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第22回JFL 第24節「ラインメール青森が5ゴールを決め、新スタジアムで初勝利!」


第24節 ラインメール青森 vs 奈良クラブ(2020/10/18)より

 第22回日本フットボールリーグの第24節が10月17日(土)に1試合、18日(日)に6試合が開催された。
※残り1試合(FC大阪―松江シティFC)は8月2日(日)に実施済。

 17日はFCマルヤス岡崎と鈴鹿ポイントゲッターズが「名古屋港」で対戦。前半優位に攻める鈴鹿は前半のアディショナルタイムに右サイドからのクロスボールに逆サイドから和田篤紀が走り込んで決め先制し1点リードで折り返す。後半は追加点を狙って果敢に攻める鈴鹿だったが決定機に決めきれず逆にマルヤスは75分に犬飼翔洋が放ったシュートがゴール前を抜け逆サイドに、それを青木翼が繋ぎ最後は船谷圭祐が決め同点に追いつくと後半アディショナルタイムには左CKからゴール前で犬飼翔洋が頭で合わせ、相手GKが弾いたボールを森本大貴が決め逆転勝利。マルヤスが5試合ぶりの勝利に対し、鈴鹿は天皇杯で敗れた借りを返せず5試合ぶりの黒星となった。

 18日は高知ユナイテッドSCとヴェルスパ大分が「宿毛陸」で対戦。前半5分にV大分は利根瑠偉が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを上げるとそのボールを受けた薮内健人が落ち着いて決め先制。その後は互いにチャンスを作るも決定機に決めることが出来ずV大分が1点リードで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開から互いに積極的に攻めるも互いの守りが堅く後半は最後までゴールはなく試合終了。V大分が虎の子の1点を守りきって勝ち中三日の戦いで連勝とし単独首位に立った。高知は後半シュート数で上回るも得意のセットプレー等のチャンスを生かせず連敗で未だ勝利なし。

 テゲバジャーロ宮崎とHonda FCは「宮崎市」で対戦。前半19分にHondaは中央縦のラインでボールを繋ぎ最後は富田湧也が決め先制。T宮崎は前半9本のシュートを放ち、Hondaのゴールを脅かすも決定機に決めきれずこのまま前半終了と思われた45+1分にT宮崎はPKのチャンスを得るとこれを藤岡浩介が決め同点に追いつき折り返す。後半はHondaがやや優位の展開も風が強く決定的なチャンスが少なく、T宮崎も後半はシュート数で2本と少なく互いにゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。Hondaは首位の座から2位へ、T宮崎は昇格圏内の4位をキープ。

 MIOびわこ滋賀とホンダロックSCは「東近江」で対戦。前半は互いに攻守の切り替えの速い展開でチャンスを作るも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は60分に滋賀が右サイドから繋いだボールを最後はゴール前に走り込んだ坂本一輝が合わせ先制。しかし滋賀は76分に退場者を出すと数的優位に立つロックが相手ボールを再三脅かすも滋賀が守りを固めゴールを死守。このまま逃げ切りかと思われたアディショナルタイムにロックは後方から浮き球を入れ、ゴール前の競り合いからのこぼれ球を佐々木翼が詰め同点に追いつく。その後は互いにゴールなく1-1の引きわけで勝点1ずつを分け合った。

 ヴィアティン三重と東京武蔵野シティFCは「アサスタ」で対戦。前半から優位に攻める三重は8分に古川大悟がドリブルで持ち込み決め先制すると16分には中央で繋いだボールに望月嶺臣からゴール前に出したパスに塩谷仁が合わせ三重2点リードで折り返す。後半は武蔵野がシュート数では上回るも決定機に決めきれず。逆に三重は後半アディショナルタイムに自陣直接FKから右サイドに展開し繋いだボールから、ゴール前に出したパスに坂井将吾がスライディングで決め3-0で3試合ぶりの勝利となった、武蔵野は中3日の戦いで連敗となった。

 ラインメール青森と奈良クラブは「カクスタ」で対戦。前半は奈良クラブがシュート数で上回り、終了間際に島田拓海がドリブルからシュートを放ち1度は弾かれるもこぼれ球を落ち着いて決め先制し1点リードで折り返す。後半は59分に青森が右サイドのショートコーナーから繋いだシュートのクリアボールを再び右からクロスを入れゴール前で西山大雅が落ち着いて決め同点。しかし奈良は67分に中央の競り合いから奪ったボールから島田拓海がミドルシュートを決め再びリード。青森は69分にごゴール前ポスト返りから繋いだボールを太田康介が決め再び追いつくと73分には相手ボールをインターセプトしてからのゴール前のパスに行武大希が決め逆転すると、アディショナルタイムには浜田幸織が2ゴールを決め計5ゴール。5-2で青森が勝ち、今季から使用する新スタジアムでは2戦目で初勝利となった。奈良は今季最多となる5失点で敗れ3連勝ならず。

 いわきFCとソニー仙台FCは「いわきGF」で対戦。ソニーは前半15分に右CKからゴール前の競り合いで出た浮き球に荻原健太がダイレクトボレーを決め先制。シュート数ではいわきが前半だけで10本を放つもソニーの堅い守りの前にゴールならず。逆にソニーは43分には相手のミスから繋いだボールに佐藤碧が決めソニーが2点リードで折り返す。後半は67分にいわきが中央直接FKからゴール前で繋いだボールを山口大輝が決め1点差に迫ると後半も8本のシュートを放ち優位に攻めるいわきだったが、その後はソニーの体を張った守りの前にあと1点が遠くこのまま試合終了。1点差でソニーが勝ち、これで4連勝とし3位に浮上した、いわきは連敗で7位に順位を落とした。

 次節(第24節)は10月24日(土)に4試合、25日(日)に4試合が開催される。