第20節 レイラック滋賀 vs FCティアモ枚方(2025/9/6)より
第27回日本フットボールリーグ第20節は9月6日(土)に2試合、7日(日)に6試合が開催され、首位の滋賀が枚方に勝ち3連勝で首位、2位のHondaも勝ち2位で順位は変わらず。15位のYSCCが敗れ、16位の飛鳥が勝ち最下位が入れ替わった。
6日はレイラック滋賀とFCティアモ枚方が「東近江」で対戦。前半26分に滋賀は右CKからのゴールにゴール前ファーサイドで鍋田純志が頭で合わせ先制。前半シュート数では滋賀を上回る6本を放った枚方は33分に右サイド縦のロングボールから抜け出した後藤卓磨が右足を伸ばしループシュートを決め同点。前半は1-1で折り返す。後半は49分に滋賀は中村健人が相手ボールをインターセプトし縦にロングボールを入れややゴール前左サイドに抜け出した人見拓哉がゴール前でクロスを入れるとファーサイドで日野友貴が右足で合わせ再びリード。日野は移籍後初ゴールでJFLでは2023年にJFLで得点王となったミネベアミツミFC所属時の第27節高知ユナイテッドSC戦以来となる。滋賀は90+4分には右サイドで北川柊斗が相手ボールをインターセプトし出したパスに抜け出した菊島卓が落ち着いて右足で決めダメ押しの3点目。枚方は後半シュート1本でゴールなく試合終了。滋賀が3-1で勝ち3連勝で首位をキープ。枚方は今季滋賀相手に2戦2敗となった。
ラインメール青森とクリアソン新宿は「新青森球」で対戦。青森は前半16分に岡健太が左サイドからクロスを入れるとゴール前でベッサが相手を交わしながら右足で決め先制。青森は前半6本のシュートを放つも追加点はなし。新宿は前半4本のシュートを放つが決定機に決めきれず前半は青森が1-0で折り返す。後半は青森が53分に左CKからゴール前相手のクリアボールを拾った田村陸が相手を交わしながら右足で決め2点目。新宿は56分に左サイド直接FKからのボールにゴール前で坂本修佑が頭で落としたボールを中山仁斗が押し込み1点を返すとその後もチャンスを作るが青森の守備が固く追いつくことができず試合終了。青森が2-1で勝ち4試合ぶりの勝利。新宿は2試合連続ゴールも連勝ならず。
7日は沖縄SVとY.S,C.C.横浜が「沖縄県陸」で対戦。前半27分に沖縄は右サイドで高塩隼生がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとファーサイドに待ち構えていた池髙暢希が落ち着いて右足で決め先制すると27分にはカウンターから高塩隼生がドリブルで持ち込みパスを出すと抜け出した上野瑶介が相手GKを交わしながら左足で決め2点目。YSCCは前半シュート1本でゴールなく前半は沖縄が2-0で折り返す。後半は59分に沖縄が自陣で相手ボールを加藤匠人がカットしパスを出すとハーフウェーライン付近から上野瑶介が右足で放ったボールが飛び出した相手GKの頭上を越えゴールに吸い込まれ3点目。86分には相手陣内でボールを奪い安藤阿雄依が右足でミドルシュートを決め4点目。後半YSCCは序盤から積極的に仕掛けチャンスを作るが決定機に決めきれず後半はシュート4本を放ったが最後までゴールが遠くこのまま試合終了。沖縄が4-0で勝ち6試合ぶりの勝利。YSCCは3試合連続ゴールなく3連敗となった。
いわてグルージャ盛岡とHonda FCは「いわスタA」で対戦。前半はHondaがやや優位に攻める時間が多くシュート5本を放つが決定機に決めきれずゴールなし。岩手もチャンスを作り4本のシュート放つがこちらも決定機に決めきれずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半はHondaが56分に右サイドから岩切拳心がクロスを入れ鈴木理久が頭で折り返したボールを斉藤涼優が右足で決め先制すると62分にはゴール前相手のクリアボールを岩切拳心が拾いパスを出すとゴール前に走りこんだ鈴木理久が右足で押し込み2点目。岩手も後半はHondaと同じ6本のシュートを放つがHondaの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。Hondaが2点差で勝ち連勝で2位をキープ、岩手は連敗となった。
ブリオベッカ浦安・市川とヴィアティン三重は「柏の葉」で対戦。前半から攻守の切り替えの早い展開で互いに相手陣内でチャンスを作り3本ずつのシュートを放つが互いに守りが固くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は終盤まで互いにチャンスを作るが決定的なチャンスは少なく79分にV三重は松浦蒼波がハーフウェーライン付近からゴール前にロングボールを入れ相手守備のクリアミスを拾った井口椋介が左足で決め先制。V三重は前半と同じ3本のシュートで追加点はなし。浦安市川も同じ後半も3本のシュートでゴールなく試合終了。V三重が1点を守り切り第9節以来の勝利となり、敗れた浦安市川は第8節以来の黒星となった。
飛鳥FCとミネベアミツミFCは「ロートF」で対戦。前半11分に飛鳥は左CKからのボールにゴール前で大原彰輝が頭で合わせ先制。飛鳥が前半シュート数3本に対しミネベアは7本のシュートを放ったが飛鳥の守備が固くゴールなし。前半は飛鳥が1-0で折り返す。後半もシュート数で上回るミネベアは相手陣内で積極的に仕掛け5本のシュートを放つが飛鳥守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。逆に飛鳥は90分に飛鳥はカウンターから関知哉が出したパスに抜けだした清川流石が相手と競り合いながら左足でダメ押しとなる2点目を決め、その後はミネベアの反撃を抑え試合終了。飛鳥が2-0で勝ち第13節以来の勝利となりYSCCに勝点で並び得失点差で最下位から15位に順位を上げた。ミネベアは3試合ぶりの黒星。
アトレチコ鈴鹿とFCマルヤス岡崎は「三交鈴鹿」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールを運ぶもののシュート数は少なく鈴鹿が1本、マルヤスが2本。それでもマルヤスが前半終了間際の45+2分に右サイドからのクロスにゴール前で相手のクリアボールを加藤隼登が右足でジャンピングボレーシュートを相手ゴール右隅に決め先制。マルヤスが1点リードで折り返す。後半はマルヤスが64分に右サイドのスローインから受けた齋藤雅之が右足でループシュートを決め2点目。鈴鹿は71分に自陣から出たロングボールをつなぎ田中直基がドリブルから左足で決め1点を返す。しかしその後はチャンスが少なくこのまま試合終了。マルヤスが1点差で逃げ切り3連勝。鈴鹿は5連敗となった。
横河武蔵野FCとヴェルスパ大分は「味フィ西」で対戦。前半28分にV大分が右サイドでボールをつなぎ山﨑一帆がクロスを入れるとニアサイドに走りこんだ瓜生昂勢が右足で押し込み先制。45分には右サイドからのクロスにゴール前で相手のクリアボールをファーサイドに走りこんだ村田勉が左足で詰め2点目。武蔵野は前半シュート3本でゴールなく前半はV大分が2点リードで折り返す。後半は武蔵野が76分に武蔵野が右CKからのボールにゴール前で新関成弥が頭で合わせ1点を返すと79分にはゴール前右サイドで相手との競り合いから出たこぼれ球を新関成弥が右足で決め同点。
次節(第21節)は9月13日(土)に7試合、15日(月・祝)に1試合が開催される。
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