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千葉県(ブリオベッカ浦安・市川)が、国スポ (成年男子)で3位!


第79回国民スポーツ大会 千葉県(2025/10/7)

 第79回国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ) サッカー競技(成年男子)に、JFLからはブリオベッカ浦安・市川が千葉県の単独チームとして出場し3位となった。

 1回戦では東海社会人サッカーリーグ所属チームの選抜で構成される静岡県と対戦。前半はスコアレスで折り返すと後半は56分に千葉県が中央で萩原大河がドリブルから左足でシュートを放ち相手のこぼれ球を富田英寿が右足で詰め先制。64分には中央で清水勇貴がドルブルで持ち込みパスを出すとゴール前で藤山雄生が落ち着いて右足で決め2点目。69分に1点を返されるが1点差で逃げ切って勝ち2回戦進出。

 2回戦では北信越サッカーリーグに所属するJAPANサッカーカレッジを中心として選抜された新潟県と対戦。前半はスコアレスで折り返す。後半は53分に右サイドから東駿がクロスを入れるとゴール前で松山碧が右足で決め先制。その後も優位に進めるが追加点はなし。しかし前半から相手に決定的なチャンスを作らせず1-0で勝ち準決勝に駒を進めた。

 準決勝では九州大学サッカーリーグに所属する鹿屋体育大学の単独チームで構成された鹿児島県と対戦。前半は千葉県が優位に攻めるがシュートは2本と少なくスコアレスで折り返す。後半も鹿児島県がシュート1本でゴールなしに対し、シュート数10本で圧倒的に優位に攻めた千葉県だったが相手の守備陣が体を張った守りでゴールならず0-0のままPK戦へ。鹿児島県が4人目まで全員決めたのに対し、千葉県は2人が決められず試合終了。千葉県は決勝進出ならず3位決定戦に回ることになった。

 最終日となる4日目の3位決定戦は北海道サッカーリーグに所属するBTOP北海道の単独チームで構成された北海道と対戦。前半から優位に攻める千葉県は11分に右サイドから辻椋大がクロスを入れるとゴール前で清水勇貴が頭で合わせ先制すると14分には右サイドからパスをつなぎ最後は栗田詩音が右足で決め2点目。前半は2-0で折り返す。前後半を通じて北海道にもチャンスはあったが千葉県の守備陣が安定した守りで最後までゴールを許さず。後半終了間際の70分には右サイドからのクロスにゴール前で東駿が落ち着いて右足で決め3点目。その後は相手にチャンスを与えず試合終了。千葉県が3-0で勝ち3位入賞となった。


第79回国民スポーツ大会 千葉県 vs 北海道(2025/10/7)より

 優勝は前日に千葉県を破った鹿児島県が大分県(九州サッカーリーグに所属するジェイリースFCの単独チームで構成)に1-0で勝ち優勝。準優勝は大分県となった。
 JFL勢としては2022年の大分県(ヴェルスパ大分の単独チーム)、2023年の高知県(高知ユナイテッドSCの単独チーム)に続き国スポ成年男子の3連覇とはならなかった。