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第27回日本フットボールリーグ第15節プレビュー

 第27回日本フットボールリーグ第15節が7月5日(土)に2試合、6日(日)6試合が開催される。

 5日はFCマルヤス岡崎とブリオベッカ浦安・市川の対戦が「マルヤス龍北」で開催。直近2試合連続勝利のないマルヤス。前節はセットプレーとPKによる失点だったことで特に今回はセットプレー対策をしっかりして望みたいところか?攻撃面では直近5試合で2ゴールの攻撃陣の奮起に復帰したい。2試合連続スコアレスドローの浦安市川は守備が安定しているものの得意のサイドからの攻撃がゴールに結びつかない。今節はミドルシュートも積極的に放ってゴールに結びつけたい。直近の内容からするとこの対戦は1点を争う展開となるか?勝敗の鍵はセットプレーかもしれない。

 Honda FCとクリアソン新宿の対戦は「都田」で開催。前節はセットプレーとPKの2ゴールで3試合ぶりの勝利となったHonda。今節は首位追撃に向けてプレーの流れからゴールを決めて後半に向けて勢いをつけたいところ。前半から相手陣内で優位に進める時間が多くなるかもしれないがセカンドボールからの相手のカウンターには警戒したい。前節は6試合ぶりの勝点獲得の新宿。それでも6試合連続ゴールのない攻撃陣の奮起には期待したいところ。今回は前半から相手が前掛かりに攻めてくる事が予想されることから前半はしっかり守り無失点で折り返したい。攻撃面では相手がつないで来ることが予想されるのでパスをカットし速攻に結びつければゴールが近づくかもしれない。

 6日はいわてグルージャ盛岡とFCティアモ枚方の対戦が「純情TF」で開催。前節は虎の子の1点(PK)を守り切っての勝利となった岩手。今節は攻撃陣が好調な枚方相手だけに如何にして守るか注目したい。攻撃面では得点ランキングトップの藤本憲明が更に伸ばして2位との差を広げるか注目が集まりそうだ。前節は再三の相手GKの好セーブがありながらも3ゴールを決め快勝の枚方。今節も前半から二桁のシュートを放ち相手ゴールを脅かすか?守備面では今回の相手は個々の能力が高い攻撃陣が多いだけにしっかりマークをして仕事をさせないようにするかが勝利への鍵となりそうだ。1点を争うというよりは複数のゴールを期待したい試合だ。

 沖縄SVと横河武蔵野FCの対戦は「沖縄市陸」で開催。前節の結果で前半を首位で折り返すことが確定した沖縄。今回は確実に勝点3を確保し2位以下との差を広げたいところ。前半序盤から積極的に仕掛け優位に進めたいところだ。守備面では後半の運動量が落ちたところでの相手のカウンターには警戒したい。現在16位の武蔵野としては前半しっかり守りを固め無失点で折り返せるかが勝利への鍵となる。相手が首位とはいえ後半の守備には課題を残すだけに後半終盤でサイドを使って積極的にしかけて行きたいところだ。今節もクーリングブレイクが予想される中で再開後の数分がゴールにつながる試合になるかもしれない。

 ラインメール青森とレイラック滋賀の対戦は「弘前陸」で開催。首位とはこれ以上離されたくない上位チーム同士の対戦。ゴール数では滋賀が上も失点数では青森がリーグ最少の失点であり滋賀としては前節のように先制されないようにしたいところ。その為にも自陣ではミスから相手にボールを取られないようにしたい。攻撃面ではセットプレーのチャンスを多く得たいところだ。7月は全4試合がホーム試合の青森。その初戦で確実に勝利を掴むためにもまずは前半無失点で折り返したい。攻撃面では前線の選手の個人技に期待したいところだ。一つのミスが決勝点につながる試合になるかもしれない。

 ミネベアミツミFCとY.S.C.C.横浜の対戦は「宮崎県」で開催。直近3試合負けなしもここ2試合は勝ちきれない試合が続くミネベア。今節は複数ゴールを狙って序盤から積極的に仕掛けていきたい。特に相手も序盤から仕掛けてくるだけにボール奪ってからは積極的にカウンターを仕掛けたい。守備面では相手にセットプレーのチャンスを与えないようにしたい。直近8試合勝利のないYSCC。守備面での不安が残る。前半は自陣でのプレーが多くなるかもしれないが相手にはミドルシュートを打たせないようしっかりマークしたい。また相手は守備の背後を狙ってくるボールが多く正確であることからしっかりその対策もして望みたい。

 飛鳥FCとヴェルスパ大分の対戦は「奈良橿原」で開催。前節は最後の粘りで勝点確保した飛鳥。今回も前半から相手に攻められる時間が多くなるかもしれないが、まずはしっかり守って前半を無失点で折り返したい。後半終盤の相手の運動量が落ちてきたところからが仕掛けのタイミングか?選手交代も含め注目したい時間帯だ。V大分は前節優位に攻めながらもゴールに結びつかず黒星。今節はチャンスで確実に決めるためにもセカンドボールは確実に拾い連続してゴールまで詰めることができるか注目したい。ホームでの連勝に向けてセットプレーのチャンスは多く掴みたいところか?

 アトレチコ鈴鹿とヴィアティン三重の対戦は「三交鈴鹿」で開催。前節は得点差以上に完敗といった内容だった鈴鹿。それでもGK出口貴也の多くの好セーブは今節に向けての明るい兆し。スピードと高さのあるV三重攻撃陣相手でも好セーブを見せることができるか?「三浦知良選手 プロ40周年特別記念試合」でもあるこの試合で本人の出場はあるか?前節は2位の青森相手に先制するも逃げ切れず引き分けのV三重。三重県対決とはいえ今回は通常よりはアウェイ感を強く感じそうなこの試合だが前半から積極的に仕掛け今節も先制したいところ。守備面では鈴鹿のサイドからの仕掛けを如何にして抑えるかが重要となる。この試合ではセカンドボールを多く取る方が勝利への近道になる試合かもしれない。

 3月8日に開幕した今季も今節で前半戦が終了。今節からナイター開催も増えるとはいえ猛暑も予想される中で後半戦に向けて弾みをつけるのはどのチームか?前半戦を終えての順位が気になる第15節だ。