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第20回JFL 1st-S第10節「FC今治が7ゴールを決め開幕戦以来ホームで勝利! 」


1st-S第10節 FC今治 vs FCマルヤス岡崎(2018/5/20) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第10節が5月19日(土)に1試合、20日(日)に7試合が開催された。首位決戦はHondaが逆転勝ちで首位奪回。

 19日はFC大阪とHonda FCが「金鳥スタ」で対戦。強風の中、開始早々にFC大阪の水野匠弥が決め先制するが、Hondaは27分に右サイドを起点にした攻撃からゴール前でスルーされたボールを古橋達弥が決め、29分には児玉怜音が相手FPのこぼれ球を詰め逆転して折り返す。後半はFC大阪が71分にゴール前の浮き球を川西誠が詰め2-2の同点とするが、76分にHondaの児玉がこの日2点目となるゴールを決め再びリードすると89分にはゴール前で富田湧也のドリブルからのパスを佐々木俊輝が落ち着いて決め、計4ゴールで勝利。敗れたFC大阪は勝点2差の2位へ。

 20日はテゲバジャーロ宮崎とヴィアティン三重が「延岡西階」で対戦。前半2分に三重は坂井将吾がドリブルで持ち込み決め先制するが、16分にT宮崎は左からのパスに藤岡浩介が合わせ1-1で折り返す。後半は三重が81分に北野純也、85分に藤牧祥吾と立て続けに決め再びリード。T宮崎も89分に右サイドのクリアボールを繋ぎ三島勇太が決め1点を返すが追いつけず三重が逃げ切って勝利。

 ラインメール青森と東京武蔵野シティFCは「青森陸」で対戦。青森が前半37分に距離のあるFKを太田徹郎が直接決め先制し折り返す。後半は青森が52分に右サイドから繋いだボールを多木理音が決め追加点。しかし後半シュート数で上回る武蔵野は56分に水谷侑暉が決め1点を返すと66分には左CKからのボールを廣瀬智行が頭で合わせ同点。その後は互いにゴールなく2-2の引き分け。

 ソニー仙台FCとヴェルスパ大分は「めぐみB」で対戦。前半からシュート数で上回るソニーが35分に左サイドからのパスを丹代爽弥が落ち着いて決め先制し1点リードで折り返す。V大分は前後半を通じて10本のシュートを放つもソニーが安定した守りでゴールを割らせず終了間際の90+1分にゴール前相手GKのクリアボールを山﨑一帆が詰めソニーが2-0で勝ち4連勝となった。

 ヴァンラーレ八戸とコバルトーレ女川は「ダイスタ」で対戦。強風の中前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は風上に立つ八戸が再三チャンスを作りシュート数でも大きく上回るが(八戸6本、女川1本)、女川の守備陣が守りを固め相手シュートも体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 FC今治とFCマルヤス岡崎は「夢スタ」で対戦。前半5分に今治は左CKからのボールを中野圭が頭で合わせ先制。マルヤスも14分にPKを決め同点に追いつく。しかし今治はこの後怒涛の攻撃を見せ18分に有間潤が決め再び引き離すと27分に上村岬がFKを直接決め37分と43分に長島滉大が決め5-1で折り返す。マルヤスも後半は5本のシュートを放つもゴールならず。逆に今治は85分に西埜植颯斗、90+2分に小野田将人が決め7-1で勝利。ホームでは開幕戦以来の勝利となった。

 奈良クラブとMIOびわこ滋賀は「ならでん」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半はシュート数で上回る奈良が65分に縦のラインで繋いだボールを最後は新加入の韓承炯(ハン・スンヒョン)が決め先制。滋賀はCK等から再三チャンスを作るが奈良の堅い守りの前にゴールならず。奈良が虎の子の1点を守りきり連勝。滋賀は6試合ぶりの黒星となった。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とホンダロックSCは「龍ケ崎」で対戦。前半シュート数で上回る流経大が39分にFKのチャンスを得るとこれを原岡翼が直接決め先制し1点リードで折り返す。後半も流経大がシュート数で上回るも追加点ならず。ロックもこの日は前半2本、後半1本とシュートも少なくゴール無し。流経大は1点のリードを守り勝ち2勝目、今季ホームで初勝利。ロックは4試合勝利なし。

 次週は天皇杯1回戦開催のためリーグ戦は休み。次節(ファーストステージ 第11節)は、6月2日(土)に全8試合が開催される。