日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第20回JFL 1st-S第5節「ヴェルスパ大分が連敗脱出、今季初勝利!」


1st-S第5節 ヴェルスパ大分 vs ラインメール青森(2018/4/8) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第5節が4月7日(土)に1試合、4月8日(日)に7試合が開催され、Hondaがソニーと引き分け連勝が止まり、全勝チームがなくなった。そして前節まで3勝で並んでいた2位から6位の5チームの内、2チームが引き分け、2チームが敗れ唯一白星の武蔵野が2位に浮上、4試合連続無失点で3連勝のホンダロックが3位に浮上した。

 7日はHonda FCとソニー仙台FCが「都田」で対戦。前半13分にソニーは右サイドのスローインから中央で繋いだボールを森原慎之佑が決め先制、1点リードで折り返す。後半は64分にソニーが退場者を出すと数位的優位に立つHondaが69分に大町将梧がPKを決め同点。しかしソニーは90分+1分に藤原元輝がドリブルで持ち込み決め再びリードするが終了間際にHondaは左サイドからのクロスボールを富田湧也が合わせひき2-2の引き分けに持ち込んだ。

 8日はFC大阪と東京武蔵野シティFCが「J-G堺メイン」で対戦。前半はFC大阪がシュート数で上回るも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半もシュート数でFC大阪が上回るが武蔵野の守備が堅くチャンスをゴールに結びつけないでいると77分に武蔵野がゴール前相手FPのこぼれ球を内山俊彦が落ちついて決めこれが決勝点となり武蔵野が4連勝。FC大阪は連敗となった。

 FC今治とヴァンラーレ八戸は「夢スタ」で対戦。前半優位に攻める八戸が43分にPKのチャンスを得るとこれを中村太一が決め先制、1点リードで折り返す。後半は73分に今治がゴール前相手のクリアボールを三田尚希が詰め同点にするとその後は互いにチャンスを作るが互いに体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 奈良クラブと流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「ならでん」で対戦。前半はスコアレスで折り返す。後半は61分に奈良が左からのクロスボールにゴール前で横野純貴が合わせ先制、しかし流経大が65分に相手GKのクリアボールを田中正也が頭で決め同点とすると75分には原岡翼がドリブルで持ち込み決めこれが決勝点となり流経大が今季初勝利。奈良は連敗となった。

 ホンダロックSCとヴィアティン三重は「都農」で対戦。前半はロックがシュート数ゼロに対し、三重が優位に攻めるがスコアレスで折り返す。後半は49分にロックはFKのチャンスを得るとを諏訪園良平が直接決め先制。その後も追加点を狙うが決定機に決めきれず、三重は後半シュート数2本と少なくゴールなし。試合はこのまま終了しロックが2戦連続の1-0で勝ち3連勝となった。

 FCマルヤス岡崎とコバルトーレ女川は「名古屋港」で対戦。前半シュートゼロの女川に対し優位に攻めるマルヤスは38分に右サイドからのパスに河本章太郎が合わせ先制、1点リードで折り返す。後半はシュート数で上回る女川が54分に左からのクロスボールを髙橋晃司が頭で決め同点。その後は互いにチャンスに決めきれずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 MIOびわこ滋賀とテゲバジャーロ宮崎は「東近江」で対戦。前半はT宮崎がシュート数で上回るが決めきれず逆に滋賀は26分に馬場悠がPKを決め1点リードで折り返す。後半は滋賀が53分に右CKからのボールを高木和道が頭で合わせ逆転、そしてその後76分にT宮崎は退場者を出すと数位的優位の滋賀は89分に左サイドから繋いだボールを坂本一輝が決め3-0で勝利。

 ヴェルスパ大分とラインメール青森は「大分佐伯」で対戦。前半はシュート数で上回るV大分が24分に右からのクロスボールを相手GKがクリアし、そのボールを塚田翔悟が落ち着いて決め先制、1点リードで折り返す。後半もV大分がシュート数で上回り追加点を狙ったが決定機に決めきれず、青森もチャンスを作るがこの日のV大分は守備が堅くゴールならず。試合はこのまま1-0で終了。開幕から4連敗だったV大分が今季初勝利。青森は今季初黒星となった。

 次節(ファーストステージ 第6節)は、4月14日(土)に1試合、4月15日(日)に7試合が開催される。