で勝った開催県の鹿児島県と対戦。前半21分に高知県は新谷聖基がPKを決め先制し1-0で折り返す。後半は63分に鹿児島県が追いつき1-1で延長戦へ。延長前半は得点がなく延長後半85分に高知県は85分に右サイドからのクロスにゴール前で橋本 峻輝が頭で合わせ再びリードするが89分に追いつかれ2-2となり決着はPK戦へ。鹿児島県が1人外したのに対し高知県は5名全員が決め高知県の勝利。高知県はJFL勢としては昨年の大分県(ヴェルスパ大分)に引き続き国体成年男子優勝となった。