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第27回JFL 第14節「FCティアモ枚方が3-0で快勝!」


第14節 FCティアモ枚方 vs アトレチコ鈴鹿(2025/6/28)より

 第27回日本フットボールリーグ第14節は6月28日(土)に4試合、29日(日)に4試合が開催され、首位の沖縄は勝ち、2位の青森が引き分けで勝点差が4に広がった。枚方は鈴鹿相手に3-0で勝ち第5節以来の無失点勝利となった。今季5度目のベンチ入りとなった鈴鹿の三浦知良の出場はなし。

 28日はFCティアモ枚方とアトレチコ鈴鹿が「たまりく」で対戦。前半は風上の枚方が10本のシュートを放ち17分には左サイドから芝本蓮が右足でFKを直接決め先制すると26分には中央でつないだボールから最後は阿部隼人が右足で決め2点目。その後も追加点を狙って決定的なシュートを放つも鈴鹿のGK出口貴也の好セーブ等もありその後の追加点はなし。鈴鹿は前半2本のシュートでゴールなく前半は枚方が2-0で折り返す。後半は48分に枚方がPKのチャンスを得るが鈴鹿のGK出口貴也止めて追加点ならず。しかし枚方は59分に右CKからゴール前で東出壮太が頭で合わせ相手のクリアボールを後藤卓磨が左足で詰め3点目。鈴鹿は後半チャンスが増えシュート2本を放つが枚方の守備が堅く最後までゴールなく試合終了。枚方が3-0で勝ち今季3度目の無失点勝利。鈴鹿は5試合ぶりの黒星となった。

 レイラック滋賀と沖縄SVは「HATOスタ」で対戦。沖縄は前半2分に自陣からのロングボールに左サイドに抜け出した村田達哉が相手との競り合いからボールを奪い右足で決め先制すると7分には相手陣内でボールをつなぎスルーパスに抜け出した上野瑶介が右足で決め2点目。滋賀も前半はチャンスを作り5本のシュートを放つがゴールなく沖縄が2点リードで折り返す。後半は62分に沖縄が左サイドのスローインからボールをつなぎ右サイドから矢口駿太郎がクロスを入れるとゴール前で上野瑶介が頭で合わせ3点目。しかし後半は12本のシュートを放った滋賀は76分に相手陣内で北條真汰がボールを奪いやや左サイドからドリブルで持ち込みクロスを入れるとファーサイドに走りこんだ白石智之が右足で合わせ1点を返す。そして90+5分に退場者を出し数的不利になるが終了間際の90+7分には北條真汰が左サイドからドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前で三宅海斗が押込み1点差に迫るがあと一歩及ばす試合終了。沖縄が1点差で勝ち連勝で首位をキープ。滋賀は第5節以来の黒星となった。

 ヴィアティン三重とラインメール青森は「ラピスタ」で対戦。前半はV大分が相手陣内で攻める時間が多くシュート6本を放つが決定機に決めきれず。青森はシュート3本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半もV三重が優位に攻める時間が多く8本のシュートを放ち81分には自陣左サイドからのロングボールに追いついた児玉慎太郎がクロスを入れるとゴール前に走りこんだ梁賢柱が左足で決め先制。しかし青森は89分に相手陣内でボールをつなぎ宇髙魁人がクロスを入れるとゴール前ニアサイドで髙木輝之が頭で合わせ同点。その後はV三重が決定的なチャンスを作ったがゴールならずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。V三重は3試合ぶりの勝点、青森は2試合連続の引き分けで首位の沖縄との勝点差が4に広がった

 Honda FCとFCマルヤス岡崎は「都田」で対戦。前半は互いに相手陣内で仕掛けマルヤスはシュート3本を放つがゴールなくシュート4本を放ったHondaは45分に左CKからのボールにゴール前で鈴木雄也が頭で決め先制。前半はHondaが1-0で折り返す。後半はHondaが74分にPKのチャンスを得ると児玉怜音が右足でゴール中央に決め2点目。マルヤスは後半シュート4本を放つがHondaの堅い守りの前に最後までゴールが遠くこのまま試合終了。Hondaが2-0で勝ち3試合ぶりの勝利、マルヤスは3試合ぶりの黒星となった。

 29日はヴェルスパ大分といわてグルージャ盛岡が「日田」で対戦。得点ランキング2位の金崎夢生が不在のV大分だったが優位に攻める時間が多くシュート5本を放つが決定機に決め切れず。岩手は前半シュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半もV大分優位は変わらず6本のCKのチャンスを得て8本のシュートを放つも岩手の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。逆に後半シュート3本の岩手は75分にPKのチャンスを得ると得点ランキングトップに立つ藤本憲明が右足で決め先制。岩手はその虎の子の1点を守り切って勝ち8位に順位を上げる。V大分は今季3敗目で順位を下げ4位になった。

 横河武蔵野FCとブリオベッカ浦安・市川は「武蔵野」で対戦。前半から優位に攻める浦安市川は相手陣内で積極的に仕掛け5本のシュートを放つが決定機に決められず。武蔵野は前半シュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半も浦安市川がシュート数では上回るが前半に比べチャンスが少なく武蔵野の堅い守りの前にゴールならず。武蔵野は後半チャンスが増えCKのチャンスが4本ありシュート2本を放つが浦安市川の守りが堅くゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。武蔵野は2試合ぶりの勝点獲得も2試合連続ゴールなしで順位も16位のままで、浦安市川は2試合連続のスコアレスドローとなった。

 クリアソン新宿とミネベアミツミFCは「味スタAGF」で対戦。前半は互いに相手陣内までボールを運ぶもののシュート数は2本ずつと少なく、新宿は4本のCKのチャンスを得るがゴールには結びつかず前半はスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスも増え新宿がCK4本、シュート4本を放ちミネベアがCK2本、シュート6本を放つが互いの守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。5連敗中の新宿は6試合ぶりの勝点獲得、ミネベアは3試合ぶりにゴールがなく2試合連続の引き分けとなった。

 Y.S.C.C.横浜と飛鳥FCは「ニッパツ」で対戦。YSCCは前半4分にFKのチャンスを得るとやや右サイドから菊谷篤資が左足で振り抜いたボールがゴール左隅に決まり先制。その後もYSCCが優位に攻める時間が多く前半はシュート5本を放つが追加点はなし。飛鳥は前半シュート2本でゴールなく前半はYSCCが1点リードで折り返す。後半はYSCCがCKのチャンスが2本、シュート2本でゴールなし。飛鳥は後半相手陣内で仕掛ける時間が多くなりCKのチャンスも増え決定的なチャンスが増えるがゴールが遠く。そしてこのまま試合終了かと思われた90+11分に飛鳥は右CKからのボールにゴール前で中井崇仁が相手と競り合いながら頭で押し込み1-1の引き分けに持ち込んだ。YSCCは2試合連続の引き分け、飛鳥は2試合連続の勝点獲得となった。

 次節(第15節)は6月28日(土)に4試合、29日(日)に4試合が開催される。