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第100回天皇杯都道府県代表決定戦「JFL首位のFC大阪が天皇杯出場を逃す」

 9月16日(水)から始まる天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会に出場するための都道県代表決定戦が大阪府で開催され、8月26日(水)にはJFLに所属するFC大阪が試合を行った。詳細は下記のとおり。
 ※得点時間後ろの( )数字は背番号


■大阪府予選(FC大阪)
●2020年度 第25回大阪サッカー選手権大会
・決勝:8/26(水)19:00 J-GREEN堺メインフィールドS1(J-G堺メイン)
 FC大阪 2-2(前半1-2、後半1-0、延前0-0、延後0-0、PK4-5) FCティアモ枚方

 FC大阪得点者:19分(20)和田 健太郎、90+2分(39)附木 雄也
 失点:13分、43分
      
※この結果、FC大阪の第100回天皇杯への出場はなくなりました。

 FC大阪はと関西サッカーリーグ1部のFCティアモ枚方と対戦。
 サイドを効果的に使いFCティアモ枚方が優位に進める。そしてFCティアモ枚方が13分に右コーナーキックからのボールに、元韓国代表の曺永哲がボレーで決め先制。その後はFC大阪が優位に進め、19分に久保田駿斗がサイドからのドリブルで突破しゴール前に切り込むと、和田健太郎が久保田のパスに合わせ同点に追いつく。その後はFC大阪が守備の要である岩本知幸が33分に交代で下がると、FCティアモ枚方がボールを持つ時間が多くなり、43分に左サイドからゴール前で繋いだボールを曺永哲が決め再びFCティアモ枚方がリード。
 後半はFC大阪がスタートから川西誠を投入。優位に攻めるFC大阪は決定的なチャンスを作るが決めきれず、その後も前線の選手を投入するがゴールには結びつかず逆にカウンターからピンチに繋がるシーンも。しかしアディショナルタイムに猛攻を仕掛けるFC大阪は、90分+2分に左からのクロスボールに右サイドから附木雄也が頭で決め同点に追いつき延長戦へ。
 延長前半はFC大阪がボールを持つ時間が多いが、FCティアモ枚方もカウンターからチャンスを作りチャンスを作るも互いにゴールはなく延長後半へ。延長後半もボールを支配するFC大阪だったが、FCティアモ枚方の体を張った守りの前にゴールならず延長戦終了でPK方式の決着へ。
 PK方式は先攻のFC大阪の4人目が外し、FCティアモ枚方は5人全員が決め勝利。FC大阪は4年連続の天皇杯への切符を逃した。

■JFLチームの出場決定状況

チーム都道府県出場状況備考
Honda FC静岡県出場決定アマチュアシード
5年連続40回目
ソニー仙台FC宮城県出場決定2018年以来21回目
東京武蔵野シティFC東京都9/2決定戦vs(学生系の部代表)
テゲバジャーロ宮崎宮崎県出場決定2018年以来2回目
ホンダロックSC宮崎県予選敗退決勝にてT宮崎に敗戦
ヴェルスパ大分大分県出場決定4年連続10回目
FC大阪大阪府予選敗退決勝にて敗戦
MIOびわこ滋賀滋賀県出場決定3年連続8回目
ヴィアティン三重三重県予選敗退決勝にて鈴鹿に敗戦
FCマルヤス岡崎愛知県出場決定2017年以来4回目
鈴鹿ポイントゲッターズ三重県出場決定2018年以来6回目
ラインメール青森青森県出場決定2018年以来3回目
奈良クラブ奈良県出場決定12年連続12回目
松江シティFC島根県出場決定6年連続7回目
いわきFC福島県出場決定4年連続4回目
高知ユナイテッドSC高知県出場決定5年連続5回目