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第27回JFL 第15節「三重県対決は3-3の引き分け!」


第15節 アトレチコ鈴鹿 vs ヴィアティン三重(2025/7/6)より

 第27回日本フットボールリーグ第15節は7月5日(土)に2試合、6日(日)に6試合が開催され、首位の沖縄と2位の青森が共に敗れ、青森に勝った滋賀が2位に浮上、「三浦知良選手 プロ40周年特別記念試合」として開催された三重県対決は4,917人の来場者の中、3-3の引き分けで今季6度目のベンチ入りとなった鈴鹿の三浦知良は今季初先発で前半のみの出場で今季は2度目の出場となり、自身が持つ最年長出場記録を第12節以来となる前回から21日更新の58歳130日とした。

 5日はFCマルヤス岡崎とブリオベッカ浦安・市川が「マルヤス龍北」で対戦。開始早々にマルヤスは加藤隼登が相手ボールをインターセプトしパスを出すと榎本大輝が落ち着いて右足で先制。しかし浦安市川はすぐに左サイドのスローインからボールをつなぎ最後は山崎広大が左足で決め追いつく。44分に浦安市川は山崎広大が右サイドからクロスにゴール前で東駿が左足で決め逆転すると前半終了間際の45+4分にマルヤスは右サイドスローインからボールをつなぎ右サイドからのクロスにゴール前で大川智己が頭で合わせ相手GKのこぼれ球を原耕太郎が右足で詰め追いつき2-2の同点で折り返す。後半はマルヤスが優位な時間が多くシュート4本を放つが浦安市川守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。逆に後半シュート1本の浦安市川は辻椋大が左サイドからドリブルで持ち込みパスを出すと菊地紘平が左サイド角度のない所から右足で決めこれが決勝点となり浦安市川が勝ち4試合ぶりの勝利、マルヤスは連敗となった。

 Honda FCとクリアソン新宿は「都田」で対戦。前半から優位に攻める新宿はCK8本のチャンスを得るがシュート1本でゴールなし。Hondaは相手陣内にボールは運ぶがチャンスが作れずシュートゼロでゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半も中盤までは新宿ペースで進み4本のシュートを放つが決定的なシュートがバーにあたるなど最後までゴールが遠く。終盤はHondaが積極的に仕掛け5本のシュートを放つがこちらも決定的なシュートがバーにあたり新宿GK中島佳太郎の好セーブもありゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 6日はいわてグルージャ盛岡とFCティアモ枚方が「純情TF」で対戦。前半は岩手が優位に攻める時間が多く11分には左CKからのボールにゴール前で山内舟征が左足で決め先制すると44分には岡﨑大志郎が右サイドからドリブルで駆け上がり新玉瑛琉がつないだボールを岡﨑大志郎が左足で決め2点目。枚方は前半5本のシュートを放つがゴールなく前半は岩手が2-0で折り返す。後半は枚方が優位に攻める時間が多く74分には右サイドから宮崎樹がクロスを入れるとゴール前で東出壮太が左足で決め1点を返すと79分には阿部隼人が放ったシュートのポスト返りを平山駿が落ち着いて右足で決め同点。そして85分にはゴール前の連続攻撃から若谷拓海が自ら放ったシュートのこぼれ球を左足で決め逆転。岩手は後半シュート2本でゴールなく試合終了。枚方が逆転で勝ち連勝、岩手は6試合ぶりの黒星となった。

 沖縄SVと横河武蔵野FCは「沖縄市陸」で対戦。前半は武蔵野が相手陣内で攻める時間が多くシュート6本を放つが決定機に決めきれず。沖縄は前半チャンスが少なくシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が62分にハーフウェーライン付近で相手ボールを奪い中央でつないだボールから最後は距離のある位置から中田開人が右足で低く抑えたシュートがゴール右下隅に決まり先制。その後は沖縄優位の展開で進みシュート4本を放つが武蔵野の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った武蔵野が勝ち今季3勝目。沖縄は第2節以来となる今季2敗目となった。

 ラインメール青森とレイラック滋賀は「弘前陸」で対戦。前半から優位に攻める滋賀は26分に右サイドからの縦パスに人見拓哉がシュートを放ちゴール前相手のクリアボールを自ら左足で決め先制。青森は前半シュート3本でゴールなく前半は滋賀が1点リードで折り返す。後半は青森が優位な展開となり相手陣内で仕掛ける時間が多くシュート6本を放つが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。滋賀は後半シュート2本でゴールなく試合終了。虎の子の1点を守り切った滋賀が勝ち青森に代わって2位に浮上。青森はこれでリーグ戦4試合勝利がなく3位に後退。

 ミネベアミツミFCとY.S.C.C.横浜は「宮崎県」で対戦。前半から優位に攻めるミネベアは17分に右サイド直接FKからのボールにゴール前で越野雄太が頭で合わせ相手GKのこぼれ球を大脇瑞城が右足で詰め先制。YSCCもチャンスを作り3本のシュートを放つがゴールなく。前半はミネベアが1-0で折り返す。後半もミネベア優位な展開が多く84分には左サイドからのクロスにゴール前相手のクリアボールを髙木虎之介が頭で決め2点目。86分には左サイドからのクロスにゴール前相手のクリアボールを鳥海翔が頭でつなぎ髙木虎之介が落ち着いて左足で決め3点目。YSCCは後半チャンスが増えシュート4本を放ったがミネベアの守備が堅く最後までゴールなく試合終了。ミネベアが3-0で勝ち3試合ぶりの勝利で9位に順位を上げる。YSCCは3試合ぶりの黒星となった。

 飛鳥FCとヴェルスパ大分は「奈良橿原」で対戦。前半からV大分が相手陣内で仕掛ける時間が6本のシュートを放つが飛鳥の守備が堅くゴールなし。飛鳥もチャンスを作り4本のシュートを放つが決定機に決めきれず前半はスコアレスで折り返す。後半もV大分が実績のあるベテラン攻撃陣を中心に飛鳥陣内で積極的に仕掛けるが飛鳥の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。飛鳥もチャンスを作り後半は3本のシュートを放つがV大分も守備が堅くゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。飛鳥は2試合連続の引き分け、V大分は3試合連続勝利なしとなった。

 アトレチコ鈴鹿とヴィアティン三重は「三交鈴鹿」で対戦。開始早々の2分にV三重は右サイドからボールをつなぎ池田直樹が右足でミドルシュートを放ち先制すると9分には左CKからのボールにゴール前で青戸翔が相手と競り合いながら頭で決め2点目。13分にはPKのチャンスを得るとこれを青戸翔が右足で決め3点目。鈴鹿は21分に左サイドから三好辰典がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとファーサイドに走りこんだ桐蒼太で決め1点を返す。その後は互いにチャンスを作るがゴールなくV三重が2点リードで折り返す。後半は63分に鈴鹿が左サイドスローインからボールをつなぎ福元友哉がクロスを入れるとゴール前に抜け出した田中直基が右足で決め1点差にすると90分にV三重は退場者を出す。数位的優位に立った鈴鹿はPKのチャンスに福元友哉が右足で決め同点。V三重は後半シュート2本でゴールなく試合終了。三重県対決は3-3の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 後半初戦となる次節(第16節)は7月12日(土)に6試合、13日(日)に2試合が開催される。