第13節 飛鳥FC vs クリアソン新宿(2025/6/21)より
第27回日本フットボールリーグ第13節は6月21日(土)に3試合、22日(日)に5試合が開催され、首位の青森は引き分け、2位の沖縄が勝ち順位は入れ替わり沖縄が首位に浮上。飛鳥は今季2勝目で最下位脱出。前節今季初出場で今季4度目のベンチ入りとなった鈴鹿の三浦知良の出場はなし。
21日はラインメール青森とFCティアモ枚方が「カクスタ」で対戦。前半は枚方が相手陣内でチャンスを作り4本のシュートを放つが青森の堅い守りの前にゴールならず。逆に青森は44分にゴール前でボールをつなぐと最後は長嶋風太が豪快なミドルシュートを決め先制。青森が1-0で折り返す。後半は62分に枚方が右CKから短いパスでつないだボールを芝本蓮が右足でミドルシュートを決め同点。その後は互いにチャンスを作るが決定的なシュートが放てず終盤へ。86分に青森は宇髙魁人が左サイドをドルブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前ファーサイドで構えていた平尾泰雅が頭で押し込み再びリード。そして終了間際の90+6分に枚方は阿部隼人が左足で放った直節FKからのボールが青森の選手にあたるがそのままゴールに吸い込まれ再び追いつき試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分けあった。首位の青森は2試合連続勝利なく2位に後退。枚方は上位2チーム相手に2試合連続の引き分けとなった。
ミネベアミツミFCとFCマルヤス岡崎は「宮崎県」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作り3本ずつのシュートを放つ。そして42分にミネベアは自陣からつないだボールを木橋朋暉が左足で豪快なミドルシュートを放ちゴール左ポスト返りを髙原大知が頭で押し込み先制。マルヤスは前半ゴールなくミネベアが1-0で折り返す。後半は風上のマルヤスが相手陣内で攻める時間が多くなるがミネベア守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。ミネベアは後半シュート1本でゴールなし。そして終了間際の90+5分にマルヤスはPKのチャンスを得るとこれを林雄飛が左足で決め1-1の引き分けに持ち込んだ。前節勝利チーム同士の対戦だったが共に連勝ならず。
飛鳥FCとクリアソン新宿は「奈良橿原」で対戦。前半は風上の新宿が相手陣内で仕掛ける時間が多くシュート4本を放つも決定機に決め切れず。飛鳥はチャンスが少なくシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は62分に飛鳥は右サイドから大島遼介がロングボールをゴール前に入れると抜け出した甲元大成が左足でボレーシュートを決め先制。飛鳥は後半シュート4本を放つも追加点はなし。終盤は新宿が相手陣内で仕掛ける時間が多くなり決定的なチャンスを作り後半は4本のシュートを放つが飛鳥の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。飛鳥が虎の子の1点を守り切り今季2勝目。新宿は5連敗となった。
22日はアトレチコ鈴鹿とヴェルスパ大分が「AGF鈴鹿」で対戦。前半は風上の鈴鹿がロングボールを入れ相手陣内でチャンスを作るがシュートまで持って行けずゴールなし。風下ながらも全般的にボールを支配しCK5本のチャンスがあったV大分も決定的なシュートは放てずシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は風上のV大分だったが相手陣内で仕掛ける時間が多いものの前半同様にシュートまでは持って行けず78分には退場者を出す。以降は数位的優位に立った鈴鹿が相手陣内で仕掛ける時間が多くなるが決定的なシュートは放てず後半はシュート3本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。鈴鹿は3連勝ならず、V大分も連勝ならず4試合ぶりの無得点となった。
いわてグルージャ盛岡とY.S.C.C.横浜は「いわスタA」で対戦。前半9分に岩手は自陣からつないだボールを最後は濱名真央が左サイドからドリブルで持ち込み右足で決め先制。30分には自陣からのロングボールに濱名真央からのパスを受けた小林祐希が左足でミドルシュートを決め2点目。YSCCは相手陣内で仕掛ける時間はあるもののシュート2本でゴールなし。前半は岩手が2-0で折り返す。後半はYSCCが52分にゴール前での連続シュートから最後は萱沼優聖が右足で詰め1点を返すと58分にはゴール前相手のクリアボールをつなぎ中村大輝が左サイドからドリブルで持ち込み角度のない所から右足で決め同点に追いつく。その後は岩手が相手陣内でボールを奪うと弓削翼のスルーパスに抜け出した藤本憲明が左足で決め再びリード。しかし90分にYSCCは右CKからのボールをゴール前で山内寛史が頭で合わせたボールが相手にあたるもゴールに吸い込まれ再び同点。その後は岩手が決定的なチャンスがあったが決め切れずこのまま試合終了。3-3の引き分けで勝点1ずつを分けあった、岩手は3連勝ならず。YSCCは4試合ぶりの勝点となった。
ブリオベッカ浦安・市川とHonda FCは「柏の葉」で対戦。前半はHondaが相手陣内で仕掛ける時間が多く5本のシュートを放つが浦安市川の守備が堅くゴールなし。浦安市川もチャンスが作るがシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半が互いに相手陣内でチャンスを作り浦安市川が2本のシュートを放つが決定的なチャンスに決め切れずゴールなし。Hondaは相手陣内のゴール前まで運ぶがシュートまで持って行けずゴールなしでこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。浦安市川は2試合連続の引き分け。Hondaは5試合ぶりのゴールなし。
沖縄SVとヴィアティン三重は「沖縄県陸」で対戦。前後半でクーリングブレイク実施の暑さの中、前半は互いに相手陣内でチャンスを作り3本ずつのシュートを放つが互いに守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は67分に右サイドから高塩隼生がドリブルで持ち込み中央にパスを出し有田朱里からのリターンパスを自ら右足で決め先制。V三重は73分に退場者を出すと数位的優位に立った沖縄はチャンスを多く作り後半は7本のシュートを放ったが追加点はなし。V三重は終盤にチャンスを作るが後半はシュート2本でゴールなく試合終了。沖縄が1-0で勝ち3試合ぶりの勝利で首位に返り咲き。V三重は連敗となった。
横河武蔵野FCとレイラック滋賀は「武蔵野」で対戦。前後半は互いに相手陣内で仕掛ける時間が多くセットプレーのチャンスも多くあったがシュート数は武蔵野1本、滋賀がゼロでゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は滋賀が55分に相手陣内でボールをつなぎ宮城雅史がゴール前にクロスを入れるとゴールまで相手DFのクリアボールがゴールに吸い込まれ滋賀が先制。66分には三宅海斗が右サイドからクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ森本ヒマンが頭で押し込み2点目。武蔵野は後半6本のシュートを放つが滋賀の守備が堅く最後までゴールなく終了。滋賀が2点差で勝ち3試合ぶりの勝利、武蔵野は2試合ぶりの黒星で16位に順位を落とした。
次節(第14節)は6月28日(土)に4試合、29日(日)に4試合が開催される。
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