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第27回JFL 第24節「いわてグルージャ盛岡が7試合ぶりの勝利!」


第24節 いわてグルージャ盛岡 vs 横河武蔵野FC(2025/10/12)より

 第27回日本フットボールリーグ第24節は10月11日(土)に3試合、12日(日)に3試合、13日(月・祝)に2試合が開催され、首位のHondaが引き分け、2位の青森が敗れ、3位の滋賀が勝ち滋賀が首位に浮上。岩手は第17節以来となる7試合ぶりの勝利となった。

 11日はHonda FCとFCティアモ枚方が「都田」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは13分に相手のバックパスを石原央羅がゴール前に詰め右足で決め先制。その後もチャンスを作るが追加点はなし。枚方は前半シュート1本でゴールなく前半はHondaが1-0で折り返す。後半も優位に攻めるHondaは9本のシュートを放つが再三の決定機に決め切れず追加点はなし。逆に枚方は66分に相手ゴール前でのパス回しから最後は東出壮太がドリブルから右足で決め同点。その後は互いにゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。Hondaは2位に順位を下げた。枚方は3試合ぶりの勝点。

 クリアソン新宿とY.S.C.C.横浜は「味スタAGF」で対戦。前半34分にYSCCは左ショートコーナーからのボールを受けた田原廉登が右足で放ったシュートは相手FPが頭でクリアするもののそのままゴールに吸い込まれ先制。新宿は前半8本のシュートを放つがゴールなく前半はYSCCが1点リードで折り返す。後半は55分に新宿が自陣GKから中央でつないだボールに村越健太がドリブルからクロスを入れるとゴール前に詰めた猪野毛日南太が左足で決め同点とすると76分には左サイドから越健太がドリブルで駆け上がりパスを出し、受けた左サイドから澤井直人がクロスを入れるとゴール前で齊藤和樹が頭で押し込み逆転。しかしYSCCは終了間際の90+2分に左サイドからのクロスに逆サイドで菊谷篤資が頭で折り返したボールをオニエ・オゴチュクウが右足で決め同点。その後は互いにゴールなく試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分けあった。新宿は3連勝ならず、YSCCは2試合連続の勝点確保で14位に順位を上げる。

 飛鳥FCとレイラック滋賀は「奈良橿原」で対戦。前半10分に滋賀は左CKからのボールにゴール前ファーサイドで西山大雅が頭で決め先制すると29分には左CKからのボールに相手のクリアボールを距離のある位置から左足でダイレクトボレーシュートを決め2点目。飛鳥は前半相手の5本のシュートを上回る8本のシュートを放つが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。滋賀が前半2点リードで折り返す。後半は61分に飛鳥が右サイドからクロスを入れ相手のクリアボールをゴール前でつなぎ最後は清川流石が右足で決め1点差にするが、滋賀は79分に白石智之が相手ボールをインターセプトしドリブルで駆け上がり右サイドからクロスを入れると北條真汰が右足でダイレクトボレーシュートを決めダメ押しとなる3点目。飛鳥は後半シュート2本で追加点はなく試合終了。滋賀が2点差で勝ち首位に浮上した。飛鳥は3試合ぶりの黒星で16位のまま順位は変わらず。

 12日はラインメール青森とブリオベッカ浦安・市川が「カクスタ」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作るが青森がシュート2本、浦安市川が1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は63分に浦安市川が右サイドから伊藤純也がクロスを入れゴール前で山崎広大が頭で落としたボールを東駿が体を反転させながら右足で決め先制。その後は青森が相手陣内で攻める時間が多くなり後半はシュート4本を放つが浦安市川の堅い守りの前に決定打を放てずこのまま試合終了。浦安市川が虎の子の1点を守りきり今季11勝目。青森は5試合ぶりの黒星で3位に順位を下げた。

 ミネベアミツミFCとヴィアティン三重は「宮崎市」で対戦。前半29分にV三重はカウンターから山田晋平がドリブルで持ち込み左足で決め先制。V三重はその後もチャンスを作り前半4本のシュートを放つが追加点はなし。前半シュート2本のミネベアは43分に中央でボールをつなぎ最後は髙瀬太聖がドリブルから左足で決め追いつき前半は1-1で折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作り4本ずつのシュートを放つが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。共に2試合連続の引き分けとなった。

 いわてグルージャ盛岡と横河武蔵野FCは「いわスタA」で対戦、前半序盤から優位に攻める岩手は22分にやや左サイド距離のある位置から新玉瑛琉が豪快なミドルシュートを決め先制。その後も追加点を狙い前半は6本のシュートを放ったが決定機に決め切れず追加点はなし。武蔵野も相手陣内にボールを運ぶが決定的なチャンスは少なくシュート2本でゴールなく前半は岩手が1-0で折り返す。後半は53分に岩手が左サイドでボールをつなぎゴール前で相手のこぼれ球を新玉瑛琉がシュートし相手GKのクリアボールを藤島樹騎也が右サイドから右足で決め2点目。83分には左サイドから嫁阪翔太がクロスを入れるとゴール前で藤本憲明が頭で押し込み3点目。武蔵野は後半6本のシュートを放つが相手GKの好セーブもありなかなかゴールが決められず。それでも90+5分にPKのチャンスを得ると鈴木龍之介が右足で決め1点を返したところで試合終了。岩手が3-1で勝ち第17節以来となる7試合ぶりの勝利。武蔵野は5試合勝利がなく15位に順位を下げた。

 13日はアトレチコ鈴鹿と沖縄SVが「AGF鈴鹿」で対戦。前半は鈴鹿が開始早々の2分に堀江貴大がハーフウェーライン付近で相手ボールをインターセプトしドリブルで左サイドを駆け上がりクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ福元友哉が左足で詰め先制。その後は沖縄が相手陣内で攻める時間が多くなりシュート5本を放つが鈴鹿の堅い守りの前にゴールなく前半は鈴鹿が1-0で折り返す。後半は72分に鈴鹿がカウンターから福元友哉がドリブルでゴール前に駆け上がり最後は混戦から出たこぼれ球を日髙慶太が右足で決め2点目。その後は沖縄が相手陣内で積極的に仕掛けるが鈴鹿の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。鈴鹿が2-0で勝ち第12節以来となる12試合ぶりの勝利。沖縄は5試合ぶりの黒星で首位とは勝点差5の4位となった。

 FCマルヤス岡崎とヴェルスパ大分は「マルヤス龍北」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作るがマルヤスがシュート2本、V大分が1本と少なくゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は前田紘基が左サイドから前方にパスを出すと抜け出した山﨑一帆がドリブルで相手を交わしながら左足で決め先制。後半のV大分はシュートはこの1本のみで追加点はなし。その後マルヤスは相手陣内チャンスを作るが後半もシュート2本と少なくゴールなし。虎の子の1点を守り切ったV大分が勝ち順位は5位のまま。ホームでは連敗となったマルヤスは11位に順位を下げた。

 次節(第25節)は10月18日(土)に4試合、19日(日)に4試合が開催される。