日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第25回JFL 第25節「レイラック滋賀が連勝で4位に浮上!」


第25節 鈴鹿ポイントゲッターズ vs レイラック滋賀(2023/10/22)より

 第25回日本フットボールリーグ第25節が10月21日(土)に3試合、10月22日(日)に4試合が開催され、上位3チームが全て引き分け、鈴鹿を破った滋賀が連勝で3位とは勝点差なしの4位に浮上、15位の沖縄はJFL入会後初の連勝となった。
 *試合なし:FCマルヤス岡崎

 21日はHonda FCとラインメール青森が「エコパ」で対戦。前半風上のHondaが序盤から積極的に仕掛けるも青森の堅い守りの前にシュートが少なく1本でゴールなし。青森もチャンスからシュート2本を放つがゴールなくスコアレスで折り返す。後半は青森が風上でHonda陣内でのチャンスが増え終盤は決定的なチャンスを連続して作るがシュート3本でゴールなし。Hondaも前半より少ないもののチャンスを作るがシュート1本でゴールなく試合終了。1位と3位の対戦はスコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。共に順位は変わらず。

 東京武蔵野ユナイテッドFCとソニー仙台FCは「武蔵野」で対戦。前半7分に武蔵野は中央直接FKのチャンスに後藤京介が左足で右上隅に決め先制するとソニーは17分に右サイドのスローインから繫いだボールに鈴木啓太郎がクロスを入れ相手FPのこぼれ玉を上野瑶介が右足で放ったシュートが左下隅に決まり同点。その後は互いにチャンスを作るが決めることが出来ず1-1の同点で折り返すと後半は武蔵野がシュート1本に対しボールの主導権を握る時間が多いソニーが再三チャンスを作り12本のシュートを放ったが武蔵野守備陣の体を張った守りの前にゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。2位のソニーは首位との勝点差を詰められず武蔵野は14位に順位を下げた。

 FCティアモ枚方とミネベアミツミFCは「たまりく」で対戦。前半風上のミネベアが21分に左サイドの直接FKから高原大知が放ったボールにゴール前で相手FPが頭でクリアしたボールがゴールに吸い込まれオウンゴールとなりミネベアが先制すると39分には左サイドからのクロスにゴール前逆サイドに流れたボールを田中大和が横パスを出し日野友貴が右足でループシュートを決め2点目。枚方はシュート4本でゴールなくミネベアが2点リードで折り返す。後半は好守の切り替えの速い展開から両チームとも積極的にシュートまで持って行き枚方が7本のシュートを放つもミネベアの守備が堅くゴールなし。逆に8本のシュートを放ったミネベアが88分に牧野翔太が相手陣内でボールを奪いスルーパスを出すと當瀬泰祐が左足でシュートを放ち相手GKがクリアしたボールを大脇瑞城が頭で詰め3点目。その後は枚方の反撃を抑えたミネベアが6試合ぶりの勝利で13位に順位を上げた。枚方はホームで連勝ならず。

 22日はヴィアティン三重とブリオベッカ浦安が「ラピスタ」で対戦。前半は好守の切り替えの速い展開で互いに決定的なチャンスを作りV三重が4本、浦安が5本のシュートを放つが互いに守りも堅くゴールなし。前半をスコアレスで折り返す。後半は62分にV三重が自陣から菅野哲也が前方にパスを出すと抜け出した田村翔太がドリブルで持ち込み左サイドからクロスを入れるとゴール右サイドに走り込んだ森主麗司が右足で合わせ先制。しかし浦安は86分には浦安が自陣からロングボールを入れると井上祥太郎が頭で繫ぎ西袋裕太が左足でシュートし相手のこぼれ球を村越健太が右足で決め同点。後半は互いに5本ずつのシュートを放つも追加点はなくこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。V三重は2戦勝利ならず、浦安はこれで14戦連続負けなしも5位に順位を落とした。

 ヴェルスパ大分と沖縄SVの対戦は「レゾサA」で対戦。前半はV大分がボールを持つ時間が多くシュート4本を放つが沖縄の守りが堅くゴールなし。沖縄もカウンター等から相手陣内に攻め込み3本のシュートを放つがV大分の守りも堅くゴールなし。前半をスコアレスで折り返す。後半は68分に沖縄が自陣から荒井秀賀が前方にロングボールを入れると大城佑斗が右足でループシュートを決め先制。沖縄の後半のシュートはこの1本。逆にV大分は後半7本のシュートを放つも沖縄の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った沖縄がJFL入会後初の連勝。V大分は連敗で直近5試合勝利なく11位に順位を落とした。

 鈴鹿ポイントゲッターズとレイラック滋賀は「四日市」で対戦。前半22分に滋賀は自陣からのロングボールを繫ぎ左サイドからのクロスに逆サイドで五十嵐理人が折り返したボールをゴール前で菊島卓がスルーし井出敬大が左足で合わせ先制。32分にはPKのチャンスを得るとこれを菊島卓が右足で決め2点目。鈴鹿は前半シュートゼロでゴールなく滋賀が2点リードで前半を折り返す。後半は鈴鹿が直節FKのチャンスが多くなりシュート4本を放つも滋賀の守りが堅く最後までゴールが遠く、逆に滋賀は83分にゴール前で大垣勇樹が落ちついて右足で決めダメ落しとなる3点目を決め鈴鹿に勝ち連勝で3位の青森とは勝点差なしの4位に浮上した。敗れた鈴鹿は4試合ぶりの黒星となった。

 クリアソン新宿と高知ユナイテッドSCは「味フィ西」で対戦。前半序盤から新宿が相手陣内で積極的にチャンスを作り4本のシュートを放つが決定的なチャンスに決め切れず。高知はカウンターからチャンスを作るがシュート1本と少なく前半はスコアレスで折り返す。後半はボールの主導権を握る時間が多い新宿が再三に渡って決定機を作り13本のシュートを放ったが高知の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。逆に高知は79分に左サイドから宮本優がクロスを入れるとファーサイドで樋口叶が右足で直節合わせ先制。その後は新宿の反撃を抑えた高知が虎の子の1点を守り切って勝利。リーグ戦3試合ぶりの勝利で6位に浮上、敗れた新宿は4連敗となり8位に順位を下げた。

 次節(第26節)は10月28日(土)に1試合、10月29日(日)に6試合が開催される。