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第27回JFL 第11節「アトレチコ鈴鹿が4試合ぶりの勝利!」


第11節 アトレチコ鈴鹿 vs クリアソン新宿(2025/6/8)より

 第27回日本フットボールリーグ第11節は6月7日(土)に6試合、8日(日)に2試合が開催され、首位の沖縄が引き分け、2位の青森が勝ち青森が首位に浮上。岩手は3-0で勝ち第3節以来の勝利、鈴鹿は新宿との接戦を制し4試合ぶりの勝利となった。

 7日はいわてグルージャ盛岡とFCマルヤス岡崎が「いわスタA」で対戦。前半33分に岩手はカウンターからボールを受けた小林祐希がドリブルで右サイドか駆け上がりクロスを入れゴール前で道本大飛のリターンバスを小林祐希が左足で決め先制。マルヤスは相手の前線からのプレスの前に相手陣内にボールを運べない時間が続く。それでも相手を上回る3本のシュートを放つがゴールなく岩手が1-0で前半を折り返す。後半は岩手が53分にハーフウェーライン付近で相手ボールをインターセプトし弓削翼のスルーパスに抜け出した藤本憲明が相手と競り合いながら右足で決め2点目。57分には道本大飛が左サイドからクロスを入れるとゴール前ニアサイドで藤本憲明が左足で詰め3点目。マルヤスは後半シュート2本でゴールなくこのまま試合終了。岩手が3-0で勝ち第3節以来となる8試合ぶりの勝利となり、マルヤスは5試合ぶりの黒星となった。

 レイラック滋賀とヴィアティン三重は「甲賀」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作り滋賀が4本、V三重が5本のシュートを放つが互いに守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半はゴール前相手のクリアボールを拾った中村健人が左サイドからクロスを入れるとゴール前で宮城雅史が頭で合わせ先制。77分にV三重はPKのチャンスを得るがゴールならず。後半5本のシュートを放った滋賀だったが追加点はならず。V三重は90+7分に右サイドで相手ボールを奪いつないだボールから伊東進之輔がクロスを入れるとゴール前で大竹将吾が頭で合わせ同点。その後は互いにゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。

 ブリオベッカ浦安・市川とミネベアミツミFCは「フクアリ」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作り浦安市川が4本、ミネベアが3本のシュートを放つが互いに決定機に決め切れずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は浦安市川が53分に萩原大河が左サイドからドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前ニアサイドで井上翔太郎が頭で合わせ先制すると61分には相手陣内でつないだボールに最後は峯勇斗が右足でミドルシュートを決め2点目。ミネベアは後半チャンスが増え5本のシュートを放ったが浦安市川の守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず試合終了。浦安市川がホームでは3連勝、3連勝中だったミネベアは4試合ぶりの黒星となった。

 沖縄SVとヴェルスパ大分は「沖縄市陸」で対戦。前後半共にクーリングブレイク実施となった暑さの中で前半13分に沖縄は左サイドでボールをつなぎ最後は川中健太が左足で決め先制。シュート数では沖縄の2本に対し6本のシュートを放ったV大分だったが沖縄の守備が堅くゴールなし。前半は沖縄が1-0で折り返す。後半は61分にV大分が右CKからのボールにゴール前混戦の中から最後は伊藤颯真が右足で押し込み同点に追いつく。後半はV大分が8本のシュートを放ったがその後はゴールなし。沖縄は後半4本のシュートでゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。沖縄は3連勝ならず2位、V大分は4位となった。

 横河武蔵野FCとFCティアモ枚方は「味スタAGF」で対戦。前半30分に枚方は右サイドから芝本蓮がロングボールを入れるとゴール前左サイドで受けた後藤卓磨が角度のない所から左足で決め先制。42分には左サイド直節FKからのボールにゴール前で石井大生が左足で決め2点目。武蔵野は前半シュート数2本でゴールなく前半は枚方が2点リードで折り返す。後半は武蔵野が53分に武蔵野が左サイドでボールをつなぎゴール前の連続攻撃から最後は清水悠斗が右足で決め1点を返すと60分には山﨑舜介の放ったシュートがポストにあたり跳ね返ったボールが相手にあたりゴールに吸い込まれ同点に追いつく。しかし枚方は78分に枚方は相手陣内でつないだボールから新明龍太がシュートし相手GKのこぼれ球を後藤卓磨が右足で詰め再びリード。その後は互いにチャンスを作るがゴールなく試合終了。枚方は3試合ぶりの勝利、武蔵野は連敗となった。

 飛鳥FCとHonda FCは「奈良橿原」で対戦。前半5分に飛鳥は自陣からボールをつなぎ清川流石が右サイドからクロスを入れるとゴール前に走り込んだ小倉貫太が右足で詰め先制。Hondaは45分に右CKからのボールをニアサイドで佐々木俊輝が頭でつなぐと石原央羅が頭で押し込み同点。前半は1-1の同点で折り返す。後半はHondaが70分に右サイドから知花康士朗がクロスを入れるとファーサイドで八戸雄太が頭で合わせ逆転。飛鳥も後半はHondaを上回る5本のシュートを放ったが決定機に決め切れずこのまま試合終了。Hondaが逆転で勝ち2試合ぶりの勝利、飛鳥は3連敗となった。

 8日はラインメール青森とY.S.C.C.横浜が「新青森球」で対戦。前半は青森が相手陣内でプレーする時間が多くシュート3本を放つが決定機に決めきれず。YSCCは前半シュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は青森が59分に相手GKのミスからボールを奪ったルイス・フェルナンドが右足で押込み先制。79分には相手のバックパスをインターセプトした有田見光希が自ら持ち込み右足で決め2点目。90+4分にはゴール前中央でベッサからのパスを受けた平尾泰雅が左足でミドルシュートを決め3点目。YSCCは後半シュート4本を放つが青森の堅い守りの前に最後までゴールが遠くこのまま試合終了。青森が3-0で勝ち連勝で沖縄に代わり首位に浮上した。YSCCは2試合連続ゴールなしで連敗となった。

 アトレチコ鈴鹿とクリアソン新宿は「三交鈴鹿」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作るがシュートは2本ずつと少なく決定的なチャンスも互いのGKの好守もありゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は鈴鹿が73分に相手のリスタートからのボールを奪い桐蒼汰からのスルーパスに抜け出した田中直基が右足で決め先制。その後も優位に攻めた鈴鹿はチャンスを作り後半は3本のシュートを放ったが追加点はなし。新宿は後半チャンスが少なくシュート1本でゴールなく試合終了。鈴鹿が虎の子の1点を守り切り4試合ぶりの勝利、新宿は3連敗となった。

 次節(第12節)は6月14日(土)に2試合、15日(日)に6試合が開催される。