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第27回JFL 第22節「首位決戦はHondaが制し首位に浮上!」


第22節 Honda FC vs レイラック滋賀(2025/9/20)より

 第27回日本フットボールリーグ第22節は9月20日(土)に3試合、21日(日)に5試合が開催され、首位の滋賀と2位のHondaの直接対決はHondaが3-0で勝ち、勝点43で並び得失点差で首位に浮上。 3位の沖縄が引き分け、4位の青森が勝ち順位が入れ替わった。

 20日はFCマルヤス岡崎とヴィアティン三重が「マルヤス龍北」で対戦。前半序盤はマルヤスが相手陣内で攻める時間が多く前半は5本のシュートを放つが決定機に決め切れず。V三重も中盤から徐々にチャンスが増え前半は3本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はV三重が相手陣内で攻める時間が多くなり75分にカウンターから松浦蒼波のパスを受けた山田晋平が左サイドからクロスを入れるとゴール前ニアサイドに飛び込んだ金成純が右足アウトサイドで合わせ先制。マルヤスは後半、相手陣内にボールは運ぶがシュートまで持って行けずゴールなく試合終了。V三重が1点のリードを守り切りって勝利。マルヤスは5試合ぶりの黒星となった。

 ミネベアミツミFCと横河武蔵野FCは「都農」で対戦。前半8分にミネベアは右CKからのボールにゴール前で杉田達哉が頭で合わせ先制。11分には自陣からのロングボールに抜け出した杉田達哉が相手と競り合いながら左足で相手GKの頭上を越えるシュートを決め2点目。22分にはカウンターから髙瀬太聖がドリブルで駆け上がり相手GKとの1対1で落ちついて右足で決め3点目。38分には左CKからのボールにゴール前に飛びこんだ長江皓亮が頭で押し込み4点目。武蔵野はCK6本のチャンスはあったがシュート1本でゴールなくミネベアが4-0で前半を折り返す。後半は互いに相手陣内にボールを運ぶがシュートまで持っていけない時間が続き、75分にミネベアは中央の位置からFKのチャンスを得ると木橋朋暉が左足で放ったボールが相手の壁にあたるもそのままゴールに吸い込まれ5点目。武蔵野は90+2分にゴール前相手のクリアボールを上笹貫剣が右足でミドルシュートを決め1点を返すがその後は互いにゴールなく試合終了。ミネベアが5-1で勝ち連敗を止める。武蔵野は連敗。

 Honda FCとレイラック滋賀は「都田」で対戦。前半は序盤から積極的に仕掛けるHondaがチャンスを多く作り10本のシュートを放つが滋賀は守備の人数が多く更に体を張った守りでゴールを許さず。滋賀は相手陣内にボールを運ぶがチャンスは少なくシュートゼロでゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半序盤は滋賀が相手陣内で積極的に仕掛けるが決定的なシュートは放てず。逆にHondaは54分にカウンターから斉藤涼優が前方にロングボールを入れると抜け出した石原央羅が相手と競り合いながら決め先制。78分には左サイドから鈴木雄也がクロスを入れファーサイドで児玉怜音がシュートし相手のこぼれ球を岩切拳心が左足で詰め2点目。その2分後の80分には右サイドでつないだボールから児玉怜音がシュートし相手GKのクリアを斉藤涼優が右足で詰め3点目。滋賀は後半もシュート1本でゴールなく試合終了。Hondaが3-0で勝ち首位決戦を制し首位に立った。滋賀は5試合ぶりの黒星で2位に順位を下げた。

 21日はいわてグルージャ盛岡とラインメール青森が「いわスタA」で対戦。前半16分に青森は左サイドからのクロスに混戦からのこぼれ玉をベッサがシュートし相手のこぼれ球を遠藤元一が右足で詰め先制。岩手は34分に自陣からのロングボールに左サイド前方に抜け出した藤島樹騎也がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前に走り込んだ小林祐希が左足でき決め追いつく。その後も相手陣内で決定的なチャンスを作る岩手だったが青森守備陣の好守に阻まれゴールならず、前半は1-1の同点で折り返す。前半同様に後半も岩手のシュート数が上回るが決定機に決め切れず逆に青森は89分に相手陣内でボールをつなぎ長嶋風太がゴール前に浮き球パスを入れると抜け出した有田光希が左足で決め再びリード。その後は岩手の反撃を抑え1点差で青森が勝ち3連勝で3位に順位を上げる。岩手は中断再開後3敗目となった。

 飛鳥FCと沖縄SVは「奈良橿原」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作るが互いに守備が堅くCKは互いに2回あったが活かせず、そして飛鳥がシュート3本、沖縄はシュート2本と少なくゴールなしで前半はスコアレスで折り返す。後半は沖縄が相手陣内で仕掛ける時間が多くなりCKのチャンスが4回ながらシュートは2本と少なく飛鳥の堅い守りの前にゴールならず。飛鳥は終盤に決定的なチャンスが連続であったが決定機に決め切れず、こちらもシュート2本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。飛鳥は15位で順位は変わらず。沖縄は4位に順位を下げた。

 アトレチコ鈴鹿とブリオベッカ浦安・市川は「三交鈴鹿」で対戦。前半は鈴鹿が相手陣内で仕掛ける時間が多かったが浦安市川の安定した守りの前にシュート3本でゴールなし。浦安市川は相手陣内にボールは運ぶもののシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は浦安市川が相手陣内で攻める時間が多くなり後半は5本のシュートを放つが決定機に決め切れず。鈴鹿は相手陣内にボールは運ぶがシュート1本と少なくゴールなし。そしてこのまま引き分けかと思われた90+4分に浦安市川がPKのチャンスを得るとこれを東駿が落ち着いて右足でゴール左隅に決まり先制。これが決勝点となり浦安市川が勝ち連勝で6位に順位を上げる。敗れた鈴鹿は13位に順位を下げた。

 クリアソン新宿とFCティアモ枚方は「味フィ西」で対戦。前半は互いに相手陣内で積極的に仕掛けシュート数も新宿が7本、枚方が9本放つが互いの守備陣の好守もありスコアレスで折り返す。後半は49分に枚方が右CKからゴール前相手のクリアボールに距離のある位置から宮崎樹が右足で放ったシュートがゴール左隅に決まり先制。しかし新宿は60分にFKのチャンスを得るとこれを島田譲が左足でゴール左隅に決め追いつくと68分には自陣から坂本修佑が縦パスを出すと抜け出した村越健太がドリブルで駆け上がりゴール前でパスを出すとやや右サイドから走り込んだ猪野毛日南太が左足で決め逆転。85分にはカウンターから前方に出たパスを抜け出した齊藤和樹がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前右サイドで猪野毛日南太が左足で落ち着いて決め3点目。枚方は終了間際に細かくパスをつなぎ宮崎樹が右サイドからクロスを入れるとゴール前で後藤卓磨が右足で決め1点差にするがあと一歩及ばず新宿が3-2で勝ち3試合ぶりの勝利で12位に順位を上げる。枚方はアウェイでは直近3連敗となり7位に順位を下げた。

 Y.S.C.C.横浜とヴェルスパ大分は「ニッパツ」で対戦。V大分は前半6分に右サイドのスローインから福満隆貴がクロスを入れるとゴール前で今村優介が相手と競り合いながら頭で押し込み先制。その後も優位に攻めたV大分は前半5本のシュートを放つが追加点はなし。YSCCもチャンスは作るが前半シュート2本でゴールなく前半はV大分が1点リードで折り返す。後半はYSCCが相手陣内で仕掛ける時間が多くなり70分には左CKからのボールにゴール前ファーサイドで萱沼優聖が頭で合わせ相手GKのクリアボールを西山峻太が左足で詰め同点。しかしV大分は90+2分に左サイドからのクロスにゴール前ファーサイドで金崎夢生が頭で折り返し相手GKのこぼれ球を山﨑一帆が右足で詰め再びリード。その後はYSCCの反撃を抑えたV大分が1点差で勝ち5試合ぶりの勝利。YSCCは5連敗となった。

 次節(第23節)は9月27日(土)に5試合、28日(日)に3試合が開催される。