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第20回JFL 1st-S第6節「ホンダロックSCが宮崎対決を制し4連勝!」


1st-S第6節 テゲバジャーロ宮崎 vs ホンダロックSC(2018/4/15) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第6節が4月14日(土)に1試合、4月15日(日)に7試合が開催され、上位3チームが全て勝ち順位に変動はなかった。しかし昨年J3ライセンスを取得した3チーム(八戸、今治、奈良)は全て敗れた。

 14日はヴェルスパ大分とコバルトーレ女川が「大銀サA」で対戦。前半14分に女川は右サイドからのクロスボールから相手FPのこぼれ球に野口龍也が詰め先制。シュート数で上回ったV大分だったが決定機に決めきれずこのまま女川リードで折り返す。後半は互いに3本ずつのシュートを放つが決めきれずこのまま試合終了。女川がJFLでの2勝目を飾った。V大分は今季5敗目となった。

 15日はソニー仙台FCとMIOびわこ滋賀が「ユアスタ」で対戦。滋賀は前半12分にゴール前相手GKのクリアボールを馬場悠が詰め先制し1点リードで折り返す。後半はソニーが怒涛の反撃を見せるも滋賀が守りを固めゴールを許さず、しかしこのまま試合終了と思われた間際にソニーは右スローインからゴール前で繋ぎ相手のクリアボールを吉森恭兵が決め1-1の引き分けに持ち込んだ。

 ヴァンラーレ八戸とHonda FCは「ダイスタ」で対戦。前半は15分に相手のオウンゴールで先制、前半終了間際にはゴール前相手FPのこぼれ球を詰め2点リードで折り返す。後半は八戸が49分に縦パスからゴール前でボールを繋ぎ最後は國分将が落ち着いて決め1点を返すがが、その後はチャンスを作るもHondaの安定した守りを崩せずHondaが1点のリード守りを勝利、八戸は2敗目。

 奈良クラブとFCマルヤス岡崎は「ならでん」で対戦。マルヤスは前半9分に右CKからのボールを熊澤圭祐が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半もまずマルヤスが51分に右CKからのボールを岡部拓実が頭で決め2点差。その後は奈良が再三決定機を作るも決めきれず終盤へ。90+2分に奈良は右CKからのボールを横野純貴が頭で決め1点を返すが追いつけず3連敗。マルヤスは今季初勝利。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とFC大阪は「龍ケ崎」で対戦。前半は互いに3本ずつのシュートを放つも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半はFC大阪優位の展開も流経大の堅い守りの前にゴールならず。そして90+1分にFC大阪は南部健造がドリブルで持ち込みシュートがは放ち相手GKがクリアしたボールを川西誠が詰めこれが決勝点となりFC大阪が3試合ぶりの勝利で4位に浮上した。

 東京武蔵野シティFCとFC今治は「武蔵野」で対戦。前半からシュート数で上回る今治だった武蔵野守備陣が体を張った守りでゴールを割らせずスコアレスで折り返す。後半も前半同様の展開となり終盤へ。そして90+2分に武蔵野GKからのボールを今治FPが頭で落とし、そのボールを今治FPがバックパスで戻したところ今治GKの頭上を越えそのままゴールネットへ吸い込まれオウンゴール。これが決勝点となり武蔵野が5連勝で2位をキープ。今治は2試合連続勝利なしで今季2敗目となった。

 ヴィアティン三重とラインメール青森は「東員町」で対戦。前半からシュート数で上回り優位に攻める三重だったが再三の決定機に決めることが出来ずスコアレスで折り返す。後半はほぼ互角の展開で青森も決定的なチャンスを作るが決めきれず。三重も前半ほどのシュート数でないもののチャンスを作るが決めきれずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 テゲバジャーロ宮崎とホンダロックSCは「都農」で対戦。前半はロックが優位に進めるもチャンスに決めきれずスコアレスで折り返す。後半は66分にロックがセットプレーからゴール前に飛び込んだ大山直哉が頭で決め先制、77分にも左からのセットプレーからのこぼれ球を肝付将臣が詰め追加点。しかしT宮崎も終了間際に左スローインからゴール前のこぼれ球を井原伸太郎が決め1点を返したところで試合終了。ロックが1点差で勝ち4連勝で3位をキープ。T宮崎は今季5敗目となった。

 次週は天皇杯予選でリーグ戦は休み。次節(ファーストステージ 第7節)は、4月28日(土)に4試合、29日(日・祝)に4試合が開催される。