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第27回JFL 第10節「ミネベアミツミFCが3連勝!」


第10節 ミネベアミツミFC vs 飛鳥FC(2025/6/1)より

 第27回日本フットボールリーグ第10節は5月31日(土)に3試合、6月1日(日)に5試合が開催され、首位の沖縄と2位の青森は共にアウェイで勝ち順位をキープ、ミネベアが3連勝となった。

 5月31日はY.S.C.C.横浜と沖縄SVが「ニッパツ」で対戦。前半23分に沖縄は右サイドからボールをつなぎゴール前でパスを受けた上野瑶介が相手を交わしながら左足で決め先制。28分には自陣からボールをつなぎ有田朱里がやや左サイドからクロスを入れるとゴール前ファーサイドで上野瑶介が相手と競り合いながら頭で決め2点目。YSCCは前半シュート2本でゴールなく前半は沖縄が2点リードで折り返す。後半は59分に雷雨の為中断し再開後は、YSCCが相手陣内で攻める時間が多くなり後半は6本のシュートを放ちネットを揺らすシーンもあったがオフサイドでノーゴールになるなど最後までゴールが遠く。沖縄は後半シュート3本でゴールなく試合終了。沖縄が2点差で勝ち連勝で首位をキープ。YSCCは3試合ぶりの黒星となった。

 Honda FCといわてグルージャ盛岡は「都田」で対戦。前半開始早々の岩手の速攻を防いだHondaが相手陣内で積極的に仕掛けるがチャンスに決められず。逆に岩手は31分に新玉瑛琉が相手ボールをインターセプトしそのままドリブルで持ち込み右足で決め先制。前半終了間際に岩手はPKのチャンスを得るとこれを藤本憲明が右足でゴール左下隅に決め2点目。Hondaは相手を上回る6本のシュートを放つがゴールなく前半は岩手が2点リードで折り返す。後半は62分にHondaがGK楠本祐規のロングボールから前方に抜け出した東廉が右足でループシュートを決め1点を返す。その後も優位に攻めるHondaは86分に草刈龍星がゴール前にクロスを入れ庄司夢ノ介が頭で合わせたボールがポストにあたり跳ね返りを自ら左足で詰め同点。その後も積極的に仕掛けるが逆転ならず。岩手は後半シュート2本でゴールなく終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分けあった。Hondaは今季4度目の引き分け。岩手は7試合ぶりの勝点獲得となった。

 クリアソン新宿とラインメール青森は「味フィ西」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールを運ぶものの互いに決定的なチャンスは少なく新宿が3本、青森が1本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は65分に雷雨の為中断し再開後は青森が66分に自陣からボールをつなぎゴール前でベッサがつないだボールを距離のある位置から朴勇志が右足で豪快なミドルシュートを決め先制。後半シュート数2本の青森に対し7本のシュートを放った新宿だったが青森守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。青森が虎の子の1点を守り切り2位をキープ。新宿は2試合連続ゴールなしで連敗となった。

 6月1日はFCティアモ枚方とレイラック滋賀が「たまりく」で対戦。前半は風上の滋賀が9分に小泉隆斗が左サイドからクロスを入れるとゴール前ファーサイドに飛び込んだ北川柊斗が頭で押し込み先制。滋賀は前半5本のシュートを放つも追加点ならず。枚方が相手を上回る6本のシュートを放つも決定機に決め切れず前半は枚方が1-0で折り返す。後半は枚方が相手陣内で攻める時間が多くシュート4本を放つが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。滋賀は後半シュート3本で追加点なく試合終了。滋賀が虎の子の1点を守り切り連勝で4位に浮上。枚方は連敗となった。

 ヴィアティン三重とブリオベッカ浦安・市川は「四日市」で対戦。風の強い中だったが前半は互いに相手陣内でチャンスを作りV三重が3本、浦安市川が5本のシュートを放つが互いに守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は互いに相手陣内で積極的に仕掛けるが互いにシュートまで持って行けず後半はV三重がシュート2本、浦安市川も2本と少なく最後まで互いにゴールが遠く試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。V三重は2試合ぶりにゴールなしも5試合連続負けなし。浦安市川は今季初の連勝ならず。

 ヴェルスパ大分と横河武蔵野FCは「JLスタ」で対戦。前半から優位に進めるV大分は40分に今村優介からのパスを福満隆貴が右足で放ったミドルシュートがゴール右ポストにあたり跳ね返りがそのままゴールに吸い込まれ先制。V大分は前半6本のシュートを放ったが追加点ならず。武蔵野もチャンスを作るがシュート2本でゴールなく前半はV大分が1-0で折り返す。後半は72分に自陣からのボールをつなぎ金崎夢生がクロスを入れゴール前相手のクリアボールを今村優介が頭で押し込み2点目。82分には自陣カウンターからつないだボールを最後は瓜生昂勢が右足で決め3点目。武蔵野も後半はチャンスを作り3本のシュートを放つが決定機に決め切れず試合終了。V大分が3-0で勝ち3試合ぶりの勝利、武蔵野は2試合ゴールなく今季7敗目となった。

 FCマルヤス岡崎とアトレチコ鈴鹿は「マルヤス龍北」で対戦。風向きが一定しない中で前半はマルヤスが相手陣内で仕掛ける時間がやや多く決定的なシーンもあったが鈴鹿のGK出口貴也の好セーブ等もありゴールならず。鈴鹿も相手陣内でチャンスを作るがシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半も風の影響からか相手陣内に互いにボールを運ぶものの決定的なチャンスは少なく後半のシュート数はマルヤスが2本、鈴鹿は1本のシュートを放つがゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。マルヤスは3試合連続の引き分け、鈴鹿は3試合ぶりの勝点獲得となった。鈴鹿の三浦知良は今季初のベンチ入りも試合出場ならず。

 ミネベアミツミFCと飛鳥FCは「宮崎市」で対戦。強風の中での試合は互いにボールコントロールが難しく互いに相手陣内でチャンスを作りミネベアはシュート2本、飛鳥はシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は風上の飛鳥が相手陣内で攻める時間が多くなるがシュート2本でゴールなし。逆に風下ながら6本のシュートを放ったミネベアが89分に左サイドからのロングボールにゴール前で相手のクリアボールを拾った髙木虎之介が相手を交わしながら左足で決め先制。その後は相手の反撃を抑えて逃げ切って勝ち3連勝。飛鳥は連敗となった。

 次節(第11節)は6月7日(土)に6試合、6月8日(日)に2試合が開催される。