

第27回日本フットボールリーグ第29節が11月15日(土)に2試合、16日(日)に6試合が開催される。
※第12節のホーム&アウェイが逆の対戦カード
15日は横河武蔵野FCとヴィアティン三重の対戦が「武蔵野」で開催。勝てば14位以上に順位が上がる武蔵野としては勝点3を確保し翌日の13位と14位の直接対決の2チームにプレッシャーをかけたいところ。前節は首位のHonda相手に終盤の決勝点で敗れたが守備面での安定しつつある。今節も前半を無失点で折り返し、後半守備を固めてのカウンター狙いの可能性が高いがシュート数は増やして行きたいところだ。前節は先制するも終盤に追いつかれたV三重。今回は先制後も追加点を狙って積極的に仕掛けたい。前回の対戦は武蔵野がPKの1点で勝利。今回の対戦も1点を争う展開となるか?勝敗の鍵はセットプレーか?
飛鳥FCとFCマルヤス岡崎の対戦は「奈良橿原」で開催。勝利以外の結果では今季の16位が確定する飛鳥。前節もセットプレーから先制とダメ押しをされており、今回も相手にセットプレーのチャンスを与えないことが残留への鍵か?今回は前半序盤から積極的に相手陣内で仕掛け先制できるか?勝てば自力での残留が確定するマルヤス。前節で連敗を止め第23節以来の勝利なるか?今回は相手も序盤から必死に来ることから予想されることから守備を固めてのカウンター狙いが効果的か?前回の対戦は終始優位に攻めたマルヤスが1-0で勝利。飛鳥としては借りを返し望みをつなぐことができるか?
16日はいわてグルージャ盛岡とクリアソン新宿の対戦が「純情TF」で開催。直近3試合負け無しで調子を上げてきた岩手。攻撃の中心となるベテラン陣が復帰しこの試合でも彼らの動きに注目が集まる。前節のように先制し追加点を決め前半を折り返すことができるか?新宿の終盤の粘り強さには警戒したい。直近3試合連続の引き分けで5試合勝利のない新宿。前日の結果次第では今季の残留が確定する新宿。またこの試合で勝てば自力での残留も決定するが5試合勝利がないのは気になるところ。前回の国立決戦は終了間際の藤本憲明が決めたゴールで敗れただけに今回はしっかりマークしてゴールを許さず借りを返したいところだ。今回の対戦も1点を争う展開となるか?
ブリオベッカ浦安・市川とレイラック滋賀の対戦は「柏の葉」で開催。3位入賞も見えてきた浦安市川に対し逆転優勝を狙う滋賀。序盤から好守の切り替えの早い展開になるかもしれない。先制点が鍵を握りそうな試合だが序盤は滋賀のFWの選手を中心とした猛攻を浦安市川が如何にして抑えるか注目したい。今回は滋賀も積極的にミドルシュートを狙ってくることが予想されセカンドボールの処理が重要になってくる。攻撃面では滋賀が日野友貴、浦安市川が東駿の両FWには厳しいマークがつくだけに他の選手の動きにも注目したいところだ。前回の対戦は1-1の引き分け、今回は決着がつくか?
沖縄SVとFCティアモ枚方の対戦は「沖縄県陸」で開催。前節はミネベア相手に2点のビハインドを追いつけず3連敗となった沖縄。前節は相手のカウンター等で2失点。特に2失点目は相手の思いきりの良さが目立ったが簡単にボールをインターセプトされないよう注意したい。相手の前線の攻撃陣が強力なだけにしっかりマークし前半は無失点で折り返したい。攻撃面ではシュート数は多いのであとはしっかり詰めたいところだ。枚方は前節ハットリックの後藤卓磨に注目が集まりそうだ。今回は厳しくマークされそうだが前線の選手達で早いパス回しから相手の守備を崩しゴールを決めたい。但し守備面では不安もあるだけに前掛かりに攻めた際の相手のカウンターやセットプレーには警戒したい。
ラインメール青森とヴェルスパ大分の対戦は「カクスタ」で開催。この試合で勝たない限り今季の2位以内がなくなる青森。但し相手の攻撃陣も強力なだけにまずはしっかり守り無失点で折り返したい。2試合連続で複数のゴールを決めている攻撃陣には前節は18本のシュートを放っているように今節も積極的にシュートを放ってもらいたいところだ。3連敗で7位まで順位を落としたV大分。守備が安定しておらず3試合で9失点。特に相手のサイドからの攻撃に対応出来ず今節はそのあたりに注意したいところか?この試合ではモチベーションの差とホームの雰囲気、そして気温差の影響が出るかもしれないが前回の対戦で勝利したようにベテランが存在感を見せれるか注目したい。
アトレチコ鈴鹿とY.S.C.C.横浜の対戦は「上野競」で開催。前日の結果如何では両チーム共にプレッシャーが大きくなる試合。それだけに慎重な立ち上がりになりそうな試合。前半はスコアレスで折り返すことになるか?雨の中の枚方戦では3ゴールを決めたがここ2試合は流れからゴールが決められずシュート数も少ない鈴鹿。今節はチャンスがあればミドルシュートを積極的に放って行きたいところか?前回の対戦では先制点が直接FKであり、今回もセットプレーのチャンスは多く掴みたい。前節は枚方相手に3失点で連敗のYSCC。2試合で8失点の守備が課題。鈴鹿のスピードのある攻撃陣にDFの背後を狙われないようにしたい。前回の対戦では1-2で敗れており借りを返すことで残留に近づけたいところだ。
ミネベアミツミFCとHonda FCの対戦は「宮崎県」で開催。目の前での胴上げ阻止へまずは前半を無失点で折り返したいミネベア。相手が序盤から積極的に仕掛けてくることが予想されることからしっかり守りカウンター狙いとなるか?攻撃面では前節2ゴールを決め、前回の対戦でも先制点を決めた髙瀬太聖には注目が集まりそうだ。前回の対戦では3失点で敗れているHondaとしてはセカンドボールをしっかり拾い連続でシュートを放っていきたい。前掛かりに攻めた際の相手のカウンターには警戒したい。特にDFの背後を狙ってくるロングボールには注意したい。同時刻の滋賀が引き分け以下で勝てば2年ぶり11回目の優勝が決まるHonda。勝敗の鍵はセットプレーか?
2025年シーズンも残り2試合。今節はHondaの優勝決定なるか?で注目が集まる中、滋賀と青森の2位以内を目指す戦い、13位から15位までの下位3チームが勝点2差の中で直接対決もある等、話題豊富な第29節だ。
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