

第27回日本フットボールリーグの今季最終節となる第30節が11月23日(日・祝)13時に全8試合が開催される。
※第13節のホーム&アウェイが逆の対戦カード
15日はY.S.C.C.横浜といわてグルージャ盛岡の対戦は「ニッパツ」で開催。J3からの入会チーム同士の対戦。前回は岩手が2度リードするもののYSCCが追いつき3-3の引き分け。今回が決着戦となる。前節は後半に攻撃陣が粘り強さを見せ0-2からの逆転劇を見せ今季の残留を決めたYSCC。今節も相手が後半に失点が多いことから前半はしっかり守り後半の攻撃陣の動きに注目したい。前節は新宿相手に3失点で敗れた岩手。ミスからの失点が目立ち今節はその点が改善できるか気になるところ。またこの試合の注目点として得点ランキングトップを走る岩手の藤本憲明はこのまま逃げ切ることができるか?
FCティアモ枚方とラインメール青森の対戦は「たまりく」で開催。前節は3ゴールを決め快勝の枚方。こちらの注目は得点ランキング2位の枚方の後藤卓磨の存在。直近2試合で5ゴールを決めトップとは2差。逆転の得点王を狙って前半序盤から積極的にシュートを放って行けるか?またチームも勝てば2年連続3位の可能性がありこの点も見逃せない。対する青森は前節で今季の2位以内がなくなり3位死守を目指し最後はアウェイでの戦いに臨む。今節は3人の出場停止がいるなかでどのようなメンバー構成になるか?特にFWベッサの穴は誰が入るか注目したい。前回の対戦は2-2の引き分け。今節も複数ゴールが見られ、そして今回は決着がつくか?
レイラック滋賀と横河武蔵野FCの対戦は「HATOスタ」で開催。前節で2位が確定しJ3入会基準の入場者数をクリアすればJ3との入れ替え戦に望むことになる滋賀。メンバー構成含め入れ替え戦を想定した戦いになるのか気になるところ。前節では浦安市川相手に開始早々で先制したがその後の2失点の守備には立て直しが求められる。今回は相手が序盤からかなり積極的にくることが予想され守備に費やす時間が多くなるかもしれないが組織的にしっかり守りたい。15位の武蔵野は最低でも勝たない限り地域との入れ替え戦に回ることになる。先制点を狙って積極的に仕掛けたいところだが前掛かりに仕掛けた際の相手のカウンターには警戒したい。前回は滋賀が2-0で勝利。武蔵野はアウェイで借りを返し今季の残留を決めるか?
ヴィアティン三重と沖縄SVの対戦は「ラピスタ」で開催。直近8試合負け無しのV三重。その間は複数失点が1度もなく守備が安定しているV三重。今節も堅い守備からの速攻で勝利を掴むか?また前節の武蔵野戦では序盤から積極的にシュートも放っており勝って順位を上げて終えることができるか?沖縄の前線の選手に対してしっかりマークして抑えたい。前回はアウェイで敗れた借りを返せるか?直近4連敗の沖縄。4試合で11失点の守備が課題。連携を確認しミスがないようにしたい。攻撃面では相手の守備が堅いだけに如何にして切り込んでいくか注目したい。ミドルシュートも積極的に放って行けるか?
ヴェルスパ大分とアトレチコ鈴鹿の対戦は「クラサA」で開催。前節は4試合ぶりの勝利となったV大分。数位的優位もあったが3ゴールを決めた攻撃陣には今節も期待がかかる。積極的に相手陣内に入ってチャンスを掴みたい。今回もサイドからの攻撃をゴールに結びつけることができるか?相手の前線の選手にスピードがあるだけに前掛かりに攻めた際のカウンターには警戒したい。前節は2点リードから終盤の連続3失点で逆転負けの鈴鹿。今節は得失点差を考えると引き分けでもJFL残留の可能性が高いが相手の前線の選手の能力が高いだけに前節のように中央を崩されないようにしたい。サイドからの積極的に仕掛けセットプレーはものにしたいところだ。
Honda FCとブリオベッカ浦安・市川の対戦は「都田」で開催。前節で優勝を決め今節で優秀の美を飾りたいHonda。直近は守備を固める相手に2試合連続1-0の勝利。今節も相手の守備が堅いだけにチャンスを作っても最後の突破が難しいかもしれないがセカンドボールを確実に拾って多くのシュートを放っていきたい。浦安市川は勝って3位なるか?その為にも積極的にゴールを狙って行きたいところだが今回は守備に費やす時間が多くなるためカウンター狙いに徹するか?前節2ゴールを決めた栗田詩音には注目が集まりそうだ。前回の対戦はスコアレスの引き分け。今回は決着がつくか?
FCマルヤス岡崎とミネベアミツミFCの対戦は「マルヤス龍北」で開催。2試合連続引き分けで直近6試合勝利のないマルヤス。最後は勝利で終えるためには相手の序盤の猛攻をしっかり抑えたい。特に守備の背後を狙ってくる相手のロングボールには警戒したい。攻撃面ではゴールに絡む事が多い原耕太郎の動きに注目したい。前節で8人の退部を発表したミネベアは今節彼らが中心となるか?得意の堅守速攻で昨年を上回る成績となったが最後は勝って終わるためには得意とするセットプレーのチャンスを多く掴みたいところだ。前回の対戦は1-1の引き分け。今回は決着がつくか?先制点が鍵を握りそうだ。
クリアソン新宿と飛鳥FCの対戦は「味フィ西」で開催。前節は岩手相手に3ゴールを決め勝ち国立決戦で敗れた借りを返した新宿。前節2ゴールを決めた中山仁斗には注目が集まる。相手のミスを確実に奪いゴールに結びつけることができるか?後は相手が苦手とするセットプレーのチャンスを多く掴みたい。前節で今季の最下位が確定し入会1年目での地域リーグへの降格が決まった飛鳥。モチベーション的に難しい試合になるが今季最後は東京で存在感を見せることができるか?相手には少ないチャンスをものに出来る選手が前線にいるだけにゴール前でしっかりマークを付けシュートを打たせないようにしたい。最後はスタミナ勝負となるかもしれないこの試合。終了間際にドラマが起こるか?
前節で今季の優勝と2位が確定し、地域との入れ替え戦に回る15位の決定が最終節までもつれ込んだ今季のJFL。独走と思われた得点王争いは2差で最終節を残すのみ。最後にトップに立つのはどちらか?今季を振り返りながら楽しみたい第30節(最終節)だ。
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