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第23回JFL 第6節「鈴鹿が高知との接戦を制す!」


第6節 鈴鹿ポイントゲッターズ vs 高知ユナイテッドSC(2021/4/24)より

 第23回JFL第6節が4月24日(土)に3試合、25日(日)に4試合が開催され、勝ったHondaは5勝1分けで首位をキープ。FC大阪といわきのJ百年構想クラブ対決は互いに譲らず引き分け、鈴鹿は高知との接戦を制し3位をキープした。
※ラインメール青森-FCマルヤス岡崎は開催中止となりました。
*試合なし:FCティアモ枚方

 24日は鈴鹿ポイントゲッターズと高知ユナイテッドSCが「AGF鈴鹿」で対戦。序盤は高知が積極的にサイドを使い仕掛けるも決定的なチャンスは作れず。その後徐々に優位に攻める鈴鹿は27分にゴール前でボールを繋ぎ藤沢ネットが体を反転させ左サイドにパスを出すと野口遼太が決め先制し鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は68分に鈴鹿が高知陣内で相手のボールを海口彦太がカットしゴール前にパスを出すとそれを佐藤和馬が決め追加点。高知も後半はチャンスを多く作るようになり84分に右CKからのボールに下堂竜聖が頭で合わせ1点を返すがあと一歩及ばす。鈴鹿が2-1で勝ち3位をキープ。敗れた高知は3試合連続1-2で黒星。

 FC大阪といわきFCは「服部陸」で対戦。前半開始2分にFC大阪は舘野俊祐が自陣左サイドから舘野俊祐が出したロングボールに田中直基が抜け出し相手GKが前に出たところでループシュートを決め先制。その後は互いにチャンスを作るが決定機に決めきれずFC大阪が1点リードで折り返す。後半はシュート数で上回るいわきが61分に右サイドからのクロスボールにゴール前で嵯峨理久が繋いだボールを山下優人が決め同点とするとその後も決定機的なチャンスを作るがFC大阪GK田中大貴の好セーブもありゴールを許さずこのまま試合終了。J百年構想クラブの対決は1-1で勝点1ずつを分け合った。

 東京武蔵野ユナイテッドFCとMIOびわこ滋賀は「武蔵野」で対戦。前半は滋賀がシュート数で上回り優位な時間が多かったが、武蔵野の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、スコアレスで前半を折り返す。後半は武蔵野がシュート数で上回る多くの決定的なチャンスを作るが滋賀も守備が堅く最後までゴールを許さず。滋賀は後半攻撃面ではシュート1本と少なくゴールなし。見せ場は多かった試合だがゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 25日はヴィアティン三重とヴェルスパ大分が「アサスタ」で対戦。前半22分にV大分は村田勉がゴール前にロングボールを入れ中村真人がヘディングで落としたボールを相手FPのクリアボールが相手GKの手尾をすり抜けゴールに吸い込まれオウンゴールとなり先制。36分には右CKからのボールに中村真人が頭で合わせ2点目。V三重は前半シュートが少なくゴールなくV大分が2点リードで折り返す。後半は8本のシュートを放ったV大分が57分に中村真人が相手ボールをインターセプトしゴール前にボールを入れるとそれを薮内健人が落ちついて決め3点目。V三重はV大分の堅い守りの前にシュート3本と少なくゴールなし。V大分が3点差をつけ今季2勝目。V三重は今季3敗目で黒星先行。

 ホンダロックSCと松江シティFCは「宮崎市」で対戦。前半シュート数で上回る松江は右サイドから髙畑智也が放ったミドルシュートが相手GKの手を弾きゴールに吸い込まれ先制。しかしロックは前半アディショナルタイムに永吉広大が左サイドからドリブルで持ち込み中央へパス、それを髙原大知がミドルシュートを決め1-1の同点とし前半を折り返す。後半もシュート数では松江が上回るも決定機に決めきれず、ロックもチャンスを作るが決定的なシュートが放てず、また両チームともCKのチャンスを生かすことができず後半はゴールなく1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 奈良クラブとソニー仙台FCは「奈良橿原」で対戦。前半シュート数で上回るソニーは前半24分に左サイドから藤原元輝がドリブルで駆け上がりゴール前にクロスボールを入れると上野瑶介が合わせ先制。奈良は前半シュート2本でゴールなくソニーが1点リードで折り返す。後半は55分には左サイドからドリブルで駆け上がった藤原元輝から佐々木敦河が繋ぎ、それを藤原元輝が豪快なミドルシュートを決め2点目。89分にはPKのチャンスを得ると藤原元輝が決め3点目。奈良は後半はシュート数では7本でソニーの6本を上回ったがソニーの堅い守りの前にゴールならず、ソニーが3点差で勝ち連勝。奈良は4連敗となった。

 FC刈谷とHonda FCは「刈谷」で対戦。前半は強風の中でボールコントロールが難しい中、刈谷が8本、Hondaが7本のシュートを放つも互いの攻守もありゴールなくスコアレスで折り返す。後半は互いにゴール前まで攻めるも守備陣が体を張ってゴールを許さず終盤へ。79分にHondaは左サイドから岡崎優希がドリブルで切り込みゴール前にパスを出し相手FPのこぼれ球を八戸雄太が詰め先制。その後は互いにゴールなく、アディショナルタイムでは刈谷がセットプレーから決定的なチャンスを作るが決めることができずこのまま試合終了。Hondaが虎の子の1点を守り切り今季5勝目で首位をキープ。刈谷は開幕から6連敗となった。

 次節(第7節)は5月1日(土)に7試合が開催される。
※ラインメール青森-MIOびわこ滋賀は開催中止(後日代替)
*第7節試合なし:ヴィアティン三重