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第27回JFL 第21節「Honda FCが3連勝で2位をキープ!」


第21節 Honda FC vs 飛鳥FC(2025/9/13)より

 第27回日本フットボールリーグ第21節は9月13日(土)に7試合、15日(月・祝)に1試合が開催され、首位の滋賀、2位のHondaは共に勝ち順位は変わらず。4位の沖縄は5位のV大分に勝ち3位に浮上した。下位では15位の飛鳥、16位のYSCCが共に敗れた。

 13日は、FCマルヤス岡崎といわてグルージャ盛岡が「マルヤス龍北」で対戦。前半は序盤からマルヤスが相手陣内で積極的に仕掛けゴールを狙うが決定機に決め切れずシュート3本でゴールなし。岩手は前半チャンスが少なくシュートゼロでゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は岩手が相手陣内で仕掛ける時間が多くなりシュート5本を放つが終盤の決定的なチャンスに決めることが出来ず最後までゴールなし。マルヤスも後半チャンスを作るがゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。マルヤスは4連勝ならず、岩手は3試合ぶりの勝点となった。

 ミネベアミツミFCとブリオベッカ浦安・市川は「都農」で対戦。前半28分に浦安市川はPKのチャンスを得ると東駿が右足で決め先制。33分には坂本琉維がゴール前のドリブルから右足で決め②点目。37分にはゴール前で上松瑛がシュートし相手GKのこぼれ球を井上翔太郎が右足で詰め3点目。ミネベアは前半シュート2本でゴールなく前半は浦安市川が3点リードで折り返す。後半も浦安市川が優位に攻め65分には菊地紘平が距離のある位置からドリブルで駆け上がり右足で決め4点目。ミネベアは後半もシュート2本でゴールなく浦安市川が4点差をつけ勝ち3試合ぶりの勝利。ミネベアは連敗となった。

 Y.S.C.C.横浜とラインメール青森は「ニッパツ」で対戦。前半はシュート8本を放ち優位に攻めた青森が22分に左CKからのボールにゴール前で遠藤元一が頭で合わせ先制。YSCCも前半シュート5本を放つが青森の堅い守備の前にゴールならず前半は青森が1点リードで折り返す。後半は52分にYSCCが自陣で新里涼が相手ボールをインターセプトし前線にパスを出すと比嘉虎頼が飛び出した相手GKを交わし無人となったゴールに落ち着いて右足で決め同点。しかし後半もシュート8本を放った青森が76分にゴール前相手のクリアボールに右サイドから長嶋風太がクロスを入れるとゴール前ファーサイドに飛び込んだベッサが頭で押し込み再びリード。その後はYSCCの反撃を抑えた青森が1点差で逃げ切って勝ち連勝。YSCCは4連敗となった。

 ヴィアティン三重とレイラック滋賀は「ラピスタ」で対戦。前半からv三重が相手陣内で積極的に仕掛け6本のシュートを放つが滋賀の守備が堅くゴールなし。滋賀は前半シュート3本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は滋賀のチャンスが増え8本のシュートを放ち50分にはゴール前のパス回しからやや左サイド距離のある位置から人見拓哉が右足で放ったミドルシュートがゴール右上隅に決まり先制。V三重は後半も優位に攻めシュート9本を放つが滋賀のGK櫛引政敏の好守等もあり最後までゴールが遠く試合終了。滋賀が虎の子の1点を守り切って勝ち4連勝で首位をキープ。V三重はは連勝ならず11位で順位は変わらず。

 ヴェルスパ大分と沖縄SVは「クラド」で対戦。V大分は前半19分に左サイドから武沢一翔が左足でゴール前にクロスを入れるがゴール右ポストに跳ね返りゴールに吸い込まれ先制。沖縄は28分に左サイドから池髙暢希がクロスを入れると抜け出した高塩隼生が相手を交わしながら右足で決め同点。しかしV大分は38分にゴール前で今村優介のシュートから相手GKのクリアボールを武沢一翔が右足で決め再びリード。それでも沖縄は前半終了間際に池髙暢希が中央付近でFKを右足でゴール右上に直節決め2-2で前半を折り返す。後半は前半同様にシュート数では上回ったV大分だったが決定機に決め切れず逆に沖縄は62分に有田朱里が右サイドから放ったシュートが相手FPにあたってコースが変わり相手のオウンゴールで逆転すると63分にはV大分が退場者を出し一人少ない状況に。数位的に優位に立った沖縄は74分にゴール前中央付近のパス回しから最後は上野瑶介が右足で決め4点目。その後は互いにゴールなく試合終了。沖縄が逆転で2点差をつけ勝ち連勝で同じ勝ち3位に浮上。V大分は4戦勝利なく首位とは勝点9差、2位とは6差に広がった。

 Honda FCと飛鳥FCは「都田」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは6本のシュートを放つが飛鳥の守備陣が体を張った守りでゴールを阻止。飛鳥は前半シュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はHondaが54分に左サイドからクロスを入れゴール前で鈴木理久が頭で折り返したボールを児玉怜音が右足で詰め先制。71分には斉藤涼優がドリブルで駆け上がりシュートを放ち相手GKがクリアしたハイボールを岩切拳心が頭で押し込み2点目。74分には斉藤涼優が左サイドをドリブルで駆け上がり相手を交わしながら右足で決め3点目。しかし飛鳥は81分に右サイドからクロスを入れるとゴール前ファーサイドで奥田陽琉が頭で合わせ1点を返す。そして90+1分にはゴール前で関知哉のシュートから相手FPのこぼれ球を中井崇仁が左足で詰め1点差に。しかしあと一歩及ばすHondaが3-2で勝ち3連勝とし2位をキープ。飛鳥は第12節以来の黒星となった。

 クリアソン新宿とアトレチコ鈴鹿は「味フィ西」で対戦。前半は鈴鹿が相手陣内で仕掛ける時間が多く6本のシュートを放つが決定機的なシュートがポストにあたるなど決定機に決め切れず。新宿もチャンスを作り4本のシュートを放つがこちらも決定機に決め切れず前半はスコアレスで折り返す。後半は63分に鈴鹿が自陣からのロングボールをゴール前でつなぎ最後は相手のクリアボールに工藤駿が頭でつないだボールを右サイド角度のないところから庄司景翔が右足で決め先制。その後は新宿が優位に攻める時間が多くなり90+2分に中央直節FKからボールをつなぎ左サイド相手のクリアボールを拾った村越健太がクロスを入れるとゴール前の距離のある位置から池谷友喜が左足で決め同点。その後も決定的なチャンスを作ったが逆転ならず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。新宿は第8節以来の複数ゴールとはならず、5連敗中の鈴鹿は6試合ぶりの勝点となった。

 15日は、FCティアモ枚方と横河武蔵野は「たまりく」で対戦。前半から優位に攻める枚方は15分に中央縦パスからつないだボールにやや右サイドから平山駿が体を反転させながら右足でミドルシュートを決め先制。その後も枚方が優位に攻める時間が多く前半は8本のシュートを放ったが決定的なシュートがバーにあたるなど追加点はなし。武蔵野は前半シュート2本でゴールなく前半は枚方が1-0で折り返す。後半は73分に枚方が左サイドでボールをつなぎクロスを入れるとゴール前相手のこぼれ球を若谷拓海が滑り込みながら右足で詰め2点目。83分には林賢吾がやや右サイドで相手との競り合いからボールを奪いパスを出すと抜け出した後藤卓磨が右足で決め3点目。87分には相手陣内でボールを奪い後藤卓磨が右サイドからクロスを入れるとゴール前で東出壮太がシュートし相手GKのこぼれ球を平山駿が右足で詰め4点目。武蔵野もチャンスを作り5本のシュートを放つが枚方の守備が堅くゴールなしで試合終了。枚方が4-0で勝ち順位は6位も勝ち点で5位に並ぶ。武蔵野は5試合ぶりの黒星となった。

 次節(第22節)は9月20日(土)に3試合、21日(日)に5試合が開催される。