第27回日本フットボールリーグ第22節が9月20日(土)に3試合、21日(日)に5試合が開催される。
※第5節のホーム&アウェイが逆の対戦カード
20日はFCマルヤス岡崎とヴィアティン三重の対戦が「マルヤス龍北」で開催。前節では連勝が止まったものの無失点で抑え、ゴールはなかったものの前半から相手陣内で積極的に仕掛け好調を維持するマルヤス。更なる上を目指し今節も安定した守備から積極的なシュートで先制し優位に進めることができるか?V三重の高さのある攻撃とスピードのあるFWには警戒したい。前節は首位の滋賀相手に完封負けとなったV三重。守備は安定して入るものの攻撃陣が不発。攻撃陣の奮起に期待したいところだ。前回の対戦ではマルヤスが2-0で勝利。V三重としては借りを返せるか?今回の勝敗の鍵はセットプレーか?
ミネベアミツミFCと横河武蔵野FCの対戦は「都農」で開催。直近は複数失点で連敗。調子を上げてきた攻撃陣も2試合連続ゴールなしのミネベア。「都農」でのホーム開催3連戦の最後を締めくくるためにも今節は前半から積極的に仕掛け先制したいところだ。守備面では相手のサイド攻撃やカウンターには警戒したい。調子を上げてきた武蔵野だったが前節は枚方相手に4失点で黒星。特に後半終盤は相手のスピードとフィジカルの強さが目立ち守備が崩壊。この点をどこまで修正して臨めるか注目したい。前節は共に0-4で敗戦のチーム同士の対戦。勝敗の鍵は両チームのGKが握っているかもしれない。
Honda FCとレイラック滋賀の対戦は「都田」で開催。今節最大の首位決戦となるこの試合。Hondaとしても勝てば首位に浮上するだけに前半から積極的に仕掛けて行くだろう。但し立ち上がりに不安も残すだけに序盤は相手のFW陣をしっかりマークして仕事をさせないようにしたい。首位の滋賀としては前回の対戦では2-0で敗れており今回はリベンジの場となる。次のステージに進む為にはこの壁を乗り越えなければならない。今節は守備に回る時間が多くなるかもしれないが4試合で1失点の安定した守備から速いカウンターでゴールを狙いたいところか?勝敗の鍵は前線の突破力のある選手の個人技か?
21日はいわてグルージャ盛岡とラインメール青森の対戦が「いわスタA」で開催。直近4試合勝利のない岩手。1年でのJ3復帰がかなり難しくなってきたが上位との対決を制し望みをつなげるか?前回の対戦では1-2で敗れておりホームで借りを返したい。但し直近2戦は今まで見られた前半で積極的な攻撃が見られずゴールなし。今節は前線の選手の個人技から先制点を決めることができるか?直近2連勝で優勝争いをキープする青森。2試合連続複数ゴールで攻撃陣に調子が戻ってきた。2試合連続ゴールのベッサには今節も期待がかかる。但し守備面では連携ミス等からの失点もあり今節は攻撃力のある相手だけに守備でのミスは防ぎたいところだ。
飛鳥FCと沖縄SVの対戦は「奈良橿原」で開催。前節は9試合ぶりの黒星で今季2度目の3失点となった飛鳥。安定していた守りが崩されての敗戦で今節までに修正ができるか気になる。今回の相手も前節は4ゴールを決めており守備に費やす時間が増えるかもしれないが前半は無失点で折り返したいところ。沖縄は前節の上位対決で4ゴールを決め勝ち連勝で3位に浮上。攻撃陣の調子が上がり2試合連続の4ゴールで今節も複数ゴールの期待がかかる。但し守備面では相手のカウンターやセットプレーには注意したい。終盤でも運動量の落ちないチーム同士の対戦は最後まで目の離せない展開となりそうだ。
アトレチコ鈴鹿とブリオベッカ浦安・市川の対戦「三交鈴鹿」で開催。前節は6試合ぶりの勝点確保も今節も終盤での失点となった鈴鹿。今節も選手交代のタイミングも含め後半終盤での守備が課題となるか?攻撃面では相手の守備が堅いだけに前線の選手のスピードのある個人技に期待したいところか?前節は今季最多の4ゴールを決め再び上位追撃へ期待がかかる浦安市川。安定した守備に加え攻撃面では相手陣内で積極的に仕掛け先制して優位に進めたいところだ。前回の対戦は1-1の引き分け。今節は決着がつくか?両チームによるサイドの仕掛けは見所がありそうだ。
クリアソン新宿とFCティアモ枚方の対戦は「味フィ西」で開催。前節はあと一歩のところで勝利を逃した感のある新宿。今節は攻撃力のある枚方相手に如何にして守るか注目したい。攻撃面では前節のように途中交代で入る選手が鍵を握るかもしれない。自陣で守備に回る時間が多くなるかもしれないが少しでも多く相手陣内で仕掛ける時間を作りたいところだ。前節は猛暑の中で運動量が落ちず4ゴールを決め快勝の枚方。今節も現在7ゴールを決めている3人(平山駿、後藤卓磨、若谷拓海)には注目が集まりそうだ。前回の対戦では1-0で勝っており、今節は複数ゴールを決め勝利を掴めるか?守備面では相手のサイドを使ったカウンターには警戒したい。
Y.S.C.C.横浜とヴェルスパ大分の対戦は「ニッパツ」で開催。4連敗で最下位のYSCC。前節は一度追いつくも最後は相手のFWの個人技の前に決勝ゴールを決められ敗戦。今回の相手の方が攻撃の層は厚く特に前半から積極的に仕掛けてくるだけにまずはしっかり守り前半を無失点で折り返したい。攻撃面では後半相手の運動量が落ちたところで積極的にシュートを放って行きたいところか?前節は上位対決に敗れ6位と7位に勝点で並んだV大分。4試合勝利のない中で悪い流れを打開するのは経験豊富なベテランの力か?前回の対戦では3ゴールを決めて勝っており前半早い段階で先制し優位に進め5試合ぶりの勝利なるか?
まだ残暑が厳しい中で今節の最大の注目は首位決戦となるが、上位2チームを追うチームの状況やJFL残留をかけた対決にも注目が集まりそうな第22節だ。
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