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第27回JFL 第25節「三重県対決はヴィアティン三重が1点を守り切って勝利!」


第25節 ヴィアティン三重 vs アトレチコ鈴鹿(2025/10/18)より

 第27回日本フットボールリーグ第25節は10月18日(土)に4試合、19日(日)に4試合が開催され、首位の滋賀と3位の青森の対戦は滋賀が1-0で勝ち首位をキープ。敗れた青森は3位で順位は変わらないが首位とは勝点6差に広がった。2位のHondaは勝ち、2位をキープ。V三重と鈴鹿の三重県対決はV三重が前半早々に決めた虎の子の1点を守りって勝利。今季10度目のベンチ入りとなった鈴鹿の三浦知良は後半終盤の88分から出場し、自身が持つ最年長出場記録を第15節以来となる前回から104日更新の58歳234日とした。

 18日はFCティアモ枚方といわてグルージャ盛岡が「たまりく」で対戦。前半27分に岩手はPKのチャンスを得ると藤本憲明が右足で決め先制。その後は優位に攻める枚方が41分にPKのチャンスを得ると後藤卓磨が右足で決め追いつくと44分には直接FKからゴール前で相手のクリアボールを若谷拓海が左足で詰め逆転。前半は枚方が2-1で折り返す。後半は10本のシュートを放った枚方が63分に若谷拓海が右サイドで相手ボールをインターセプトし平山駿がドリブルからクロスを入れるとゴール前ニアサイドで後藤卓磨が右足で合わせ3点目。66分には若谷拓海が右サイドで相手ボールをインターセプトし平山駿がドリブルからクロスを入れるとゴール前中央で後藤卓磨がワントラップして右足で決め4点目。後藤卓磨はこの試合でハットトリック達成。岩手は後半シュート8本を放つが決定機に決めきれず試合終了。枚方が4-1で勝ち4試合ぶりの勝利。敗れた岩手は1年でのJ3復帰がなくなった。

 クリアソン新宿とHonda FCは「味スタAGF」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは4分に右サイドからのパスを受けた鈴木理久が前方にパスを出すとやや右サイドで抜け出した寺田阿輝彦が落ち着いて右足で決め先制。22分には相手のクリアボールから中央でボールをつなぎ最後はゴール前右サイドで斉藤涼優がパスを出すとゴール前左サイドにいた鈴木理久が右足で詰め2点目。新宿は前半シュート2本でゴールなく前半はHondaが2点リードで折り返す。後半も優位に攻めるHondaだったがシュート4本でゴールなく追加点はなし。新宿はチャンスが少なくシュート1本でゴールなく試合終了。2点差のままHondaが勝ち3試合ぶりの勝利も順位は2位で変わらず。敗れた新宿は5試合ぶりの黒星。

 横河武蔵野FCと沖縄SVは「武蔵野」で対戦。前半から互いに相手陣内にボールを運びチャンスを作り武蔵野がシュート5本、沖縄がシュート4本を放つが互いに守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半も前半同様に互いに相手陣内にボールを運びチャンスを作り互いにシュート3本ずつを放つが互いの守備陣の攻守もあり決定機に決められず。88分に沖縄が退場者を出すと数的優位に立った武蔵野だったがチャンスを生かせず試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。両チームともに前節の黒星から今節は勝点を確保した。

 ヴィアティン三重とアトレチコ鈴鹿は「ラピスタ」で対戦。前半7分にV三重は右CKからのボールにゴール前で伊東進之輔が頭で合わせ先制。V三重は前半4本のシュートを放つも追加点はなし。鈴鹿もチャンスを作り3本のシュートを放つがV三重の守りが堅くゴールなし。前半はV三重が1点リードで折り返す。後半はV三重がチャンスから4本のシュートを放つも鈴鹿の守りが堅く追加点はなし。鈴鹿も後半は4本のシュートを放ち、終盤は相手陣内に積極的にボールを入れ決定機を作ったがV三重の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。V三重が虎の子の1点を守り切って1-0の勝利。敗れた鈴鹿は13位で順位は変わらず。

 19日はY.S.C.C.横浜とミネベアミツミFCが「ニッパツ」で対戦。前半は互いに相手陣内で仕掛けチャンスを作りYSCCが5本、ミネベアが4本のシュートを放つが互いに守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。滋賀は前半4本のシュートを放つが追加点はなし。後半は序盤からYSCCが優位に攻めるが決定機に決めることが出来ず終盤へ。そして89分にYSCCはゴール前で田場ディエゴがドリブルからパスを出し菊谷篤資がつないだボールを比嘉虎頼が右足で決め先制。ミネベアは後半シュートゼロでゴールなく終了。YSCCが接戦を制し3試合負けなし。ミネベアは4試合ぶりの黒星となった。

 レイラック滋賀とラインメール青森は「皇子山」で対戦。前半序盤の青森の猛攻を退けた滋賀は24分に左サイドで相手のクリアボールを拾った秋山駿がクロスを入れゴール前で相手のクリアボールを白石智之が直接右足で決め先制。滋賀は前半4本のシュートを放つが追加点はなし。青森は先制された後はチャンスが少なく前半シュート1本でゴールなく前半は滋賀が1-0で折り返す。後半は序盤は滋賀がチャンスを多く作り後半は5本のシュートを放つが相手GKの攻守もありゴールならず。終盤は青森が積極的に相手陣内にボールをいれシュート8本を放つが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールならずこのまま試合終了。滋賀が虎の子の1点を守り切って勝ち首位をキープ。青森は3位のままで勝点は首位と6差に広がった。

 ブリオベッカ浦安・市川とFCマルヤス岡崎は「ZA市原」で対戦。前半16分に浦安市川は若杉好輝がドリブルでゴール前まで駆け上がり相手との競り合いからのこぼれ球を栗田詩音が直接右足で決め先制。44分には右サイドから東駿がクロスを入れゴール前で藤森隆汰がつないだボールをやや左サイドから山崎広大が右足で決め2点目。マルヤスが前半シュート3本を放つがゴールなく前半は浦安市川が2-0で折り返す。後半は互いにチャンスを作り3本ずつのシュートを放つも互いに守りが堅くゴールなしで試合終了。浦安市川が2-0で勝ち連勝、マルヤスは連敗となった。

 ヴェルスパ大分と飛鳥FCは「クラサA」で対戦。前半13分に飛鳥は左サイドから瓜生紘大が長いクロスを入れるとゴール前ファーサイドにいた大原彰輝が胸でワントラップしてから右足で決め先制。V大分は45+1分に自陣からのロングボールに抜け出した山﨑一帆が相手GKが飛び出した頭上を越えるループシュートを右足で同点。前半は1-1で折り返す。後半は51分にV大分がPKのチャンスを得ると金崎夢生が右足で決め逆転。V大分は後半シュート5本を放つが追加点はなし。飛鳥は相手陣内でチャンスを作りシュート4本を放つがV大分の守備が堅くゴールなく試合終了。V大分が2-1で勝ち連勝、飛鳥は連敗となった。

 本日で25節まで終了。残り5節となり勝点32までのチームは今季の2位以内がなくなった。次節(第26節)は10月25日(土)に5試合、26日(日)に3試合が開催される。