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第20回JFL 2nd-S第4節「代替開催試合、MIOびわこ滋賀が流経大ドラゴンズ龍ケ崎に勝ち2位に浮上!」


2nd-S第4節 流経大ドラゴンズ龍ケ崎 vs MIOびわこ滋賀(2018/9/30) より

 第20回日本フットボールリーグ セカンドステージの第4節が7月28日(土)に1試合、29日(日)に5試合が開催された。28日に中止になった試合は、8月18日(土)に1試合、9月30日(日)に1試合が開催された。

 28日(土)はソニー仙台FCとコバルトーレ女川が「めぐみA」で対戦。前半18分にソニーは右サイドからのクロスボールを内野裕太が頭で合わせ先制。女川は42分に右サイドでボールを繋ぎゴール前にパス、それを千葉銀次郎が決め1-1の同点で折り返す。後半も優位に攻めるソニーだが終盤までゴールなし。そして90+3分に吉森恭兵が右サイドからドリブルで持ち込み決めこれが決勝点となりソニーが2-1で勝ち4連勝となった。女川は7試合ぶりのゴールもあと一歩及ばす4連敗となった。

 29日(日)はヴァンラーレ八戸とラインメール青森が「ダイスタ」で対戦。前半優位に攻める八戸は6分に新井山祥智が相手ボールをインターセプトし中村太一へパス、それを落ち着いて決め先制、20分には自陣GKから繋いだボールを繋ぎ最後は秋吉泰佑が決め、30分には谷尾昂也が相手FPのボールをインターセプト、それを自らドリブルで持ち込み決め八戸が3点リードで折り返す。後半早々に八戸は直接FKからゴール前で繋ぎ相手FPのこぼれ球を穂積諒が決め4点目。後半は青森がシュート数で上回るも八戸の堅い守りの前に決定機に決めきれず。それでも81分に左サイドからのクロスボールを浜田幸織が決め1点を返すがその後は追加点ならず試合終了。八戸が4-1で勝ち今季の青森県対決を2戦2勝とし3位をキープ、通算でも3位に浮上した。青森は今季2度目の連敗となった。

 奈良クラブとHonda FCは「ならでん」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくシュート2本ずつ。それでも奈良は41分に左サイドの直接FKからのボールを藤井貴之が頭で決め先制、奈良が1点リードで折り返す。後半はHondaが優位に攻め奈良ゴールを脅かすも奈良の守備陣が体を張った守りでゴールを死守。それでもファーストステージで唯一黒星をつけられた相手に連敗は阻止したいHondaは古橋達弥が左サイドからドリブルで中央に持ち込み児玉怜音へパス、その戻りを古橋が決め同点とすると90分には中央距離のあるところから古橋からのパスを受けた原田開が決めこれが決勝点となりHondaが逆転勝利で4連勝。奈良がファーストステージの再現ならず敗れ3連敗となった。

 FCマルヤス岡崎とヴィアティン三重は「名古屋港」で対戦。前半12分に三重は後方からのパスを藤牧祥吾が決め先制、三重が1点リードで折り返す。後半は互いにシュート数は少ないもののチャンスを確実に生かした三重が56分に左CKからボールを野垣内俊が頭で決めると60分には左CKからのボールを藤牧が頭で決め計3ゴールを決め勝利。マルヤスは三重の安定した守りの前に決定機的なチャンスが作れず無得点、セカンドステージでは初ので完封負けとなった。

 テゲバジャーロ宮崎とヴェルスパ大分は「延岡西階」で対戦。前半は互いに5本ずつのシュートを放ち31分にV大分は左サイドからのFKのボールに清水大輔が頭で合わせ先制、1点リードで折り返す。後半は風上に立つT宮崎が56分に左CKからのボールに宮田直樹が頭で合わせ同点とする。その後は攻守の切り替えの速い展開で決定的なチャンスを作るが互いのGKの好セーブもありゴールならず。このまま試合終了。台風の影響で悪天候の中の攻防は1-1で引き分け、勝点1ずつを分け合った。

 FC大阪とFC今治は「J-G堺メイン」で対戦。前半から攻守の切り替えの速い展開で互いに決定的なチャンスを作るが相手の攻守もあり決めきれずスコアレスで折り返す。後半は今治が7本のシュートを放ち決定的なチャンスを作るが決めることが出来ず。FC大阪もCKのチャンスを生かせず2試合連続ゴールなし。結果このまま試合終了となりスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 順延となった代替開催試合である東京武蔵野シティFCとホンダロックSCは8月18日(土)に「味フィ西」で対戦。前半は風上に立つ武蔵野がロック陣内で再三仕掛けるがロックの堅い守りの前に決定的なチャンスを作れず終盤へ。40分にロックは左サイドからのクロスボールをゴール前に上げ相手GKがクリア、そのボールを貫場貴之が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半はロックがシュート数ゼロに対し武蔵野が優位に攻め、79分に鈴木裕也が放ったシュートがバーに当たりその跳ね返りを水谷侑暉が落ち着いて決め同点とすると85分にロングボールから相手FPが頭で後方に返したボールがゴールに吸い込まれ武蔵野が逆転。その後はロックが退場者を出すなど数位的優位もあり1点のリードを守りきり2-1で勝ちセカンドステージ初勝利。ロックは5試合ぶりに敗れた。

 もうひとつの順延試合である流経大ドラゴンズ龍ケ崎とMIOびわこ滋賀の対戦は、9月30日(金)に開催された。前半は流経大がシュート数で上回るもチャンスに決めることができず、逆に滋賀は21分にゴール前浮き球を久保田駿斗が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は滋賀が優位に攻め、58分にGKのロングボールから久保賢悟が決め2点目。69分と72分に坂本一輝が立て続けに決めると76分には関口直人がミドルシュートを決める。守っても流経大の反撃をゼロに抑え今季チーム最多となる計5ゴールを決め勝ち、セカンドステージ2位に浮上した。流経大も前後半で11本のシュートを放ったが滋賀の体を張った守りの前にゴールならず3試合ぶりの完封負けとなった。

 未消化の残り1試合、第セカンドステージ第6節の流経大-青森は10月5日(金)に開催される。

 次節となるセカンドステージ第10節は、10月13日(土)に6試合、14日(日)に2試合が開催される。