2025年度 ＪＦＬ・地域入れ替え戦 ＶＯＮＤＳ市原ＦＣ(2025/11/30)

　２０２６年からのＪＦＬ参加（新入会又は残留）をかけた２０２５年度 ＪＦＬ・地域入れ替え戦が１１月３０日(日)に「三交鈴鹿」で開催され、第２７回ＪＦＬ第１５位のアトレチコ鈴鹿（以下鈴鹿）と全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2025第２位のＶＯＮＤＳ市原ＦＣ（以下Ｖ市原）が対戦。

　前半序盤は鈴鹿が相手陣内で積極的に仕掛けるがシュートは放てず。前半序盤の鈴鹿の猛攻を耐えたＶ市原は徐々にチャンスが増え、決定的なシュートを放つが鈴鹿の守護神ディエゴ・ワシントンの好セーブもありゴールならず。その後は鈴鹿も決定的なチャンスを作るがＶ市原の守護神今川正樹の好セーブもあり決めきれず。終盤にＶ市原がチャンスを作るが決めきれず、前半は鈴鹿がシュート１本、Ｖ市原がシュート３本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。
　後半序盤は互いにチャンスを作るが決定的なチャンスが少なく６２分から両ベンチが動き出し選手交代を実施。互いに相手陣内に積極的にボールを入れる展開となりゴール前でのチャンスが増えるが、後半のシュートは鈴鹿が３本、Ｖ市原が２本と多くなく決定的なシュートも互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず９０分＋アディショナルタイムではゴールが決まらず０－０で延長戦へ。
　そして延長前半の９８分にＶ市原は大友千裕が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れ吉田和暉がゴール前で頭でつないだールに加藤勇司ベサーナが左足で決め先制。その後は鈴鹿が相手陣内でチャンスを作る時間が多くなりシュート２本を放つもＶ市原の守備が堅くゴールなし。
　延長後半は鈴鹿が積極的に仕掛ける展開で２本のシュートを放つがＶ市原の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。Ｖ市原もカウンターから追加点を狙ったがシュート２本でゴールなし。終了間際にはＶ市原がボールを前線でキープする時間が多くなりこのまま逃げ切って試合終了。虎の子の１点を守り切ったＶ市原が鈴鹿に勝利でＪＦＬ入会成績条件をクリアし１２月４日の理事会の結果を待つ。鈴鹿は2019年にＪＦＬ入会後７年間在籍したが来季からは地域リーグでのプレーとなる。