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第25回JFL 第27節「FCマルヤス岡崎がホーム連勝!」


第27節 FCマルヤス岡崎 vs クリアソン新宿(2023/11/4)より

 第25回日本フットボールリーグ第27節が11月4日(土)に5試合、5日(日)に2試合が開催され、首位のHondaと2位のソニーは共に勝ち勝点差は4のままで縮まらず、次節でHondaが勝ちソニーが敗れるとHondaの優勝が決定する。今節敗れたV三重、高知、新宿は今季の3位以下が確定した。新宿に勝ったマルヤスがホームでは第24節に続き連勝となった。得点ランキングではミネベアの日野友貴が2試合ぶりのゴールで19得点まで伸ばした。
 *試合なし:レイラック滋賀

 4日はFCマルヤス岡崎とクリアソン新宿が「マルヤス龍北」で対戦。前半から攻守の切替えの早い展開でチャンスを作りマルヤスが6本、新宿が5本のシュートを放つも互いの好守もありゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は69分にマルヤスが自陣で相手ボールをカットし前方にロングパスを入れると右サイドから前田央樹がドリブルで駆け上がりゴール前で西村仁志、ンダウターラと繫ぎ最後は原耕太郎が右足でゴール右隅に決め先制。その後も追加点を狙って後半は3本のシュートを放つも追加点はなし。新宿は後半チャンスが少なくシュート1本でゴールなし。マルヤスが1-0で勝ちホームゲームでは第24節に続き連勝。5連敗となった新宿は今季の3位以下が確定した。

 東京武蔵野ユナイテッドFCと鈴鹿ポイントゲッターズは「武蔵野」で対戦。前半からボールの主導権を握り優位に攻める武蔵野は37分に右ショートコーナーから中央でボールを繫ぎ最後は山田梨功がやや右サイドからクロスを入れるとゴール前で一宮憲太が頭で合わせ先制。武蔵野は前半4本のシュートを放ったが追加点はなし。鈴鹿はシュート2本でゴールなく前半は武蔵野が1-0で折り返す。後半は78分に武蔵野が自陣左サイドから鈴木大河がロングボールを前方に入れると小林大地が相手と競り合いながら出たこぼれ球を行武大希がゴール前にパスを出し走り込んだ小林大地が右足で決め追加点。後半の鈴鹿は相手陣内にボールは入れるもののシュートまで持って行けず最後までゴールなく試合終了。武蔵野が2-0で勝ち4試合ぶりの勝利で15位とは勝点差を7に広げた。鈴鹿は3連敗。

 ヴィアティン三重とヴェルスパ大分は「四日市」で対戦。前半はボールも持つ時間が多いV大分が29分に中央直接FKからのボールが相手にあたり右サイドゴールラインギリギリにこぼれ追いついた杉山耕二がゴール前にクロスを入れると山﨑一帆が右足で詰め先制。その後も追加点を狙い前半4本のシュートを放つも追加点はなし。V三重はシュート2本でゴールなくV大分が1点リードで折り返す。後半は互いに好守の切り替えの早い展開でV三重が8本、V大分が7本のシュートを放ち82分にV三重は中盤でボールを奪い繫いだボールを吉田篤志がシュートし相手のこぼれ球を再び吉田篤志が左足で放ったシュートが左隅に決まり同点に追いつくとV大分が83分に藤本拓臣が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れゴール前相手のクリアボールを中井崇仁が落ち着いて右足で決め再びリード。その後はV三重の反撃を抑えたV大分が勝ち連勝で今季2位以内に望みを繫いだ。敗れたV三重は今季の3位以下が確定した。

 ソニー仙台FCと沖縄SVは「石巻フ」で対戦。前半から優位に攻めるソニーは30分に右サイド縦のロングボールに追いついた鈴木啓太郎がクロスを入れるとゴール前で上野瑶介が頭で合わせ先制すると45+1分には自陣からのロングボールにゴール前に抜け出した鈴木啓太郎が相手と競り合いながら右足で決め追加点。沖縄は前半シュートゼロでゴールなくソニーが2-0で折り返す。後半は沖縄が相手陣内で仕掛ける時間が増え、61分には左からのクロスにゴール前で高原直泰が頭で合わせ1点を返すと82分には右サイドからのスローインにゴール前で相手のクリアミスがオウンゴールとなり同点に追いつく。後半もシュート数で上回るソニーは前半終了間際に中央で繫いだボールに最後は右サイドから後藤裕二がクロスを入れるとゴール前で瀬尾純基が落ち着いて右足で決めこれが決勝点となる3-2でソニーが勝ち3試合ぶりの勝利。沖縄は4試合ぶりの黒星で14位との勝点差が7に広がった。

 ブリオベッカ浦安とラインメール青森は「東総」で対戦。前半5分に青森は右サイドから繫いだボールに最後は船山貴之が右足で放ったミドルシュートがゴール左上隅に決まり先制。青森の前半のシュートはこの1本。前半は風上でボールを持つ時間が長い浦安は25分に右サイド縦のロングボールに右サイドを駆け上がった栗田詩音がクロスを入れるとゴール前に走り込んだ林容平が右足で合わせ同点。その後はチャンスに決め切れず1-1の同点で折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作るが互いに守りも堅くこのまま引き分けかと思われた終了間際の90+3分に浦安は右サイドから吉田武史がクロスを入れゴール前で井上翔太郎が絡んで流れたボールを仁瓶翼が滑り込みながら右足で決め逆転で浦安が2-1で青森に勝ち3試合ぶりの勝利で4位に順位を上げた。連敗となった青森は2位ソニーとの勝ち点差が6に広がり5位に順位を落とした。

 5日はミネベアミツミFCと高知ユナイテッドSCが「宮崎小林」で対戦。前半は風上の高知が32分にゴール前でボールを繫ぎ高野裕維がやや左サイドからクロスを入れ吉田知樹が逆サイドから頭で折り返したボールに東家聡樹が体勢を崩しながら右足で決め先制。ミネベアは前半風下ながらもボールも持つ時間では上回りパスを繫ぎながらシュート4本を放つも相手の好守にも阻まれゴールならず高知が1点リードで折り返す。後半は風上のミネベアが序盤から相手陣内にボールを積極的に入れるようになり49分には右CKからのボールにゴール前で田中大和が右足で決め同点に追いつくと67分にはゴール前で繫いだボールから日野友貴が左足でミドルシュートを放つと相手GKが弾くもそのままゴールに吸い込まれ逆転。その後も追加点を狙って仕掛けるも決定機に決め切れず。高知もチャンスを作り2本のシュートを放つも追いつくことが出来ずこのまま試合終了。ミネベアが逆転勝ちで11位に順位を上げた。敗れた高知は9位に順位を落とし今季の3位以下が確定した。

 FCティアモ枚方とHonda FCは「J-G堺メイン」で対戦。Hondaは前半12分に右サイドから岩切拳心が前方にロングボールを入れると抜け出した岡﨑優希が相手守備からのこぼれ球を右足で決め先制すると14分にはハーフウェーライン付近から前方に出したパスに追いついた川浪龍平が右サイドからクロスを入れファーサイドで鈴木理久が繫いだボール走り込んだ佐々木俊輝が右足で決め2点目。枚方は20分にゴール前で繫いだボールに最後は山口隆希が左足で決め1点を返す。しかし前半だけで12本のシュートを放ったHondaは42分に右CKからのボールに川浪龍平が頭で折り返しゴール前で鈴木理久が繫ぎ相手のクリアボールを松本和樹が右足で決3点目。枚方は前半シュート2本で追加点はなくHondaが2点リードで折り返す。後半もボールの主導権を握るHondaは65分に岡﨑優希からのパスに佐々木俊輝がシュートしたボールがポストにあたり跳ね返りを岡﨑優希が左足で詰め4点目。後半は9本のシュートを放ったHondaだったが後半のゴールはこの1点のみ。枚方もチャンスを作るも2本のシュートで後半はゴールなく試合終了。Hondaが3点差をつけ5試合ぶりの勝利。次節勝って2位のソニーが敗れると第21回以来となる10度目の優勝が決定する。枚方は3試合勝利なしで13位に順位を落とした。

 次節(第28節)は11月11日(土)に3試合、12日(日)に4試合が開催される。