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第20回JFL 1st-S第11節「コバルトーレ女川がJFL入会後ホームで初勝利! 」


1st-S第11節 コバルトーレ女川 vs 東京武蔵野シティFC(2018/6/2) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第11節が6月2日(土)に全8試合が開催された。首位のHondaと2位のFC大阪は共に勝利、八戸が3位に浮上した。

 Honda FCとFC今治は「都田」で対戦。前半は今治がシュート数で上回るもHondaの堅い守りの前にゴールならず。逆にHondaは29分に左サイドで繋ぎゴール前にきたパスを古橋達弥がスルーしそのボールを富田湧也が決めHondaが先制し1-0で折り返す。後半は互いに決定的なチャンスを作るが決めることができずこのまま試合終了。Hondaが1-0で勝ち首位をキープ。

 ラインメール青森と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「青森陸」で対戦。前半は流経大が優位に進め再三チャンスを作るが決めきれずスコアレスで折り返す。後半も流経大がシュート数で上回るも青森の体を張った守りの前にゴールならず。逆に青森は82分に中央でボールを繋ぎ味方のシュートから相手GKのクリアボールを繋ぎ最後は安芸銀治が決めこれが決勝点となり青森が4節ぶりの勝利。

 ホンダロックSCと奈良クラブは「宮崎串間」で対戦。前半からシュート数が互いに少 ない(ロック1本、奈良2本)ながらも奈良が全体的に優位に攻めゴールなくスコアレスで折り返す。後半シュート数は変わらずもロックも再三チャンスを作るがゴールなし。そして79分に奈良はPKのチャンスを得るとこれを金久保彩が決め。これが決勝点となり奈良が3連勝。ロックはこれで5節勝利なし。

 FCマルヤス岡崎とテゲバジャーロ宮崎は「豊橋」で対戦。前半からシュート数で上回るマルヤスが15分に小野雅史がドリブルで持ち込んで先制すると19分には左CKから相手がクリアしたボールを梅村晴貴が詰め、更に前半終了間際に松本祐樹がPKを決め3-0で折り返す。後半もマルヤス優位は変わらず76分には右サイドを起点にした攻撃から梅村晴貴が決め、守ってもT宮崎に決定的なチャンスを作らせず4-0で今季ホーム初勝利。T宮崎はシュート4本でゴールなく3連敗で16位へ。

 ヴィアティン三重とソニー仙台FCは「東員町」で対戦。前半からソニー優位の展開もゴールなくスコアレスで折り返す。後半開始早々にソニーは右サイドからのパスに杉田真彦が合わせ先制すると63分にはゴール前相手のクリアボールを秋元佑太が落ち着いて決め、更に77分には右からの長いパスに杉田が合わせダメ押しの3点目。守っても三重のシュートに体を張った守りでゴール許さず5連勝で4位に浮上。三重は前後半で7本のシュートを放つがゴールなく6試合ぶりの敗戦となった。

 MIOびわこ滋賀とFC大阪は「甲賀」で対戦。前後半でシュート1本ずつの滋賀に対し、全体的にFC大阪が優位に攻める展開。2分に右からのクロスボールに四ヶ浦寛康が頭で合わせ先制。38分には左サイドからゴール前で繋いだボールを江坂巧が決め前半は2点リード。後半も攻撃の手を緩めず61分に右サイドからのクロスボールをゴール前で繋ぎ最後は須ノ又諭が決めると72分にはゴール前相手のクリアボールを南部健造が決め計4ゴールで勝ち2位をキープ。滋賀は今季初の連敗となった。

 ヴェルスパ大分とヴァンラーレ八戸は「大分佐伯」で対戦。前半から攻撃面で優位に攻める八戸だったがV大分の安定した守りの前にゴールならず、互いにスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスを作るが決定打とならず終盤へ。90+1分に八戸はPKのチャンスを得ると谷尾昂也が落ち着いて決めこれが決勝点となり八戸が勝ち3位に浮上した。V大分は2試合連続の完封負けとなった。

 コバルトーレ女川と東京武蔵野シティFCは「角田」で対戦。前半はシュート数で女川0本、武蔵野が1本と少なくスコアレスで折り返す。後半は徐々に互いにチャンスを作り、65分に女川は相手のクリアボールを吉田圭がドリブルで持ち込みゴール前へパス、それを野口龍也が決め先制。その後は武蔵野の攻撃を体を張って守りきり試合終了。女川がJFL入会後ホームで初勝利なった。武蔵野は5位へ。

 次節(ファーストステージ 第12節)は、6月9日(土)に1試合、10日(日)に7試合が開催される。また6月6日(水)は天皇杯の2回戦が開催、JFLから9チームが出場する。