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第20回JFL 1st-S第7節「ラインメール青森がホーム開幕戦を勝利で飾る!」


1st-S第7節 ラインメール青森 vs テゲバジャーロ宮崎(2018/4/28) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第7節が4月28日(土)に4試合、4月29日(日・祝)に4試合が開催され、首位対決でHondaが勝利し、2位に浮上したFC大阪との差を勝点4に広げた。

 28日は、コバルトーレ女川とヴィアティン三重が「石巻フ」で対戦。前半シュート数ゼロの女川に対し優位に攻める三重は、11分に寺尾俊祐がドリブルで持ち込みゴール前で繋いだパスを自ら決め先制、1点リードで折り返す。後半は女川が決定機を作るも決めることが出来ず、逆に三重は85分に藤牧祥吾がゴール前の相手のクリアボールに詰めてダメ押しとなる2点目を決め、三重が今季アウェイで初勝利。

 ラインメール青森とテゲバジャーロ宮崎は「青森陸」で対戦。前半序盤はT宮崎が猛攻を仕掛けるも、それを耐えた青森が、20分に自陣からの直接FKのボールを受けた浜田幸織が、ドリブルでゴール前に持ち込み決めて先制し、1点リードで折り返す。後半は互いにチャンスに決められず、特にT宮崎がシュート数で上回りペナルティキックのチャンスも掴むが、青森の守護神である横山卓司がこれを防ぎゴールを許さず、1点のリードを守りきり青森がホーム開幕戦を勝利で飾った。

 ホンダロックSCとソニー仙台FCは「都農」で対戦。前節まで武蔵野と並びリーグ最少の3失点と堅い守備のロックだったが、この日はソニー相手に大量失点。ソニーは藤原元輝が24分、31分に決め2点リードで折り返すと、後半も50分に鈴木翔大、61分に瀬田貴仁が決め、最後は藤原元輝が決めハットトリック達成。計5ゴールを決めたソニーが今季初勝利。ロックは5試合ぶりにゴールなし。

 FCマルヤス岡崎とヴェルスパ大分は「豊田陸」で対戦。前半22分にV大分は左からのクロスボールから相手のこぼれ球を清水大輔が詰め先制し1点リードで折り返す。後半はマルヤスが60分に相手ボールをインターセプトし繋いだボールを、河本章太郎が決め同点に追いつくが、74分にV大分が左サイドのスローインから繋ぎ中西倫也がドリブルから決めこれが決勝点となりV大分が勝ち今季2勝目。

 29日は、Honda FCと東京武蔵野シティFCが「都田」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは4分に大町将梧、6分に佐々木俊輝が決め序盤から2点をリード。武蔵野は13分に石原幸治が決めHondaが2-1で折り返す。後半はHondaの攻撃力が爆発。51分に相手GKのクリアを児玉怜音が頭で決め、53分には大町が左からのパスに合わせ、56分には佐々木の左サイドからのドリブルからのパスに松本和樹が合わせ、終了間際には左CKからのボールに川嶋正之が頭で合わせ後半だけで4点を追加し計6ゴールで快勝。後半の武蔵野は68分に水谷侑暉が決め1点を返すのみ。

 FC大阪と奈良クラブは「金鳥スタ」で対戦。奈良は前半38分に右からのクロスボールに横野純貴が頭で合わせ先制し1点リードで折り返す。後半はFC大阪が15本のシュートを放つも奈良の固い守りの前にゴールならず。しかし88分に川西誠がPKを決め追いつくと90+3分には左CKから相手のクリアボールを繋ぎ最後は岩本知幸が決めこれが決勝点となりFC大阪が2-1で逆転勝利。

 FC今治と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「夢スタ」で対戦。前半は今治が優位に攻め8本のシュートを放つも再三の決定機に決めることが出来ずスコアレスで折り返す。後半は互いに5本ずつのシュート数ながら互いに守りが堅くゴールなし。試合はこのまま終了しスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。今治は今節メンバーの入れ替えやポジションも変更もあり3試合連続で勝利なく6位に後退。

 MIOびわこ滋賀とヴァンラーレ八戸は「東近江」で対戦。前半優位に攻める滋賀は14分に直接FKから相手クリアボールをゴール前で繋ぎ最後は久保賢悟が先制。23分には右CKからのボールに久保が頭で合わせ2点目。八戸も26分にゴール前で繋いだボールを中村太一が決め1点を返し折り返す。後半は八戸優位の展開も再三の決定機に決められずこのまま滋賀が1点のリードを守りきり今季3勝目。八戸は連敗となり首位のHondaとは勝点9差まで広がり8位まで順位を落とした。

 次節(ファーストステージ第8節)は、5月3日(木・祝)に全8試合が開催される。