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第28回日本フットボールリーグ第1節プレビュー

 第28回日本フットボールリーグの開幕戦となる第1節が8月29日(土)に5試合、30日(日)に2試合、31日(月)に1試合が開催される。

 29日はいわてグルージャ盛岡とラインメール青森の対戦が「いわスタA」で開催。天皇杯2回戦から中二日のチーム同士。共に天皇杯は関東遠征で青森も今回はアウェイだが隣県でもありコンディション面での負担は岩手とは大きな差がないかもしれない。それでも激戦の疲れもあることから互いのスターティングメンバーにも注目したい。岩手は新加入選手が3名と多くなくJFLCUP得点ランキングトップの藤島樹騎也が青森へ移籍したことで得点の面では森夲空斗や岡﨑大志郎には期待かかる。逆に青森は新加入選手5名で昨年は得点力の面で目標に届かなかったことからその点の補強はできているかもしれない。JFL CUPの東グループ2位と1位が開幕戦で激突。先制点が鍵を握りそうな試合だ。

 FCマルヤス岡崎とヴェルスパ大分の対戦は「マルヤス龍北」で開催。こちらも天皇杯2回戦から中二日のチーム同士。共にJ1をあと一歩まで追い詰めた粘り強さが見られたチーム同士だが激戦の疲れがどこまで影響するか気になるところ。こちらも当日のスターティングメンバーに注目したい。補強面でマルヤスは新加入選手2名に対しV大分はゼロ。マルヤスとしてはJFL CUP開幕戦で敗れた相手にホームで仮を返したい。その為には前半を無失点で折り返せるかが鍵となる。V大分は前半から積極的に前線の選手が仕掛けて先制点を決めたいところ。後半の守備では選手交代のタイミングが鍵を握りそうだ。

 ブリオベッカ浦安・市川とミネベアミツミFCの対戦は「柏の葉」で開催。JFL CUPからの新加入選手は共になし。浦安市川は昨年3位の好成績もJFL CUPでは得意のサイドからの仕掛けがゴールに結びつかず90分での戦いは1勝のみで上位進出ならず。守備での大崩れはないだけに攻撃面がどのように改善されるか注目したいところだ。ミネベアにとっては浦安市川がJFL復帰後は6連敗しているだけに今回こそは勝ちたいところ。浦安市川が仕掛けてくる前に前線に積極的にボールを入れ先制したいところだ。相手のサイドからの仕掛けには注意したい。後半終盤の守備面では選手交代含めしっかり対応したいところだ。

 ヴィアティン三重とボンズ市原の対戦は「ベースタ」で開催。JFL CUPでは1勝6敗で他の7チームとは大きく離れたグループ最下位。得点4は8番目、失点12は2番目に多く攻守に渡って立て直しが必要の中、選手の補強は1名と少ないが監督が交代しさらに先週は新監督が総監督となり新たな監督として霜田正浩氏が就任。どのように改革し、どのようなメンバー構成や戦術で臨むのか注目したい。新入会ながらもJFL CUPでは4試合目までは上位進出も見えたが最後は3連敗で6位。JFL CUPではボールの主導権を握る試合も見られ十分JFLでも上位進出の力があることを見せた。新たに2名を補強し、JFL初年度からJ3入会を目指す初戦は、まずはしっかり守り前半を無失点で折り返したいところか?

 ジェイリースFCとHonda FCの対戦は「クラサA」で開催。JFL初年度からJFL CUPでグループ2位となり3位決定戦でも敗れるも4位で入賞。JリーグやJFLでも実績のある選手が多く今シーズンの台風の目として注目される。昨年の王者相手にJFL CUPでの対戦ではPK戦で敗れたが無失点で抑えた。今回勝つためには守りを固めてのカウンター狙いとなるか?HondaはJFL CUPではあと一歩のところでプレーオフラウンド進出を逃しグループ5位。天皇杯本戦も出場も逃し開幕に向けてどこまで立て直してきたか気になるところ。ボールの主導権は握れるかもしれないが相手のカウンターには警戒したいところだ。連覇に向けてまずは先制点を決められるか?

 30日はY.S.C.C.横浜とFCティアモ枚方の対戦が「ニッパツ」で開催。開幕前に監督の辞任もあり砂川太希監督代行で臨む開幕戦。但し新加入選手が10名とリーグで1番多くどのようなサッカーをするか気になるところ。枚方はスピードのある攻撃でゴールを量産するチームだけに、まずは守備面での立て直しができているか注目したい。JFL CUPではプレーオフラウンド進出間近も最終戦で敗れグループ4位。主力選手の多くが移籍するなどスターティングメンバーも気になるところ。守備面ではセットプレーの対策をしっかりして臨みたい。前半序盤から攻守の切り替えの速くなりそうなこの試合は複数のゴールシーンが見られるか?

 クリアソン新宿と横河武蔵野FCの対戦は「味フィ西」で開催。天皇杯2回戦ではJ2相手に1-3で敗れたが攻撃面では決定的なシーンを多く作った新宿。今回は中三日での戦いとなるが相手ゴール前に積極的に仕掛けるサッカーで先制し優位に進めたい。対する武蔵野は新たにJクラブから3名の期限付き移籍選手が入団。彼らが上手くチームに溶け込めば相手にとっても脅威となりそうだ。今回は前半守備に費やす時間が多くなりそうだが得意のショートカウンターを生かせる展開に持ち込みゴールを狙いたい。今年の直接対決はJFL CUPでも天皇杯予選でも新宿が勝利。今回も1点を争う展開となるかもしれないが序盤から目の離せない展開となりそうだ。

 31日は沖縄SVとアスルクラロ沼津の対戦が「沖縄県陸」で開催。共に天皇杯から中四日での対戦となる。沖縄は天皇杯2回戦で1-4と敗れたがシュート数では二桁本数で後半はJ1の広島を上回っており今回も積極的にシュートを放ちJFL CUPプレーオフラウンドの第2戦のイメージで臨みたいところか?守備面では相手のカウンターに警戒したい。沼津はJFLCUPでは最終戦で岩手に敗れプレーオフラウンド進出を逃すも個々の選手レベルは高く上位に食い込んでくることが予想されるチーム。JFL CUP王者相手に勝って勢いをつけたいところ。今回はナイター開催とはいえ沖縄の暑さ対策をしっかりして臨みたい。この試合の勝敗の鍵はセットプレーか?

 第28回大会のキャッチフレーズは「新たな歴史が芽吹きます。」となっており、シーズン移行という新たな取り組みが行われる今季、試合エントリー人数の上限が18名以内から20名以内に変更となりこの点も勝敗に大きく影響するかもしれない。そして各チームが地域とともに育ち、花を咲かせ、それぞれが「新たな歴史」をつくっていくことになる今大会は「新たな」話題でスタジアムが盛り上がり王者はどのチームになるか、最後まで興味がつきないシーズンになることを期待したい。