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第20回JFL 2nd-S第3節「ヴェルスパ大分が3ゴールを決め6試合ぶりの勝利!」


2nd-S第3節 ヴェルスパ大分 vs ヴィアティン三重(2018/7/22) より

 第20回日本フットボールリーグ セカンドステージの第3節が7月21日(土)に3試合、22日(日)に5試合が開催された。八戸が引き分け、開幕からの3連勝はHondaとソニーのみとなった。

 21日(土)はホンダロックSCとヴァンラーレ八戸が「延岡西階」で対戦。前半優位に攻める八戸が再三の決定機に決められず、それでも終盤にPKのチャンスを得るがこれをロックのGK鶴崎智貴が止め前半をスコアレスで折り返す。後半はシュート数でロックが上回り決定機的なチャンスを互いにつくるが互いの攻守に阻まれゴール無し。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 MIOびわこ滋賀と東京武蔵野シティFCは「甲賀」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスを作るがシュート数は3本ずつ。80分に滋賀は左サイドを起点に攻め、ゴール前にパス。それを武蔵野の選手がオウンゴールで滋賀が先制。その後は滋賀が安定した守りで武蔵野にゴールを許さず逃げ切って2試合連続の完封勝利。武蔵野は3試合連続無得点。

 Honda FCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「都田」で対戦。前半は互いに決定的なチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半はHondaが9本のシュートを放つなど優位な展開で攻め、61分に左サイドから日高大がドリブルで持ち込みゴール前にパス、それを大町将梧が決め先制。その後追加点はならなかったものの安定した守りで流経大にゴールを許さず3連勝。流経大は5連敗となった。

 22日(日)はラインメール青森とソニー仙台FCが「新青森球」で対戦。前半は1-1で折り返すと後半はソニーが猛攻を仕掛け67分に鈴木翔大が相手GKのこぼれ球を詰め、68分には藤原元輝がドリブルで持ち込んだボールを瀬田貴仁が決め、藤原は70分にゴール前のパス回しから決め、74分には相手GKは弾いたボールを詰め立て続けに2ゴールを決め今季11得点目。ソニーは計5ゴールを決め守っても青森に後半はゴールを許さず3連勝。青森は今季最多失点で敗れ4試合勝利なし。

 コバルトーレ女川とテゲバジャーロ宮崎は「石巻フ」で対戦。前半はほぼ互角の展開も16分にT宮崎は中央後方からのボールを女川の選手がゴール前でクリア。そのボールを三島勇太が詰め先制。T宮崎が1点リードで折り返す。後半シュート数ではT宮崎が上回るも追加点はなし。女川もチャンスを作るがT宮崎の安定した守りの前にゴールならずこのまま試合終了。T宮崎は連勝、女川は3連敗。

 ヴェルスパ大分とヴィアティン三重は「大銀サA」で対戦。前半14分にV大分は井福晃紀がPKを決め先制1点リードで折り返す。後半は三重が73分に左からのクロスボールを平信翔太が頭で決め同点。しかしシュート数で上回るV大分は76分に中央で繋いだボールを中西倫也が落ち着いて決め再びリードし90+1分に右CKからのボールを清水大輔が頭で決め3-1で6試合ぶりの勝利。

 FCマルヤス岡崎とFC大阪は「名古屋港」で対戦。前半は互いにシュート2本ずつも少ないチャンスを生かしたマルヤスが28分に相手のオウンゴールで先制すると30分には相手のミスから盛礼良レオナルドが決め前半を2-0で折り返す。後半はシュート数で勝るマルヤスが50分に左CKからのボールを木島良輔が頭で決めダメ押し。守ってもFC大阪相手に決定的なチャンスを作らせず3-0で5試合ぶりの勝利。FC大阪は今季2度目の無得点試合でセカンドステージ3連敗となった。

 FC今治と奈良クラブは「夢スタ」で対戦。前半4分に今治は金子雄祐がミドルシュートを決め先制、前半だけで12本のシュートを放った今治はその後も追加点を狙って積極的にシュートを放つが決めきれず1-0で折り返す。後半は奈良優位の展開で決定的なチャンスも作るが今治の体を張った守りの前に決定機に決めきれずこのまま試合終了。今治が1点のリードを守りきり勝利。奈良は連敗。

 得点王争いではHondaの大町将梧が12得点、ソニーの藤原元輝が11得点、滋賀の坂本一輝が10得点と3人が2点差以内で混戦状態となった。

 セカンドステージ第4節となる次節は、7月28日(土)に3試合、29日(日)に5試合が開催される。