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第20回JFL 2nd-S第13節「Honda FCは19連勝ならず、次節でヴァンラーレ八戸とFC今治の4位以内確定なるか?」


2nd-S第13節 Honda FC vs ヴァンラーレ八戸(2018/11/3) より

 第20回日本フットボールリーグ セカンドステージの第13節が11月3日(土・祝)に5試合、4日(日)に3試合が開催された。Hondaと八戸は引き分け、八戸の4位以内確定は次節以降に持越し。4位の今治は武蔵野に勝ち次節で4位確定の可能性も出てきた。FC大阪が3連勝で2位に浮上した。

 3日(土・祝)はHonda FCとヴァンラーレ八戸が「都田」で対戦。勝てば同時刻開催の滋賀-ソニー戦が引き分けの場合、この日で今季4位以内が確定する八戸だったが序盤からHondaが優位に攻めゴール前で守りを固める展開。それでも27分に八戸は國分将が谷尾昂也との壁パスから右足で決め先制、八戸が1点リードで折り返す。後半もHondaが優位に攻め八戸が守りを固める展開で終盤へ。このまま八戸逃げ切りかと思われた90+1分、Hondaは83分に途中交代で入った遠野大弥が豪快なミドルシュートを決め1-1の同点になったがそのまま終了。引き分けで19連勝ならず。

 ラインメール青森とヴィアティン三重は「青森陸」で対戦。前半20分に青森はゴール前相手FPのこぼれ球を浜田幸織が詰め先制し1点リードで折り返す。後半は三重が青森ゴール前で再三チャンスを作るも決定機に決めきれず終盤へ。しかし90+1分に北野純也がPKを決め同点に追いつくと2分後には山田大地が相手FPのこぼれ球を詰め逆転で6試合ぶりの勝利。敗れた青森は4連敗となった。

 FCマルヤス岡崎と奈良クラブは「パロ瑞穂」で対戦。前半はスコアレス。後半は65分に奈良は右からのクロスボールに向慎一が頭で合わせ先制するがマルヤスは82分に右CKからのボールに福ヶ迫知秀が頭で決め同点とする。しかし87分に奈良は左サイドからの直接FKのボールに前田晃一が合わせ再びリード。その後マルヤスは猛攻を仕掛けるも奈良が堅い守りでゴールを許さず逃げ切って勝利。

 MIOびわこ滋賀とソニー仙台FCは「東近江」で対戦。前半17分に滋賀は右サイドからの直接FKのボールに高木和道が頭で決め先制。後半はシュート数で滋賀が上回るも追加点ならず。逆にソニーは51分に山﨑一帆が相手クリアボールを落ち着いて決め同点とすると59分にゴール前で繋いだボールを杉田真彦が決め、62分には藤原元輝が左サイドからドリブルで持ち込んだボールを三浦祐希が頭で決め計3ゴールを決めたソニーが逆転で連勝。滋賀はセカンドステージ初の連敗となった。

 コバルトーレ女川とヴェルスパ大分は「ひとめS」で対戦。前半は女川がシュート数で上回るも決定機に決めきれず逆にV大分が38分に後方のロングボールからゴール前で繋いだボールを井福晃紀が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は開始3分でV大分が相手のオウンゴールで追加点。その後は互いにシュート数も少なくこのままV大分が2点差の勝利。敗れた女川はセカンドステージ未だ勝利なし。

 4日(日)はFC大阪と流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「園部」で対戦。前半からシュート数で上回るFC大阪が9分にゴール前で繋いだボールを南部健造が決め先制、43分には右CKからゴール前相手のこぼれ球を木匠貴大が詰め2点リードで折り返す。後半もはFC大阪が61分に右サイドから繋いだボールを須ノ又諭が決め計3-0で勝利。流経大は後半同じシュート数ながらも決定機に決めれず無得点。

 FC今治と東京武蔵野シティFCは「夢スタ」と対戦。今治は前半21分に直接FKからのボールを太田康介が頭で決め先制1点リードで折り返す。武蔵野もこの試合では10本のシュートを放つも今治守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、逆に今治は69分に左サイドからのFKのボールに飯泉涼矢が頭で決めると終了間際には向井章人がPKを決め3-0で勝ち6連勝で勝点48まで伸ばした。

 ホンダロックSCとテゲバジャーロ宮崎は「都農」で対戦。前半34分にT宮崎は左サイドのFKからゴール前でボールを繋ぎ最後はこぼれ球を澤野康介が決め先制し1点リードで折り返す。後半は開始早々にT宮崎が退場者を出すと数的優位に立つロックは81分に右CKからのボールに大山直哉が頭で決め同点。その後も逆転を狙って猛攻を仕掛けるもT宮崎の守りが堅く1-1の引き分け。

 次節(セカンドステージ 第14節)は、11月10日(土)に2試合、11日(日)に6試合が開催される。


■セカンドステージ第14節でヴァンラーレ八戸が今季の4位以内を確定させる条件
・勝利
  勝点53となり、他のチームの勝敗に関係なく確定
 
・引き分け
  勝点51となり、同日開催のソニー仙台FCが引き分け以下の場合
  ※5位のソニーが最大で勝点50までしかいかないため
 
・敗戦
  勝点50のままで、同日開催のソニー仙台FCが敗れた場合
※5位のソニーが最大で勝点49までしかいかないため

■セカンドステージ第14節でFC今治が今季の4位以内を確定させる条件
・勝利
  勝点51となり、同日開催のソニー仙台FCが引き分け以下の場合
  ※5位のソニーが最大で勝点50までしかいかないため