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第27回JFL 第18節「ブリオベッカ浦安・市川が4連勝で6位に浮上!」


第18節 ブリオベッカ浦安・市川 vs FCティアモ枚方(2025/7/26)より

 第27回日本フットボールリーグ第18節は7月26日(土)に2試合、27日(日)に6試合が開催され、第16節で首位に立ち第17節で敗れ4位の滋賀がYSCCに勝ち首位に返り咲く。その他上位ではV大分と青森とHondaが引き分け沖縄は黒星。浦安市川と枚方の好調同士の対戦は終了間際に浦安市川が決勝点を決め1-0で勝ち4連勝で首位とは勝点4差の6位に浮上した。今季9度目のベンチ入りとなった鈴鹿の三浦知良の出場はなし。

 26日はブリオベッカ浦安・市川とFCティアモ枚方が「柏の葉」で対戦。前半序盤は浦安市川が相手陣内で積極的に仕掛け前半は3本のシュートを放つが決定的なシュートが相手GKの正面に行くなどゴールなし。中盤から枚方が相手陣内で仕掛ける時間が多くなり5本のシュートを放つが浦安市川の守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は好守の切替えの速い展開で互いにチャンスが多くなり枚方は5本のシュートを放つが浦安市川の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。浦安市川は後半シュート7本を放ち決定的なシュートが相手GKの好守には阻まれこのまま引き分けかと思われた終了間際の90+4分。右サイドで相手ボールをインターセプトしつないだボールから左サイドで辻椋大がドリブルで持ち込みパスを出し松山碧がクロスを入れると辻椋大が右足で放ったシュートがゴール右下隅に決まり、これが決勝点となり浦安市川が1-0で勝ち4連勝で6位に浮上。枚方は8試合ぶりの黒星となった。

 横河武蔵野FCとクリアソン新宿は「味フィ西」で対戦。前半は武蔵野優位な展開となり相手陣内で仕掛ける時間が多くシュート2本を放つがゴールなし。新宿は前半しっかり守る展開で攻撃面ではシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は新宿が優位に攻める時間が多くなりCKのチャンスは8本、シュート8本を放つが武蔵野守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。武蔵野もCKのチャンスは6本、シュート3本を放つが新宿の守備が堅く最後までゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。武蔵野は勝点1を加え15位のまま、新宿は3試合ぶりの勝点も順位は14位のままで変わらず。

 27日はいわてグルージャ盛岡と飛鳥FCが「いわスタA」で対戦。前半は岩手が優位に攻める時間が多く7本のシュートを放つが飛鳥の守備が堅くゴールなし。飛鳥も3本のシュートを放つが岩手の堅い守りの前にゴールなく。前半はスコアレスで折り返す。後半は岩手が52分に左サイドから濱名真央がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで岡﨑大志郎が頭で合わせ先制。飛鳥は73分に右サイドから小笹響平がクロスを入れゴール前で甲元大成がつないだボールを関知哉が右足でミドルシュートを決め同点。岩手は後半も7本のシュートを放ったが追加点はなくこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。岩手は首位とは勝点9差の8位、飛鳥は15位とは勝点3差の16位。

 沖縄SVとFCマルヤス岡崎は「沖縄県陸」で対戦。前半15分にマルヤスは中央付近で前田央樹がドリブルから左足で放ったミドルシュートがゴール左下隅に決まり先制。マルヤスは前半9本のシュートを放ったが追加点はなし。沖縄は前半シュート4本でゴールなく前半はマルヤスが1点リードで折り返す。後半もマルヤスが優位に攻める時間が多く5本のシュートを放つが決定機に決め切れず追加点はなし。沖縄は相手陣内にボールを運ぶがマルヤスの守備が堅くシュート2本でゴールなく試合終了。1点のリードを守り切ったマルヤスが勝ちアウェイは第7節以来の勝利。沖縄は7月に入り1分け3敗で4位。

 ラインメール青森とHonda FCは「カクスタ」で対戦。前半10分に青森は右サイドでつないだボールから岡健太がクロスを入れるとゴール前に走り込んだベッサが左足で合わせ先制。29分にはPKのチャンスを得るとこれをベッサが右足でゴール右下隅に決め2点目。前半シュート3本の青森に対し4本のシュートを放ったHondaは決定機に決め切れず。前半は青森が2-0で折り返す。後半は77分にHondaが右サイドから鈴木理久がクロスを入れるとゴール前ニアサイドに走り込んだ池松大騎が頭で押し込み1点を返すし、86分にはPKのチャンスを得ると庄司夢ノ介が右足で決め同点。青森は後半シュート3本でゴールなくこのまま試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分けあった。青森は2試合連続の引き分けで3位。Hondaは直近2試合勝利がなく5位。

 レイラック滋賀とY.S.C.C.横浜は「HATOスタ」で対戦。前半は滋賀が相手陣内で積極的に仕掛ける時間が多く決定的なシュートを放つもYSCCのGK畔柳遼河の好セーブもありゴールならず。YSCCは前半シュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は滋賀が4本のシュートを放ち60分に中村健人が前方に浮き球のパスを出すと抜け出した三宅海斗がドリブルから左足で決め先制。74分には右サイドから菊島卓がクロスを入れるとファーサイドに飛び込んだ北條真汰が相手と競り合いながら頭で押し込み2点目。後半はYSCCが相手を上回る7本のシュートを放つが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。滋賀が2-0で勝ち4位から首位に返り咲く。YSCCは今季9敗目で13位。

 ヴィアティン三重とヴェルスパ大分は「ラピスタ」で対戦。前半はV大分が相手陣内で仕掛ける時間が多くCKのチャンスは5本、シュート6本を放つもV三重の守備が堅くゴールなし。V三重は前半CKのチャンスは2本、シュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半もV大分が優位に攻める時間が多く7本のシュートを放つがV三重の守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず。しかしV三重は攻撃面で相手陣内にボールを運ぶもののチャンスは少なくシュート1本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。V大分は首位とは勝点1差の2位へ、V三重は10位に順位を下げた。

 アトレチコ鈴鹿とミネベアミツミFCは「三交鈴鹿」で対戦。ミネベアは開始早々の1分に自陣からのロングボールを前線でつなぎ澁谷雅也が左サイドからクロスを入れるとゴール前ニアサイドで大脇瑞城が左足で合わせ先制。鈴鹿は31分に相手陣内でつないだボールから福元友哉が右足で豪快なミドルシュートを放つとゴール右下隅に決まり同点。その後は互いに相手陣内でチャンスを作るがゴールなく前半は1-1で折り返す。後半は鈴鹿が相手陣内にボールは入れるものの決定的なチャンスを作ることが出来ずシュート2本でゴールなし。ミネベアは後半相手陣内に積極的に長いボールを入れ7本のシュートを放ち1-1の引き分けかと思われた90+5分にGK天本幹士郎からのロングボールに相手のクリアボールを距離のある位置から髙木虎之介が右足で低く抑えたシュートがゴール左下隅に決まりこれが決勝点となりミネベアが勝ち連敗を止める。鈴鹿は7月勝利がなく3連敗となった。

 次節(第19節)は夏季中断明けの8月30日(土)に5試合、31日(日)に3試合が開催される。